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原発事故及び原発周辺での低線量被ばくによる人体への影響まとめ

原発事故及び原発付近での低線量被ばくによる人体への影響についてまとめました。

更新日: 2011年05月05日

nuclearleakさん

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要約:
一定量まで安全という『しきい値説』(確定的影響説)と、発がんのリスクは線量に比例して直線的に増加するという『直線的リスク説』(確率的影響説)がある。
現在では,低線量被ばくでありながら、ガンの発症率向上や遺伝変異が多数確認がされており、緊急時避難用の目安となるICRP 109でも『人達を守るため最適とされる基準値は1~20ミリSvのあいだのなかでなるべく低いほうを選ぶべきである』という主張がなされている。

(6.1)チェルノブイリへのかけはし『低線量内部被ばくの概念がなぜお医者さんたちにないのかといえば、戦後アメリカ軍が「そのようなことはない」と日本のお医者さんたちに通達したそうです。残念ながら、どの分野にもタブーが存在します。』
『コメント欄に書き込んでいただいたお母さんたちの思いや悲鳴が伝わってきて、胸が痛いです。子供の鼻血、心配ですよね。』
『これからは、絶対に面倒だからと逃げない。後ろを向かないけれど、パニックになってしまうのは、横道にそれていくのと同じ。』
http://j.mp/jIkak3

(2011.3.23)swissinfo『原発事故「最も憂慮すべきは遺伝子変異」』
核戦争防止国際医師会議スイス支部(PSR)の元支部長マルティン・ヴァルター『がんのリスクの増加以上にもっと深刻な問題は遺伝子への影響だ。』
『それも世代を越えた影響だ。最新の研究では、少量の吸収線量でも継代的な影響がありうることが分かっている。』
『チェルノブイリの事故後に解体作業者として入った父親から被曝後に生まれた子どもたちには一定の割合の遺伝子 ( ミニサテライトDNA ) に相当数の変異が見られた。遺伝的な視点で見ると、今回の福島第一原発の事故は深刻なケースだ。』
(低線量被ばくの影響に関してはほとんど議論がされていない状況)
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=29799892

(2008.1)ドイツの連邦放射線防護庁の発表について、南ドイツ新聞記者・医者Werner Barten(ベルナー・バルテン)『なぜ、幼児が原発周辺でガンにかかるのかは誰も理解できない。科学者たちが言うには、これは、周辺住民の公式の放射線許容量の何千分の1のレベルであり、しかも、飛行機に乗ってあびる量よりも又、レントゲン照射の量よりも低く、さらには、地球上の自然界の放射線レベルと比べてもずっと低いのに、なぜ、このような結果になるのかは、ほぼ説明がつかない。』
『この調査結果は原発を止めるに値するインパクトを持っている。と同時に、技術に対する一般的な恐怖感をもっと強くするだろう。』
(『地球上の自然界の放射線レベルと比べてもずっと低い』にもかかわらず、原発周辺地域では白血病発症者が多い。
この原因は現時点では解明されていない。)
http://www.priee.org/modules/pico2/index.php?content_id=12

(2009.9.l5)厚生労働省の「人口動態調査」によると玄海原子力周辺では白血病が全国平均の11倍
『厚生労働省の「人口動態調査」によると、人口10万人に対し全国は6.0人、佐賀県は9.2人、唐津保健所管内は16.3人、玄海町は61.1人と全国より11倍も多いことが判った』
http://blog.goo.ne.jp/kmjcp/e/93b088957884693635f5faf568a9d0ed

(2011.4.5)慶応義塾大学医学部放射線科の近藤誠講師『低線量被ばくの人体への影響について』
『放射線はわずかな線量でも、確率的に健康に影響を与える可能性があります。
低線量被ばくについては、日本を含む世界15カ国で40万人の原子力施設作業員の調査をしたレポートがありますが、これによると、被ばく量が50ミリシーベルト以下でも発がん率は上昇しています。』
http://smc-japan.org/?p=1627

