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これからデュエルを始める君へ:その③・ストラク3箱とスターター1箱で作るデッキ構築

遊戯王ゼアル オフィシャルカードゲームを新しく始めたいと言う人へ、デッキ構築の基本理念を解説。

更新日: 2012年06月18日

MRonMBCさん

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はじめに

「遊戯王カードを始めてみたい」
「でもどんなカードを揃えればいいのかわからない」
「カードが揃ってもどんな風に遊べばいいのかわからない」

こうした「アニメもろくに見ていないガチの初心者」の方は多い筈。
というわけで、遊戯王OCG界へ足を踏み入れて2年の私が、師匠たる友人の教えを受け、新たな決闘者候補生の遊戯王スタートの一助となることを願い、簡単な解説をさせていただきたいと思います。

第3回は「デッキ構築編」。
これまでのまとめで説明してきたことを踏まえて、デッキ構築の指針を解説していきたいと思います。
今回は「ロスト・サンクチュアリ」3箱をベースとし、そこにスターターデッキ2011年度版のカードを付け加えてみましょう。
なお、禁止制限は2012/3/1施行のルールに基づきます。

デッキを作る時に頭に入れておきたいこと

①:無駄を省く
②:カードのシナジー・実行可能なコンボを常に意識する
③:他人の意見は積極的に吸収する。むしろパクる


①:無駄を省く
 デッキが思い通りに機能することを「回転」と呼ぶ。「デッキが回る」とは「うまくデッキの力を引き出せた」こと。反対に「デッキが回らない」とは「事故を起こしてばかりでろくに戦えない」ことを指す(ちなみに単に「回す」という場合は「そのデッキで遊ぶ」という意味合いもある)。
 「強いデッキ」とは何か。端的に言うと「回し方(遊び方)さえ分かっていれば何度回しても同じような回り方をする=特定の戦術を安定して実行できる」デッキの事になる。カードゲームに明るくない人は「それって結局は運でしょ?」と片づけてしまうが、確かに運も重要ではあるものの、決して運任せでカードゲームは遊べない。
 
 ◎キーカードを引く確立を上げるためにデッキ枚数を減らすorドローやサーチカードでデッキを圧縮する
 ◎キーカードを手札に加えるサーチカードを多めに投入する
 ◎戦術をシンプルにする(もしくは、シンプルにするよう工夫する)

 こうした工夫があってこそデッキは回る。初心者はロマンのみを求め、実用性を度外視した構築をしたがるが、最初はロマンは脇に置いておこう。いくつかのやりたいことを我慢して、1つだけやりたいことだけを考えて「回るデッキ」を作ってみよう。そのデッキで遊んだり改修を加えたりしたりして経験を積んだら、最初にやりたかったロマン要素を少しづつ取り入れていくといい。そうすれば「実用性とロマンの両立」が出来るはずだ。


②:シナジーとコンボを常に意識する
 「シナジー」とは、簡単に言うと「カードの相性」のこと。
 「コンボ」とは、「複数のカードを組み合わせた戦術やテクニック」のこと。

 特にシナジーを意識してほしい。例えば、罠カードを主体とするデッキに「相手の罠妨害がきついから」と《王宮のお触れ》を投入するだろうか? 無差別除外カードを主体とするデッキで「墓地に送られたときに」効果を発動するカードを投入するだろうか? よほどのことが無い限り、誰もやらないはずだ。相性最悪、つまり「シナジーが皆無」の構築を行う意味などほとんどない。 
 《スキルドレイン》の発動下でも効果を発揮できる《スターダスト・ドラゴン》等のコンボ性の高いものから、多彩なサポートカードを使いまわせるBFシリーズのカードのようにカテゴリの段階で内包するものもある。シナジーを追求することは、無駄をなくすことにもつながる。

 コンボは狙える状況が限られるので、無理に取り入れようとする必要はない。
 が、それでも「容易に実行できるコンボ」は積極的に取り入れていくといいだろう。実行できた場合は強力なことにかわりはないのだから。


③:パクリ
 デッキを組む時はいろんな掲示板や個人サイトを覗いて、既存の構築を参考にしましょう。自分から新しいタイプのデッキを組めるのは、熟練者の中でも更に一握りの鬼才だけです。
 「パクリはちょっと・・・」という変なプライドは捨てるべき。そもそも「強いからみんながその構築を使う」のであって、その証拠に大会上位入賞者のデッキレシピを見ても、基本的な作りはほとんど一緒だ。その中で「一枚だけピン挿しされたカード」「他のデッキとは投入割合が違う組み合わせ」という部分でオリジナリティを出せばいい。

