1. まとめトップ

最多37回目の優勝も…横綱白鵬の悩みは、「ダメ押しぐせ」と「帰化せず親方」

大相撲夏場所は紆余曲折だった横綱白鵬。ピークを過ぎての限界説から休養まで促されながら、踏ん張り優勝争いにまで加わった頑張りは改めて評価されるべき。ただ力の衰えは隠しきれず。

更新日: 2016年05月28日

egawomsieteさん

  • このまとめをはてなブックマークに追加
17 お気に入り 490591 view
お気に入り追加

■豪栄道、顔面骨折していた・・・夏場所12日目の白鵬戦で負傷

大相撲の大関豪栄道(30)が左眼窩(がんか)壁を骨折していることが27日、分かった。現在、東京都内などの複数の病院で検査を受け、手術を含めた今後の治療方針を決める。

豪栄道は19日の夏場所12日目に横綱白鵬(31)と対戦。立ち合いで左目付近に白鵬のかち上げを受け負傷。同日夜に病院で診察を受け、骨折が判明した。だが、勝ち越していなかったため、師匠の境川親方(53)=元小結両国=と協議の上、千秋楽まで土俵をまっとう、9勝6敗で場所を終えた。

 関係者によると28日の元関脇若の里(39)=現西岩親方=の「引退相撲」は土俵入りだけ参加。取組は回避する。境川親方は7月の名古屋場所(10日初日、愛知県体育館)について、「(現時点では)出場へ向け最善の努力をする」と話した。

■白鵬、井筒親方に初めて直接謝罪 春場所ダメ押しで重傷

大相撲夏場所で37度目の優勝を飾った横綱・白鵬が東京都墨田区の井筒部屋を訪れ、3月の春場所ダメ押しで相手の嘉風を土俵下に投げ飛ばした際、左脚骨折の重傷を負わせた井筒親方(元関脇・逆鉾)に謝罪した。

 井筒親方によると、初めて直接対面して謝った白鵬は「大変なことをしてしまいました。本当に申し訳ございません」と頭を下げたという。春場所を途中休場し、夏場所も全休した井筒親方は謝罪を受け入れ「40回の優勝を目指し頑張って」などと声を掛けた。負傷後に手術を受けた同親方は現在つえを使わず歩いている。

■横審・守屋委員長 白鵬のダメ押しに苦言「横綱の自覚を持って」

全勝優勝した白鵬について横審の守屋委員長は「相撲内容については圧倒的な強さ。大したもの」と絶賛。ただし、ダメ押しを行った場面もあっただけに「委員の中には“第一人者だから、もう少し自覚を持ってほしかった”という意見があった」と明かした。

 その上で「闘争心の表れだと思うが、反省しているようでしたから」と問題視しない考えを示した。また11勝4敗の鶴竜と10勝5敗の日馬富士に対しては「大変不満。横綱ですから最後まで優勝争いしてほしかった」と述べた。

■稀勢の里に助言「土俵の外での努力大切」

大相撲夏場所で2場所連続37度目の優勝を飾った横綱白鵬(宮城野部屋)が千秋楽から一夜明けた23日、東京都墨田区のホテルで記者会見し、「超気持ちいい」と喜びを語った。

今場所は3日目の朝、右足の親指に痛みを感じて歩けないほどだったと言い、中盤までは苦しい土俵だったことを明かした。かち上げなど荒々しい相撲でブーイングを浴びることもあったが、「(横綱は)勝てないなら引退ですから」と本音を語った。

 また、12戦全勝同士で13日目に対戦した稀勢の里が綱取りを逃したことについては「相撲の稽古だけでなく、土俵の外での努力が大切だ」と助言した。

 残り13勝としている初土俵からの1000勝がかかる名古屋場所へ向け、「年に1度の名古屋で(1000勝を)達成したい」と意気込みを語った。

■最多更新12度目全勝V 通算1000勝あと「13」

前日に37度目の優勝を決めても白鵬が油断することはなかった。朝稽古でもしっかりと汗を流してから臨んだ鶴竜との結び。右四つがっぷりで引きつけ合った後に土俵際まで寄られたが、最後は豪快にうっちゃって自身の最多記録を更新する12度目の全勝Vを飾った。

 うっちゃりは「若い頃にようやってたよ」と 振り返ったが、本場所では自身初の決まり手。本音を言えば「(自分の)足が上がってたので、やぐら投げって言ってほしかった」と昨年九州場所の隠岐の海戦で決めた大技を再び狙っていた。

