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猫にまつわる感動する話・泣ける話【ネットでみつけた】

猫にまつわる感動する話、泣ける話を集めました。

更新日: 2013年06月28日

SweetFuchanさん

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クロは片時もお袋から離れようとしなかった

中学生の頃に猫を飼った。
家族みんなが(特に母が)黒猫が好きで、満場一致で知り合いから黒子猫を貰った。

名前はクロ。
何の捻りもないとか言うな。

最初は心許無い足取りで家をうろついてたクロも、数か月もしない内にドタドタと階段を走り回るようになって我が家は賑やかになった。
雀を捕まえようと家の壁に張り付いて降りられなくなったりするバカだったけど、落ち込んだりすると寄り添って寝てくれるいい奴。

俺も高校生になりクロもすっかり大人になったなって実感した頃に、お袋が検査入院した。
その日はお袋からこっぴどく叱られ、帰り辛いなとか思ってた日だった。
帰って来たお袋は笑ってた。
でも、クロはお袋の側を片時も離れない。
問い質したら、やっぱり病気だった。
癌だった。

お袋は入退院、転院を繰り返してた。
そしたらあっという間に癌は転移した。
クロも片時もお袋から離れようとしなかったっけか。

心のどっかで大丈夫だと思い込んでたら、今度はクロが癌になりやがった。
鼻筋に腫れ上がった傷が出来て餌食うのも歩くのも辛そうなのに、たまに自宅療養が許されたお袋が帰ってくると寄り添って離れない。
でさ、同じ日に仲良く末期告知とか有り得ないだろ。

しかもクロは動物病院から逃げ出すしホント勘弁してくれと。
それから二ヵ月が過ぎた。
クロにべったりだったお袋は急激に衰弱していった。
なのにも拘らず入院を嫌ってウチでギリギリまで療養するとか言ってるし。
足首だって俺の手首くらいになってた。

で、お袋の自宅療養が認められた最後の日。

「居る。」

ってお袋がイミフな一言。
何が?
玄関を指差したから行ってみたら、鼻筋に傷がある薄汚れた黒猫が一匹。
オイオイ、マジかよ。
動物病院から10kmは離れてるんだぞ、犬じゃあるまいし何で帰って来れたんだよ?
都合良過ぎじゃないか?
で、クロは俺をスルーしてお袋の元に。
ホントは動物とかダメなんだろうけどさ、引きはがせなかったよ。
だってお袋泣いて喜んでるし、俺も泣いてて力出なかったし。

結局、お袋は亡くなった。
大晦日のことだったから葬儀は年明け三が日以降ってことでそれまで遺体は自宅で安置、保冷剤で冷やして。

でさ、年明けの糞寒い中なのにクロの奴、離れないんだよ。
キンキンに冷えたお袋が寝かされた布団で一緒に寝てんの。
俺が

「もういいから!」

って泣きながら何度布団から引きはがしてもダメ、意地でも離れようとしないのな。
なんだよ、俺より息子らしいことしてんじゃねぇよ、ちくしょう。

葬儀も無事に終わって百ヶ日の法要でお袋の実家に行ったその日に、自宅に居た姉貴の膝の上でクロは逝った。
姉貴もお袋にべったりだったし亡くなったショックは誰より強かった。
だからクロは姉貴に寄り添ってたんだと思う。

帰って来たらまるで、自分の役目は終わったとか言わんばかり満足そうに寝てんのな。

「揺すったら起きるんじゃねぇの?」

と思って触ったら身体は冷えきってた。
なんだよ、どうすんだよ、この三か月分の餌。
少なくともお前が生きてけるって言われた分買って来たんだぞ。
たまには俺の布団に来いよ、寝相良くするからさ。
頼むから目ぇ覚ませよ。