 ただし、コピーすること自体は悪ではないものの、コピーしたことを悪びれずにさも「ぼくのさいきょうのでっき」としてカードを扱う人間は責められて当然。先駆者への敬意を忘れずに、常に向上心を怠らないように。

その①:使いたいカードを選び、全体的な構築方針を決める

それでは本題に移ろう。

 デッキの組み方や、組もうとするモチベーションの維持方法は人それぞれだが、恐らく最も多いのは「僕はこのカードorテーマで戦いたい!!」と思い、そのカードを生かせるデッキ、もしくはテーマデッキを作るパターンだと筆者は思う。
 今回は「新しいストラクが出たのでそれを使いたい」という動機の下、デッキ構築を進めていくことにしよう。

 さて、早速ロスト・サンクチュアリを3箱、ついでにスターターデッキも1箱買ってきた。この120+3枚のカードでデッキを作ってみる。

 「へーヴァルハラで簡単に天使族が出せるのか・・・。 コーリングでパーシアスも呼べる、あ聖域がいるのか。でも神罰強いなぁ・・・。お? このヒュペリオンってやつ強くね? それにカッコいい。・・・・・・うんそうしようヒュペリオンを使おうそれしかない」

マスター・ヒュペリオン
光属性/天使族/レベル8
ATK2700/DEF2100

自分の手札・フィールド・墓地から「代行者」と名のついたモンスターを1体除外することで、手札から特殊召喚できる。
1ターンに1度だけ、自分の墓地の光属性かつ天使族のモンスターを1体除外することで、フィールド上のカード1枚を破壊できる。
フィールド魔法《天空の聖域》が発動している場合、この破壊効果は1ターンに2度まで発動できる。

(テキストは実際のカードと異なります)

・・・・・・という(どういう?)わけで、今回は《マスター・ヒュペリオン》を軸としたデッキを作ることに決まり。


 では、《マスター・ヒュペリオン》を使いやすいデッキとはどんなものなのか? ヒュペリオンのテキストを見て考えてみよう。

 遊戯王OCGでは、どんなデッキでも以下の5種類に分類できる。
  ◎ビートダウン:モンスターによる戦闘ダメージを主体としたデッキ。最も一般的
  ◎パーミッション:カウンターカードを多用し、相手の行動を徹底的に妨害しながらちくちく攻めるデッキ
  ◎コントロール:強力なルール介入カードを使い、相手を封殺して安全に攻めるデッキ
  ◎バーン:《ファイヤー・ボール》など、直接ダメージを与えるカードをメインにするデッキ
  ◎特殊勝利:デッキ切れ、エクゾディアやウィジャ盤などの特殊な勝利方法の達成を目指すデッキ

 初心者には、まずは遊戯王OCGの基本となるビートダウンタイプの構築をお勧めしたい。

 ヒュペリオンは高い攻撃力と種類を選ばない破壊効果を持ち、さらに簡単に特殊召喚できる。
 「高攻撃力」は戦闘での優位を約束し、「破壊効果」は戦闘破壊できないモンスターや、魔法・罠カードを潰して安全に攻めることが出来る。「特殊召喚効果」は、馬鹿正直にアドバンス召喚を行うことでフィールドのモンスターが減り、攻め手が減ることを防ぐ。なんとビートダウン向きのモンスターだろう・・・・・・。


 「ヒュペリオンを軸としたビートダウンデッキ」という大まかな方針が出来た。次のステップに進もう。

その②:必須カードを集める

「特別な事情がない限りどんなデッキでも入るカード」、それが必須カード。《死者蘇生》や《大嵐》といった「単体で恐ろしく強い」パワーカードが該当する。
 これら必須カードは、一番初めのうちに一定数をデッキに放り込んでおく。構築の最終段階でしっかり調整するので、忘れないうちに集めておこう。

 今回手持ちの120枚のカードでは、以下のカードを投入したい。
◎《サイクロン》:最高峰の魔法・罠除去。本当は3枚か2枚入れたいが、1枚しかないので我慢。
◎《神の宣告》:最高峰のカウンター罠。制限カードなので1枚だけ投入。
◎《激流葬》:最高峰のリセットカード。準制限カードなので2枚を投入。

 必須カードとはいかないまでも、十分に強力なカードは多い。こうしたものもとりあえず放り込む。要らないと判断すれば後で抜けばいい。
◎《聖なるバリア―ミラーフォース―》:攻撃反応罠の代名詞。制限カードなので1枚投入。
◎《砂塵の大竜巻》:罠版《サイクロン》。今回は《サイクロン》の枚数が足りないので1枚投入しておく。


