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大崎一番太郎がクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで著作権を放棄する理由

東京都品川区にある大崎駅西口商店会のマスコットキャラクター「大崎一番太郎」は「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」に基づき、商用利用も含めて自由に使える。なぜ、無料で使えるのか?

更新日: 2016年02月11日

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大崎一番太郎を紹介したり、グッズを販売する際は、なるべく「ゆるキャラ」という言葉を使わないでください。「ゆるキャラ」はみうらじゅんさんの商標登録なので、使用する時には許諾が必要です。

また、大崎一番太郎はみうらじゅんさんから直接、「ゆるくないから、ゆるキャラじゃない」と言っていただきました。そういった意味でも、紹介する時は一般名詞の「ご当地キャラ」を使っていただけると嬉しいです。

もちろん「ゆるキャラグランプリ」など、公式に使用許可の出ているイベントや出版物で「ゆるキャラ」あつかいされる分には、まったく問題ありません。
どうぞよろしくお願いします。

▼「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」とは?

クリエイティブ・コモンズとは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)を提供している国際的非営利組織とそのプロジェクトの総称。

様々な作品の作者が自ら「この条件を守れば私の作品を自由に使って良いですよ」という意思表示をするためのルールで、これを利用することによって作者は著作権を保持したまま作品を自由に流通させることができ、受け手はライセンス条件の範囲内で再配布やリミックスなどをすることができる。

▼大崎一番太郎のライセンス範囲

To the extent possible under law, 藤野頼隆 has waived all copyright and related or neighboring rights to 大崎一番太郎. This work is published from: 日本.


大崎一番太郎はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスに基づいて著作権を放棄しています。

2014年1月23日まで「大崎一番太郎」はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスに基づき、著作権を開放してきましたが、これより「CC0」として著作権を放棄します。

営利目的での二次創作、二次利用もOKですので、どうぞご自由にお使い下さい。
ロイヤリティや報告義務などは発生しませんが、自主的に大崎一番太郎や大崎駅西口商店会を応援してくださる方、資金援助をしてくださる方は大歓迎です。

引き続きどうぞよろしくお願いします。

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▼ライセンスを開放する理由

なぜライセンスを無料で公開するのか?
何かウラがあるのではないかと誤解されると困るので、
理由をいくつか解説させていただきます。

○その1:キャラクターの存在意義は「地域活性化」

商店街がマスコットキャラクターを作成した第一の目的は、
商店街のPRと地域活性化でした。
使用料(ロイヤリティ)で利益を得る商用目的のキャラクターと違い、
キャラクター・商店街・地域の名前が広く知れ渡る事にメリットがあります。
権利を囲い込むよりも、使用条件をゆるくして
地域の人々のみならず、全国・世界中の人々に利用されることで、
より多くの人々に「大崎」を知ってもらう事が出来るのではないかと考えました。

○その2:経費&労力の削減

キャラクターの権利を囲い込むには、
商標登録など目に見える費用の他にも
管理するための労力などが必要となります。
有名な商用キャラクターの場合、
著作権を保護するために年間数億円の費用をついやしているそうです。
商用キャラ・行政キャラと違い、
小さな商店街では費用や労力を負担することができません。

○その3:キャラクターグッズの意味

キャラクターグッズというと
「儲けるためのもの」というイメージがありますが、
大崎駅西口商店会は加盟店20店以下、
実際に物販を行っているお店は10店舗以下となってしまいます。
グッズは基本的に大量生産しないと利益が出しにくいので、
これまでファンサービスの一環として、ほぼ原価で販売したり
販売スペースや人件費を考慮すると赤字となるような価格で販売してきました。
しかし、無理をしていてはキャラクターの活動そのものの継続が難しくなってしまいます。
キャラクターのイラストや写真を素材として提供することで、
ファンの皆さんには自由に使っていただき、
もしも商店街よりもキャラクターを有効に活用できる方がいらっしゃるのであれば、
その才能をいかんなく発揮して、
お金を稼いでいただくことも、やぶさかではありません。
むしろ、良いグッズがあれば商店街で販売させていただいた方が、
これまでよりも費用を節約できます。