でも、その満足そうに寝てる姿を見たら、もう俺は心配無いなって思ったんだろうね。
少し寂しかったけど、これ以上辛い思いさせちゃダメだよな。

末っ子だった俺の可愛い弟は今でも家の庭で寝てるよ。
今度はお前がゆっくりと寝てていいように、俺、頑張るからさ。

おやすみ、クロ。

会いにきてね

5年前に飼っていた茶トラ猫。

姉が家出同然で出ていってしまって家の雰囲気が暗かったので、私は家ではできるだけ明るく振舞っていましたが、本当は、家族に仕事や恋愛の悩みを相談したりしたかったんです。

でも、そういう雰囲気じゃなかったので、夜眠るときや、誰もいないときに、その猫によく相談しながら泣いていました。

相談といっても、猫だから黙って私を見ているだけだったんですけどね。

その猫は、私のお布団の中が好きで、毎日夜になると、ニョロニョロと入ってきては、背中と腰の中間くらいのところにずっしりと寄りかかって眠っていました。

その子が病気でなくなって、裏庭に埋めるときに、手紙を書いて一緒に埋めました。
「いろいろお話を聞いてくれてありがとう。オバケでもいいから時々会いにきてね」
みたいな内容を書きました。

つい2、3日前のこと。
相変わらずの人間関係からのストレスで貧血状態になり、横になっっていました。

うとうとしていると、猫がニョロニョロとお布団の中に入ってくる気配。
今は別の猫を飼っているので、そいつだ思って気にしてなかったら、ちょうど背中と腰の中間の辺りに、寄りかかったのです。
ほんのりあたたかくて、ずしっと重い感じ。。。ん?この重みは…!!
「…心配して来てくれたの?!」ってお布団の中をのぞくと、すーっと重みが消えて、誰もいませんでした。

全然怖くなくて、むしろ死んじゃっても心配かけてる自分が情けなくて、しくしく泣いてしまいました。
泣きながら眠ってしまったら、夢にはご飯を食べてる茶トラ猫がでてきました。

目が覚めてから、お線香をあげて、猫のエサをお供えしました。

唯一の私の救い

出典ldeep.com

*イメージ画像

私が小学生の時、野良猫が家になついて子猫を生んだ。メス一匹とオス三匹。
内、オス二匹は病気やら事故やらで死んだ。
生き残ったメスとオスはアンとトラって名前を付けた。
私たちはメチャクチャ可愛がった。

アンは女のくせにおてんばだった。
いつも一緒の布団で寝ていた。
ある日、親父がアンを勝手に避妊手術に出した。
帰ってきたアンは・・・、手術の失敗で障害猫になっていた。
歩くこともできず、食べることもできずにそれでも一生懸命生きようとしていた。

私はアンに生きていて欲しかったから、一生懸命世話した。
えさを細かく切って食べさせたり、親にはダメって言われてたけど、家の中に入れて温めた。
その甲斐あってか、アンは次の春には歩けるようになり、えさも自分で食べられるようになった。
それに安心しちゃって、私はアンの世話をあんまりしなくなっていた。

月日は流れて、また冬がやって来た。アンは、弱っていった。
そして・・・アンは死んだ。最後の日は不思議と元気があり、自分でえさをがつがつ食べたのだそうだ。
死因は、えさがのどに詰まったことによる窒息死。
私がアンの世話をサボらなかったら・・・。
ごめんアン、とても苦しかったでしょ??ごめんね。
あなたが苦しみから解放されたことだけが、唯一の私の救いです。