 目標の通算1000勝まで残り13勝。先場所2日目から続く連勝も昭和以降18位タイの29まで伸びた。「土俵を下りたら優しいが、土俵に上がると違う自分がいる。2人の白鵬がいる」。これからも土俵の上では誰にも主役を譲るつもりはない。

■12度目の全勝優勝 稀勢は綱獲り望みつなぐ13勝目

大相撲夏場所千秋楽は22日、両国国技館で行われ、前日14日目に自身の史上最多記録を更新する37度目の優勝を決めていた白鵬が、鶴竜との横綱対決を制し15連勝。12度目の全勝優勝を決めた。

 20日の13日目に白鵬が大関稀勢の里との全勝対決を制して優勝争いの単独トップに立つと、14日目で全勝を守った白鵬に対し、稀勢の里が連敗して千秋楽を待つことなく白鵬の優勝が決定していた。

 春場所からの連勝は「29」に伸び、通算勝利も987勝となり大台の1000勝まであと13勝とした。

 12日目まで白鵬と優勝争いを繰り広げた稀勢の里は横綱日馬富士を押し出して13勝2敗。来場所の名古屋場所での綱獲りに望みをつないだ。

■強さ際立つ37度目V 14日目までのV決定は歴代1位

無敗の白鵬が結び前に日馬富士との横綱対決を制し、ただ一人1敗だった大関・稀勢の里は横綱・鶴竜に結びの一番で敗れて2敗目。これにより白鵬は自身の史上最多記録を更新する37度目の優勝を2場所連続Vで飾った。14日目までに優勝を決定させるのは16度目となり、千代の富士を抜いて単独1位となった。また、稀勢の里の今場所後の横綱昇進は絶望的となった。

 勝ち残りの土俵下。白鵬のすぐ近くに、優勝を争った稀勢の里の巨体が転がり落ちてきた。この瞬間、37回目の優勝が決定。笑みを浮かべて花道を引き揚げた。14日目までのVは16回目。千代の富士を抜き単独1位だ。

「最近は、勝って優勝ばかりでしたから。(でも)優勝は優勝。素直に喜びました」

結び前、まず日馬富士との横綱決戦。左上手を取られ、頭をつけられる不利な体勢にも慌てない。我慢しながら機を見て右下手を振り、上体を崩した日馬富士を両差しから、一気の寄り。結びの一番を待つ1敗の稀勢の里に14連勝でプレッシャーをかけ、2場所連続優勝を手に入れた。

 亡き恩師にささげる賜杯でもあった。2000年10月に15歳で来日したとき、受け入れ先となってくれた摂津倉庫の浅野毅会長が、4月23日に内臓疾患で死去。77歳だった。27日に大阪府内で通夜に参列したときには、目に光るものがあった。場所前、白鵬は見舞いに行ったときを振り返りながら恩返しを誓っていた。

 「春場所が終わってから病院で30分くらい話した。息が詰まって苦しそうだった。懸賞金をそのときにあげた。喜んでくれて、奥さんが見える場所に置いてくれた。天国から見守ってくれれば、と思います。恥をかかせない、という気持ち」

しかし、春巡業では腰痛に見舞われ、今場所直前には左足の筋肉に張りが出た。まともな稽古が可能になったのは初日1週間前。初日後も2、4、5日目では“ダメ押し”気味の行いに批判も浴びた。

 心身ともに苦しんだ日々を、記録へのカウントダウンを原動力に乗りきった。「やっぱり(通算)1000勝。私を別人にしてくれましたね」。史上3人目の大台にあと「14」と迫り、来場所での達成も現実身を帯びる。その先には魁皇の持つ史上1位、1047勝も視界に入っている。

 春場所からの連勝も「28」に伸び千秋楽に12回目の全勝Vも懸かる。孤高の横綱は「大鵬さん(32回V)を超えてから、(数字が)モチベーションになる」と、千秋楽へ気持ちを奮い立たせた。

■白鵬、史上最多更新37度目V 稀勢連敗で千秋楽待たず決着

大相撲夏場所14日目は21日、両国国技館で行われ、ただ一人全勝の白鵬が日馬富士との横綱対決を制し14連勝。13日目に白鵬との全勝対決に敗れて1敗に後退していた大関稀勢の里が横綱鶴竜に敗れたため、千秋楽を待つことなく白鵬の2場所連続37度目の優勝が決まった。