その4:情報発信ツールとしての「大崎一番太郎」

「無関係な人間が商店街のキャラクターを使って金儲けをしていいのか?」
「地域活性化と関係ないじゃないか?」
という批判も予想されますが、
「大崎一番太郎」という名前がついているので、
どのような使われ方をしても「大崎」のPRにつながります。
また、全国には同じ名前の地名が多く存在し、
そういった地域の方々にも使っていただければと考えています。

また、商店街は小さいながらも幸い、
東京という恵まれた立地にあります。
規模も小さく、目立った名産品などのない土地柄ですが、
大崎にはIT企業が多く、山手線をはじめとする鉄道網の中継地点として開発が進んでいます。
つまり、人と情報の集まる場所に位置することが
「大崎駅西口商店会」の強みであり、
街の情報発信力そのものが「大崎一番太郎」の武器なのです。

「大崎一番太郎」は小規模な商店街のキャラクターなので、
他の商用キャラクターや行政キャラクターが持っているような資源(リソース)を持ち合わせていません。
その代わり、持っていない物を無理して得ようとしたり、
できないことを無理してやろうとせず、
情報発信力に特化したキャラクターとして特化することにより、
地元のみならず他の地域の活性化にも貢献できるキャラクターとして
育てることが可能なのではないかと考えています。

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▼大崎駅西口商店会からのお願い

◆気が向いたら【大崎駅西口商店会/大崎一番太郎】の表示をお願いします。表示は強要しません、任意です。缶バッジなどの小さなグッズの場合、デザイン性が損なわれる場合などは、むしろ表示しないでください。

◆学校や会社での配布物・掲示物、ツイッターやフェイスブックのアイコンなどに、ぜひご利用ください。オリジナルのポスターなども作りやすいように透過PNGバージョンを用意してあります。リンク先から画像を保存し、組み合わせてご利用ください。

◆大崎一番太郎を使用することによって発生したいかなる被害・損害も、商店街では責任を負うことができません。ツイッターや雑誌・テレビ番組などで、時には過激な表現活動をおこなうこともありますので、ご理解のうえご使用ください。

◆基本的には寛大な気持ちで多少のユーモアなどは受け入れたいと思っていますが、あまりに反社会的、公序良俗に反する使用を発見した場合は警告させていただく場合があります。ただし、聞く耳を持つかどうかはご自身にお任せします。御了承ください。

◆営利目的での利用も大歓迎です。グッズなどを制作された場合、商店街での展示・販売をお願いさせていただく可能性もございます。ぜひお知らせください。

◆「Adobe Illustrator」用データも用意してあります。ご要望の方は、犬山デザインまでお問い合わせください。
http://mt-dog.jugem.jp/

◆他のキャラクターとのコラボレーションに関しては、それぞれのキャラクターによって使用条件やガイドラインが異なります。それぞれのキャラクターに合った使用方法を確認し、それに沿った利用方法でお願いします。

◆営利・非営利を問わずコラボレーションできる団体・アーティストの方、随時募集中です。お気軽に声をおかけください。

◆商用利用は大歓迎で、使用料もいただきませんが、けっして「使用料」を拒否しているわけではありません。大崎一番太郎を応援したいという企業や団体からの援助は大歓迎です。頂ける場合は、喜んで頂戴いたします。

◆大崎一番太郎を紹介するさい、極力「ゆるキャラ」という言葉を使わずにいただけると助かります。
「ゆるキャラ」はみうらじゅんさんが商標登録されたものです。
また、みうらじゅんさんご本人から、「一番太郎はゆるくないから、ゆるキャラじゃない」と直々に言われております。代わりに一般名詞の「ご当地キャラ」をご利用ください。
もちろん、公式に「ゆるキャラ」の使用許諾を得た出版物、イベントで使用していただくのはかまいません。

▼大崎駅西口商店会リンク集

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▼公開されている作品

ぬいぐるみなど作る時、
顔のバランスをとるのに使っていただけます。

大きな画像はこちら
http://o-saki.img.jugem.jp/20120803_1963315.jpg

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大崎一番太郎。大崎再開発を成功させるため、日夜「NAVERまとめ」で大崎駅周辺のステマに励むけなげな「ゆるキャラ」。報奨金は全部、寄付する予定。



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