変な名前

11年前の2月、何も無い湖の駐車場でガリガリの猫が寄ってきた。
俺たちの前によろよろと来るとペタンと腹をつけて座った。

「キタねー猫だなー。」

と思っただけで他に何とも思わなかった。
猫を飼っていた彼女がその猫を撫でながら言った。

「ここにいたら死んじゃうね。」

ヤングだった俺は頭にきた。

「何、病気なのか?死ぬと分かってて放っておくのは殺すのと一緒だろ!何言ってんだオメー。」

そのまま膝の上に乗っけて車を運転して帰った。

顔は目ヤニだらけ、鼻水で鼻はガビガビ、尻から出てきた回虫が俺のズボンの上を這っていた。
コホコホ咳をして、くしゃみで車のドアはベトベト、痰でゴロゴロいっていた。

「どうするの、その子?」
「治るまで俺が飼う。」
「じゃあ名前は?」
「うーん・・・痰が詰まってるから・・・痰助。」
「変な名前。」
「うるせー。」

風呂場で綺麗に洗って、シシャモとちくわを食わせた、びっくりする位食った。
獣医に連れって行って虫下しと風邪の薬を貰って帰った。

もともと飼い猫だったようで、トイレは最初からできた。
ペットが駄目なマンションだし、治って暖かくなったら逃がすつもりだったが、1週間で方針を変えた。

あっという間に倍くらいに太り、夕方になると玄関で俺の帰りを座って待つようになった。
当時は分からなかったが、そうとう歳をとった猫だった。
すごい食いしん坊だったが、歯が何本も抜けていて、毛も艶が無かった、一日中じっとしていた、走ることもめったになかった。
ちょうど1年後、痰助は死んだ。

板で小さな棺を作り、痰助に出会った湖の桜の木の下に埋めた。
 
今になれば分かる。
出会った日、あれは痰が詰まってたんじゃなく、嬉しかったんだと。

たんすけのおかげで、俺はすっかり猫バカになった。
今俺は10歳の小吉と6歳の良男と暮らしている。

今日も壁に掛かったコロコロのたんすけが行儀良く座って俺を見ている。

変な名前付けて悪かったな、たんすけ。
でも、今うちにいるやつらもみんな変な名前だから、勘弁しろよ。

そばにいてくれてありがとうね

一週間ほど旅行に行って帰ってくると猫がいなかった。
親に聞くと、私が旅行に出た日にいなくなったそうだ。
心配していると次の日、帰ってきた。

でも、ぐったりしていて、病気だという事はすぐに分かった。
獣医に連れていくと保っているのが不思議だ、でももう保って1日くらいだと言われ、ショックで泣き崩れた。
そしたら猫が苦しいだろうに、私の手を舐めて小さく「ニャー」と鳴いた。

その日から、猫は1週間、生きた。
苦しそうでミルクもスポイドでしか飲めなくて、何もしてあげられない自分が悔しくて涙が出た。
なのに、私が泣くと猫のほうが、手を舐めて私を慰めてくれた。
最後は、私の膝の上で、ちょっとだけ苦しそうに鳴いて逝った。

病気になっていた事、気付いてあげられなくてごめんね。
旅行に行って、一番苦しい時に私を捜してたのにいなくてごめんね。
無理矢理頑張らせて、1週間も長く苦しませてごめんね。

みんなに言われたよ。
「あんたに会いたかったから、帰ってくるの待ってたんだよ。
あんたと、少しでも長く一緒にいたかったんだよ」
って。
そうだね、きっとそうだったんだね。

苦しかったののに、私ばかり泣いてごめんね。
私のそばにいてくれてありがとうね。
今も、あなたが大好きです。

猫のみぃ

230 :大人の名無しさん:04/06/24 13:55 ID:mjzYN+dK
父が突然亡くなった。
うちの猫のみぃは、父の行く先行く先についてく猫だった。

「いつも俺の後をついてくるんだ。俺の護衛なんだ。」

と生前父は少し自慢げに言ってた。

父の亡骸が、病院から自宅に帰ってきた。
手を組み布団に寝ている父。

すると、みぃが私達の前を通り、父の布団の中に入った。
冷たくなった父の横に寄り添って寝ていた。
その光景を見てものすごく涙がでた。
猫にも分かるのかな。
お別れだってこと。

そして父が棺おけに入った夜。
家族だけの最後の夜。
みぃは棺おけの上に乗り、一生懸命父の顔の見える扉をガリガリと開けようとしていた。
砂を掘るように一生懸命あけようとしていた。
本当に一晩中みぃは必死だった。
その様子を見て私達は泣いた。

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