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ジョブズを魅了したカリグラフィ

大学をドロップアウトしたジョブズがコッソリ忍び込んだ授業で出会ったカリグラフィで、10年後にMacは美しいタイポグラフィ(文字)を持った最初のコンピュータとなる。

更新日: 2012年09月06日

wafさん

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2005年のスタンフォード大学でのスピーチ

出典wired.jp

2005年6月12日
スタンフォード大学

まずは、自身の大学での経験について。「半年もすると、そこに意味を見いだせなくなりました……ドロップアウトした瞬間興味のない必修科目とはおさらばして、面白そうな授業に潜り込むようになりました」。ジョブズはカリグラフィの授業に潜り込んで「その面白さに魅了された」と語る。

「これらがわたしの生活になんら役に立つはずもありませんでした。ところが10年後、最初のマッキントッシュをデザインしているときにそれが戻ってきたのです。もっていた知識をすべてMacのなかに盛り込みました。それは美しいタイポグラフィを内蔵した初めてのコンピューターとなりました。あの授業に潜り込むことがなければ、Macがマルチプルタイプフェイスも非固定ピッチフォントも手にすることはなかったでしょう。そしてウィンドウズがそれをコピーしたことで、それをもたないパソコンは存在しないまでになったのです」

もし大学をドロップアウトして、カリグラフィの授業に潜り込むことがなければ、コンピューターが「美しいフォントをもつことはなかったかもしれない」と、彼は語る。

カリグラフィ

カリグラフィー(ギリシア語: καλλιγραφία)は、日本の書道と同じく、文字を美しく見せるための手法だが、筆記にペンまたはそれに類する道具を用いているため毛筆を使用する書道とは表現されたものが大きく異なる。

記録媒体としての羊皮紙が高価であるため、文字を残す際により美しい表現を試みた結果、発明されたと思われる。

カリグラフィーでデザインされるものはアルファベットだけでない。イスラム圏ではコーランの一部をカリグラフィーを用いて書かれたタペストリーが見られる。(アラビア書道)

また、活版印刷の発明後も、印刷物の章の頭の1文字をカリグラフィーの手法でデザインされた、通常の活字より大きなものを用いることがあり、直接ペンで描写するもの以外にも応用されている。

カリグラフィのノウハウを活かし、Macは美しいタイポグラフィを持った最初のコンピュータとなる。

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wafさん



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