バランスで評価するなら圧勝。これを11万円強で売られると、他のメーカーはつらいだろうな、と思う。コストとスペックを見るとライバルはいない。加速力、登坂性ともに驚くほど良好で、「この価格帯をナメんなよ!」と言われた気分。ただ、やりすぎでは?と思うほどハンドリングはクイック。サイクリングしかしないエントリーライダーがターゲットならやりすぎ。しかしレースバイクらしい軽快な運動性能を味わいたいなら大いにアリ。ヘッド、フォークともにしっかりとしており、速度域・蛇角にかかわらず特性が変化しないから、クイックでも怖くない。個人的には好みの味付け。不思議と快適性も高く、減衰は非常に素早い。友人に「とりあえず10万円くらいでロード欲しいんだけど、結局何がいいの?」と聞かれたら、間違いなくTCRを押す。この値段だからキャリバーが廉価モデルでも文句は言えないが、僕が乗るなら真っ先にキャリバーを交換する。

八重洲出版「CYCLE SPORTS」2011年5月号71ページより抜粋

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