※現在のカード:魔法1枚、罠5枚。合計6枚。

その③:軸となるカードや戦術と相性の良いカードを集める

デッキの「骨格作り」と「肉付け」を並行して始める。使えそうだと思ったカードはとりあえずリストアップ。
 以下、そうしたカードの選別作業を箇条書きにしてみる。


◎ヒュペリオンの召喚能力を生かすためには「代行者」が必要。とりあえず、6種類の代行者を1枚づつ入れてみる。
◎「代行者」はフィールド魔法《天空の聖域》がないと真の力を発揮できない。ヒュペリオンの破壊効果も複数回使えるようになるので投入の価値はある。3枚突っ込む。ついでにこのカードをデッキから確保できる《テラ・フォーミング》と《天空の使者 ゼラディウス》も適当に突っ込んでおこう。
◎《創造の代行者 ヴィーナス》で《神聖なる球体》を持って来れば、《ガチガチガンテツ》がエクシーズ召喚できる。ついでに《転身テンシーン》もあればもっといいんじゃないか?

◎光属性のモンスターを強力にサポートする《オネスト》は必須だな・・・。
◎戦闘破壊耐性の《マシュマロン》は多く入れてもいいかもしれない。生き残れば生け贄にもできるし。
◎《シャインエンジェル》と《コーリング・ノヴァ》も入れる。《天空の聖域》があれば《天空騎士パーシアス》も出せるのでこいつも入れてみる。

◎《神の居城-ヴァルハラ》があれば、代行者が無くてもヒュペリオンを出せる。《ヘカテリス》と合わせて何枚か入れておこう。
◎ヴァルハラがあるなら《The splendid VENUS》や《光神テテュス》もいれてもいいよね! 出しやすいし!

◎ヒュペリオンは光・天使を除外して効果を発動するから、除外されたモンスターを特殊召喚できるカードがあっていいかもしれない。《異次元からの帰還》と《奇跡の降臨》を入れてみよう。
◎同じ理屈で除外されたモンスターを墓地に戻す《異次元からの埋葬》も入れる。
◎《天空の聖域》があれば使える《神罰》も投入。
◎見返したら天使族しか入ってないな・・・ ってことは《一族の結束》が使えるじゃん!

◎回復が出来る《ご隠居の猛毒薬》も入れて損はないだろう。
◎《地砕き》や《光の護封剣》なんかの使いやすそうなカードも入れてみよう。


 使えそうなカードは片っ端からかき集める。いろんなカードを比較してみることで、隠されたシナジーやコンボを見いだせるかもしれない。多すぎると感じても最後で調整すればいいのだから、いろいろやってみよう。

その④:カードを整理する

※ここまでのカード
最上級:《マスター・ヒュペリオン》×2 《The splendid VENUS》

上級:《光神テテュス》 《天空騎士パーシアス》 《裁きの代行者 サターン》

下級:《神秘の代行者 アース》 《奇跡の代行者 ジュピター》 《英知の代行者 マーキュリー》 《創造の代行者 ヴィーナス》 《力の代行者 マーズ》 《神聖なる球体》×2
《マシュマロン》×2 《ヘカテリス》×2 《シャインエンジェル》×2 《コーリング・ノヴァ》×2 《天空の使者 ゼラディアス》×2 《オネスト》 《転身テンシーン》

魔法:《サイクロン》 《神の居城-ヴァルハラ》×2 《テラ・フォーミング》×2 《地砕き》×3 《光の護封剣》 《天空の聖域》×3 《異次元からの埋葬》 《一族の結束》×3 《ご隠居の猛毒薬》

罠:《神罰》×2 《異次元からの帰還》 《激流葬》×2 《神の宣告》 《聖なるバリア-ミラーフォース-》 《砂塵の大竜巻》 《奇跡の降臨》×2

総計52枚

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 これだけでも一応戦うことはできる。が、断言しよう。このままではただの紙束であると!!
 アンチシナジーな取り合わせこそないが、いかんせんやりたいことを詰め込みすぎている。調整が必要だ。

 調整に当たって重要なのは「無駄を省く」こと。やりたいことは一つに絞り、他はすっぱり切り捨てよう。
 また、デッキ枚数は絶対に40枚に抑えること。これに関しては『遊戯王カードwiki』様の諸ページを参照してほしい。

