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「ブラジル料理」を知っているという方でも「肉」「シュラスコ」だけを思い浮かべる人がほとんどかと思います。ですがシュラスコを食べに行って肉だけを食べるなんてなんてもったいない!

ブラジル人はシュラスコは大勢(一族郎党とか)で食べに行き、平気で3,4時間かけてみんなでご飯を楽しみます。その間お肉ももちろん食べますが、それだけ食べているわけはありません。

シュラスコのお店にはよくサラダバーがついていますが、その辺りで首をかしげながら「これは・・・何?」と折角のブラジル料理を無視してどこでも食べられるレタスのサラダなんてとらなくても・・・といつも思っている筆者が、特にこれは!と思うものと、あとシュラスコを食べる時に気をつけて欲しいことを紹介してみます

フェイジョアーダ

フェイジョン(feijao) は直訳して豆。主に黒豆をさしますが、ブラジルの地方によっては色の薄い豆を使ったりします。そして料理のコンテキストでフェイジョンと言うときは豆の煮込みをさします。これに対してフェイジョアーダは「肉入りのフェイジョン」で、主に週末とか特別な時に食べる・・・と言われてましたが、外人としてブラジルにいた僕の感覚としては「高めだから毎日食べないだけで、別にいつ食べても良い」という感じでした。

フェイジョン・フェイジョアーダはブラジル人のソウルフードです。これを外してブラジル料理は語れません。

こちらはwikipediaに載っていたフェイジョアーダ。ここでは豆と肉が別々に出されていますが、そのまま全部煮込んでいる物の方が多いのではないかな、という印象

ブラジル料理のお店に行ってよく見るのが、この黒豆を見てどう食べるのかわからない、といった状態の方。日本では黒豆を塩味で食べるところはあまりない気がしますので、一般的ではないでしょう。お店ではこれをご飯にかける、というところまで書いてあるところが多いです。これはもちろんその通りなのですが、ご飯と豆だけというのは・・・違う!と声を大にしていいたい!

写真にもありますが、フェイジョンにはほぼ必ず「細い短冊状に切った葉野菜の炒め物」と「謎の粉末状のもの」がついてきます。これらはそれぞれ「コウヴェ・ヴェルジ」と「ファロッファ」と言います。ご飯には味噌汁とお新香がよく合うように、ホットケーキにはバターとメイプルシロップがよく合うように、フェイジョンにはこの二つの名脇役が欠かせません。

厳密な種類は筆者は実はよく知らないのですが、コウヴェのほうはいわゆるケールのような野菜の一種です。若干の苦みと歯ごたえが特徴的です。一方ファロッファはマンジョッカというタロイモの一種を粉末状にして炒ったものの事を言います。フェイジョンの汁、ご飯、コウヴェとファロッファをお皿に盛り、好みの分量でそれぞれを混ぜ合わせつつ食べるとき、ブラジル人のソウルフードが完成するのです。ちなみにファロッファは後々かなりの満腹感になるのであまり大量に摂取しないほうがよいでしょう。

自分はよくブラジル料理の店に行くと、他の日本人が食べないのを良いことに重点的にコウヴェを食べまくっています。

パルミット(椰子の新芽の酢漬け)

ブラジル料理でこの奇妙な白い物体を見たことはありませんか?

パルミットは実は椰子の新芽を酢漬けにしたもので、それ自体に特に特徴のある味はありません。それほど硬くはないのですが、一番近い感じの食物は筍でしょうか。何層かになっていて、ほどよい歯ごたえのある外側の身があり、中のほうは大抵若干柔らかめになっています。

パルミットはなんでかよく知りませんが、ブラジルは大好きです。僕も大好きでやはりこれも周りの人があまり食べないのを良いことに重点的に食べています。もちろん好き好きはあるとは思いますが、お酒をたしなまれる方、特にオリーブなどのおつまみが好きな方には是非試してほしい一品です。

サラダソース的なもので味を付けても良いのですが、シュラスコ店で食べる分には他のもので味がつくのでそのまま食べるのが一番さっぱりしていておすすめです

ベテハーバ (赤カブの酢漬け)

この真っ赤な色から避けている方をよく見ますが、これもまたお肉などと合う、酸っぱい一品です。特に暑いブラジルの夏など、こいつを若干冷やしておいてから食べると美味しいのなんの!

これも個人的にはそのまま食べてもらうのがオススメですが、他の野菜と一緒にサラダ風味もなかなかいけます

シュラスコ

一応シュラスコについても書いておきます。これはあくまで我が家の流儀なのですが、以下参考までに。

お肉の食べ放題ということに割と皆さん食いつくのですが、シュラスコの特徴は焼いた肉を「すぐ」「何回でも」持ってくる事と、自分のいらない肉はちゃんと拒否できる、という点だと思っています。なので、まずは断れるので余裕を持って食べること。来た肉を全部もらう必要はありません。つきだし的に出てくるソーセージを食べたら他の肉を食べられなくなる!なんて事になるくらいだったら「ソーセージはいりません」と言いましょう。

また、何回でも持ってくる、というのもポイントです。日本のシュラスコ店ではその方がお得なのか比較的分厚い肉をくれるのですが、何回でも食べられるということも踏まえるとここは薄めのお肉のほうが断然オススメです。表面がキレイにやけてる状態のお肉をさして、これを薄く切ってください!と毅然とお願いしましょう。そうすれば、中は赤く汁がしたたっているのに、外はかりっと焼けたおいしい肉を食べられます。そしてその後すかさず店員さんを捕まえて「さっきのお肉の焼けたところをまた持ってきて!」と言えばいいのです。

待っている間にはサラダでも軽くつまんでましょう。お肉をたくさん食べるならそれだけ野菜も食べたほうが体にいいですよ!

この画像みたいなお肉が来た場合はもちろん焼けてる部分をもらいます。たまに生の部分を切ろうとする人もいますが、そこは意志を強く持ち「焼いてからもう一回持ってきて」と言いましょう。

シュラスコはそれが許される文化です。許されないお店なら二度と行かない事です!

その他

ここに載せられなかったものでは ムケッカやブリガデイロなどがあるのですが、これらはあまり日本で見かけた事がなく、多分これを読んでいる人達にすすめてもあまり意味がない、という判断の下割愛しました。

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lestrratさん

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