(2005.6.29)米国科学アカデミー「電離放射線による生物学的影響」調査委員会、BEIR-VII
『ある線量以下であれば安全というしきい値はない』
『広島・長崎の被爆者生涯追跡調査では以前から「ある線量以下であれば安全というしきい値は見つからず、発がんのリスクは線量に比例して直線的に増加する」(これを「しきい値なしの直線モデル」という)と報告されていました。』
『調査委員会は、低線量放射線でもDNA等に損傷を与え、最終的にはがんを引き起こす原因になりうるという基礎的データの積み重ねなどを考慮し、「しきい値なしの直線モデル」が最も妥当としています。』
『ネズミその他の動物を使った実験では、放射線によって起きた精子や卵子の突然変異が子孫に伝わるという膨大な量のデータが蓄積されています。』
『通常のX線検査よりも高線量の被ばく(約10mSv)を被ることになり、もし1000 人がCT検査を受けるとその中の1人ががんになる計算になります。』
http://www.nuketext.org/topics3.html

(2005.6.29)British Medical Journal 2005年6月29日号)『低線量電離放射線による発がんリスク:15カ国の原子力施設労働者の調査』
『100mSv被ばくすると白血病を除く全がん死のリスクが9.7%増加し、慢性リンパ性白血病を除く白血病で死亡するリスクは19%増加する。従ってこのコホートの中でがん死した人の1から2%は放射線が原因と考えられる。』
http://www.nuketext.org/topics3.html

(2011.4.29)全米5万人の医療関係者からなる、PSR(社会的責任を果たすための医師団)が『子どもは大人より放射線の影響を受けやすく、このレベルが2年間続けば発がんのリスクは100人に1人となる、このレベルの被ばくは安全とみなすことはまったくできない』と厳しく批判
『子供達への放射線許容量を20ミリシーベルト(20mSv)へと引き上げるのは、法外なことです。なぜなら、20ミリシーベルトは、成人の発がんリスクを500人に1人、さらに子供達の発がんリスクを200人に1人、増加させるからです。』
(PSRは1985年にノーベル平和賞を受賞した権威ある団体です。)
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/05/post-b9bb.html

(2011.5.2)原子力安全委員会は、『20mSvの被ばくによる癌死の確率は1000人に1人』と発表。
ノーベル平和賞を受賞した「核戦争防止国際医師の会」は、『年間20ミリシーベルトは、子供の発がんリスクを200人に1人増加』『このレベルでの被ばくが2年間続く場合、子供へのリスクは100人に1人』
(原子力安全委員会が幼児の発症率について言及していない。
ティルマンラフ医師によると幼児(1歳未満)の発症率は成人の3-4倍なので、成人の発症率についても、「核戦争防止国際医師の会」の発表したものより低く見積もられている。)
http://alcyone.seesaa.net/article/198794379.html

(2011.4.9)放射線とDNA(放射線と健康被害について 前編)
『胃、肺、大腸など血液以外の癌は被曝後数年~数十年から発生率が上がり始め、年齢とともに増加し続ける一方、白血病では、被曝後2~3年で発生率が増加し始め、6~7年でピークとなり、その後減少すると報告されている。』
(2011.4.9)『1986年のチェルノブイリ原発事故で、高濃度に放射能汚染されたベラルーシ共和国ゴメリ州の小児に対する甲状腺ガンの発生頻度を調査したところ、91年以降は世界的平均の100倍以上の発生頻度になっていることが判明している。』
http://kotobukibune.at.webry.info/201104/article_9.html

(2011.4.11)人体の放射線抵抗力(放射線と健康被害について 後編)
『放射線の人体への影響は、「確定的影響」と、「確率的影響」と呼ばれる2つのケースがある。』
『確定的影響とは"一定量の放射線を受けると、必ず影響が現れる現象"を指し、閾値と呼ばれる、一定の線量を超えると、爆発的に障害の発生頻度が上がるもので、障害の種類としては、脱毛、白内障、皮膚の損傷、造血器障害、受胎能の減退などが知られている。』
『確率的影響とは、一定量の放射線を受けたとしても、影響が現れるとは限らず、"放射線を受ける量が多くなるほど影響がでる確率が高くなる現象"を指す。要するに、閾値がなく、直線的にリスクが高くなる、ということ。
癌や白血病はこの確率的影響に分類され、さらに、長期間の潜伏期を経て発現する癌や白血病、および世代を経て現れる遺伝的影響などといった、いわゆる「晩発障害」と呼ばれるものも、これに含まれる。』
http://kotobukibune.at.webry.info/201104/article_11.html

関連まとめ:
福島原発事故について妊婦や子育てをする予定の方が知っておくべき基礎知識
http://matome.naver.jp/odai/2130297246382058401

原発周辺地域における白血病発症数まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2130243639475218501

チェルノブイリ原発事故の影響を受けた妊婦、赤ん坊、幼児に関するまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2130235954474622901

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