先ほどの「その③」と同様に、箇条書きでまとめ。

◎《英知の代行者 マーキュリー》・・・ 効果の発動条件が厳しすぎる。論外、抜く!
◎《裁きの代行者 サターン》と《力の代行者 マーズ》は《天空の聖域》がないと効果を発揮しない。手持ちのカードには聖域を安定して守れるものが少ない。事故りそうなので抜いてみる。
◎抜けた穴には1800の安定した攻撃力を持つ《奇跡の代行者 ジュピター》を3枚投入。《ガチガチガンテツ》に繋ぎやすい《創造の代行者 ヴィーナス》も、腐った時はヒュペリオンのコストになるので3枚投入。ついでに《神聖なる球体》も3枚にする。
◎ヒュペリオンも3枚に増やす。ここまで代行者があれば腐ることは少ないだろう。

◎いっそのこと、むしろ《天空の聖域》を抜いて、《神の居城-ヴァルハラ》の特殊召喚に特化してみたらどうだろう・・・。《天空の聖域》・《天空の使者 ゼラディウス》・《テラ・フォーミング》・《神罰》を全部抜き、代わりに《神の居城-ヴァルハラ》と《ヘカテリス》をフル投入する。
◎《コーリング・ノヴァ》と《天空騎士パーシアス》も抜き、《シャインエンジェル》を3枚積む。

◎《ガチガチガンテツ》は天使族ではない。となると、《一族の結束》が腐りやすくなる。全て抜いてみよう。

その⑤:回してみる

※ここまでのカード

最上級:《マスター・ヒュペリオン》×3 《The splendid VENUS》

下級:《神秘の代行者 アース》 《奇跡の代行者 ジュピター》×3 《創造の代行者 ヴィーナス》×3 《神聖なる球体》×3 《マシュマロン》×2 《ヘカテリス》×3 《シャインエンジェル》×3 《オネスト》 《転身テンシーン》

魔法:《サイクロン》 《神の居城-ヴァルハラ》×3 《地砕き》×3 《光の護封剣》 《異次元からの埋葬》 《ご隠居の猛毒薬》

罠:《異次元からの帰還》 《激流葬》×2 《神の宣告》 《聖なるバリア-ミラーフォース-》 《砂塵の大竜巻》 《奇跡の降臨》×2

総計42枚
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 厳選の結果、ここまで絞りこんだ。
 ここまで来たら、実際に誰かと遊ぶか、もしくは初手6枚を引き、その後2ターン分のドローを追加して「脳内回し」を何度もやってみよう。その結果、更なる改良点を見つけるのだ。


 以下は筆者が実際に回してみた感想。

◎《The splendid VENUS》が腐る。というよりヒュペリオンが強すぎて出す意味が余りない。
◎《転身テンシーン》を使う機会がゼロ。《神聖なる球体》はすぐガンテツになっちゃうし当たり前か。
◎《シャインエンジェル》で特殊召喚することに意味のあるモンスターが《オネスト》と《マシュマロン》しかない。《シャインエンジェル》は少なめでいいだろう。
◎場持ちの良い《マシュマロン》を入れているとかえって《神の居城-ヴァルハラ》が使えなくなってしまう。不要か。

◎《地砕き》が多すぎる。2枚にして、ヒュペリオンがうまく出せない時のために《光の護封剣》を2枚に増やしてみる。
◎《異次元からの帰還》がオーバーキルすぎて使いどころに困る。小回りの利く《奇跡の降臨》で十分。
◎《異次元からの埋葬》も不要か。大体は除外されたモンスターを使いまわす以前に決着がついている。
◎《ご隠居の猛毒薬》が浮いている。使い勝手もいいものではないし、抜く。

◎デュエル後半では《創造の代行者 ヴィーナス》と《神聖なる球体》を手札で持て余し気味になる。余ったカードの処理役として《サンダー・ブレイク》や《天空の宝札》を投入するのもいいかもしれない。
◎《天空の聖域》がらみのカードをまとめて抜いてしまったせいで忘れていたが、《コーリング・ノヴァ》は《シャインエンジェル》と違い、モンスターを守備表示で特殊召喚できる。こちらに変更しよう。
◎墓地の天使族の数を調整しやすいことに気付いた。《大天使クリスティア》を投入してみるのも良さそうだ。

その⑥:(とりあえずの)完成

※実際のプレイを通した改善案

最上級:《マスター・ヒュペリオン》×3 《大天使クリスティア》×2

下級:《神秘の代行者 アース》 《奇跡の代行者 ジュピター》×3 《創造の代行者 ヴィーナス》×3 《神聖なる球体》×3 《ヘカテリス》×3 《コーリング・ノヴァ》×2 《オネスト》