 結びの1番前の取り組みで、大熱戦の末に日馬富士を寄り切り全勝を守った白鵬。直後の結びの一番で、1敗の稀勢の里が鶴竜に勝てば優勝争いは千秋楽へ持ち越されたが、稀勢の里が敗れて2敗となり、白鵬が自身の持つ史上最多記録を更新する37度目の優勝を決めた。

 白鵬は千秋楽での鶴竜との対戦で、12回目の全勝優勝を狙う。

■白鵬 横綱相撲で稀勢圧倒 「相撲の神様がほほ笑んでくれた」

これが横綱を8年強も張り、優勝36度を重ねてきた白鵬の底力だ。初賜杯とその先にある最高位昇進を見据えていた稀勢の里との全勝対決を圧巻の横綱相撲で制した。「相撲の神様がきょうは私にほほ笑んでくれた」。勝負を終え、表情と発する言葉からは充実感がひしひしと伝わってきた。

 館内の大部分を稀勢の里への声援が支配していた。対峙した白鵬は「勝つなら勝ってみい、それで横綱になってみろという感じ」と闘志に火がついた。

厳しい攻めを貫いた。右で張って右上手、左を差した。動きに迷いがなく、あえて稀勢の里十分の左四つを狙ったようだ。右上手を許して寄られ、万事休すか、と思われたのも一瞬。強靱な下半身は崩れない。半身でこらえ、最後は回り込みながら下手から投げ飛ばした。

 小細工なし。相手の得意な形から攻めを受けて立った。優勝争いを左右する一番にふさわしい気迫あふれる取り口だった。盤石に連勝街道を走っていた稀勢の里の大きな壁として立ちはだかり「誰かが言っていたね。『強い人は大関になる。宿命のある人が横綱になる』と。何か足りないんでしょう」と説いた。

 あと2日。日馬富士、鶴竜の両横綱との対戦を残すが、力の差は明らか。自身の最多記録を更新する37度目の優勝は目前に迫っている。

■白鵬が全勝守る、稀勢の里1敗に後退 猛攻しのぎ下手投げで転がす

「大相撲夏場所・13日目」(20日、両国国技館)

 全勝同士の対決を横綱白鵬が制した。大関稀勢の里が1敗に後退した。この日、横綱日馬富士は3敗目を喫しており、白鵬が2場所連続37回目の優勝に近づいた。

横綱が右から張って出たが、稀勢の里は動じず。上手を取らせずに出る理想的な展開となったが、白鵬も土俵際で残した。両者土俵中央に戻り、再び稀勢の里が前に出たが、その勢いを利用して白鵬が下手投げ。前のめりになった稀勢の里は土俵に転がされた。

 館内は稀勢の里が姿を見せただけで大歓声が起きた。時間制限前から稀勢の里コールが自然と発生する熱気に包まれていた。

 14日目に白鵬が日馬富士に勝ち、結びで稀勢の里が横綱鶴竜に敗れると、白鵬の2場所連続37回目の優勝が決まる。

■白鵬 全勝対決に力みなし「いずれ顔を合わせますから」   大相撲夏場所12日目 (5月19日 両国国技館)

白鵬は豪栄道を冷静に引き落として全勝を守った。立ち合いで左から張って右でかち上げたが、大関に左前みつを握られて珍しく後退。それでも、左に回り込んで逆襲すると、最後は相手がバランスを崩してバッタリと前に落ちて勝負あり。取組直後の土俵上でうつぶせに倒れた豪栄道の背中を1回転して受け身を取る余裕もあった。

帰り際には来日中のNBAスター選手ブラッドリー・ビール(22)が支度部屋に訪ねてきて対面。自身も中学まではバスケット少年で熱烈なNBAファンだけに満面の笑みを浮かべた。大相撲を初めて観戦したビールも「横綱が勝ってくれてうれしかった。NBA選手みたいだ」と大興奮で「彼はセレブだと思うので僕の方が緊張したよ」と横綱のオーラに圧倒されていた。

 憧れのNBA選手と会ってテンションは上がったが、本業の話を振られると顔つきは真剣に。13日目の稀勢の里戦へ「どうこうないですよ。いずれ顔を合わせますから。(対戦が)早いか遅いかだけだから」と淡々と冷静に意気込んだ。

1 2 3 4 5 ... 45 46





時事系のメルマガを08年から配信しています(平日刊)。他に競馬(週3回)とマーケティング(サービス、お客)関連(週1)のメルマガも。他では自閉症の息子関連ブログなど



  • 話題の動画をまとめよう