魔法:《サイクロン》 《神の居城-ヴァルハラ》×3 《地砕き》×2 《光の護封剣》×2 《天空の宝札》

罠:《激流葬》×2 《神の宣告》 《聖なるバリア-ミラーフォース-》 《砂塵の大竜巻》 《奇跡の降臨》×2 《サンダー・ブレイク》 《盗賊の七つ道具》 《光の招集》

エクストラデッキ:《No.39 希望皇ホープ》 《グレンザウルス》 《ガチガチガンテツ》

総計40枚+3枚
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 最終的にこうなった。
 デッキ枚数を抑えたおかげでヒュペリオンを手札に加えやすい。ヴァルハラを入れたことで事故率も減り、大量展開も可能となった。
 《奇跡の降臨》のおかげで、ヒュペリオンやジュピター、天空の宝札で除外した天使族も再利用しやすく無駄がない。
 《大天使クリスティア》もフィールドを強力に抑えてくれる。

 遊んでいる中でこのコンボが強力なことにも気づいた。
◎《創造の代行者 ヴィーナス》→《神聖なる球体》2体を特殊召喚→球体2つで《ガチガチガンテツ》をエクシーズ召喚→ATK2000のヴィーナスで殴るorヒュペリオン特殊召喚
 先行1ターン目でこの布陣を張れば、ちょっとやそっとの下級モンスターでは突破できなくなる。

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 ・・・・・・と、ここまで長々と続けてきたデッキ構築は一段落したわけだが、もちろんここで終わりではない。
 所詮はパッケージ商品だけで作ったデッキ。まだまだ必須カードは足りていない。エクストラデッキも寂しい所だ。一線級のものにするにはもう少し出費をする必要がある。
 また、遊ぶのに慣れてきたら「デッキの弱点」もわかってくるはず。このデッキの場合、特殊召喚に依存しており、更に墓地からの除外が封じられることに弱い。この欠点をどうやって克服していくかも考えていこう。

 苦労して作ったデッキを更に苦労して改良していく。決闘者の至福の時の1つである。

強化型サンプルレシピ

最後に、上記のサンプルデッキに様々なカードを加えた改良案を提示する。
 メインデッキはあまり高価なカードを入れない(単品500円以内で賄えるもの)方針で作っているが、エクストラデッキは銭ゲバ状態なのでご留意を。

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最上級:《マスター・ヒュペリオン》×3 《トラゴエディア》

上級:《カオス・ソーサラー》

下級:《神秘の代行者 アース》 《創造の代行者 ヴィーナス》×3 《奇跡の代行者 ジュピター》×2 《神聖なる球体》×3 《朱光の宣告者》×2 《オネスト》
《TG ワーウルフ》×3  《TG ストライカー》 《TG ラッシュ・ライノ》 《クリッター》 

魔法:《サイクロン》×3 《大嵐》 《月の書》 《ブラック・ホール》 《死者蘇生》 《精神操作》

罠:《激流葬》×2 《神の宣告》 《神の警告》×2 《奈落の落とし穴》×2 《次元幽閉》×2


エクストラデッキ:
《A.O.J カタストル》 《TG ハイパー・ライブラリアン》 《TG ワンダー・マジシャン》
《大地の騎士ガイアナイト》 《氷結界の龍 ブリューナク》
《ブラック・ローズ・ドラゴン》 《スクラップ・デスデーモン》
《スターダスト・ドラゴン》 《スクラップ・ドラゴン》
《ミスト・ウォーム》
《ガチガチガンテツ》 《ダイガスタ・フェニクス》
《No.17 リバイス・ドラゴン》 《発条機雷ゼンマイン》 《虚空海竜リヴァイエール》 《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》

総計40枚+15枚
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 TGシリーズのカードを盛り込み、よりシンクロ・エクシーズ召喚を狙いやすい形にしている。本当は《カオス・ソーサラー》を《カオス・ソルジャー ‐開闢の使者‐》にしたり、《カードカー・D》や《強欲で謙虚な壺》の強力なドローソース、《エフェクト・ヴェーラー》といったピンポイントメタも入れたかったのだが、高いので断念。

 エクストラデッキの方は金に糸目をつけず揃えた。ただ、この中でも高いのは《氷結界の龍 ブリューナク》(2000円越えはザラ)くらいで、後はどんなに高くても1300円以内で手に入るものばかり(十分高いが)。余裕が出来たら買い足していきたい。

おわりに

以上、長々とデッキ構築講座にお付き合いいただき、まことにありがとうございます。
ここで示したのはあくまでも強化案の一例であると言うことをお忘れなきよう。筆者より優れたデッキビルダーなぞごまんといます。

あちらこちらの掲示板などでデータを漁ることが上達の近道です。貪欲に知識を取り込みましょう。

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