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【ノーベル賞】村上春樹が文学賞を受賞できない4つの理由

毎年、村上春樹氏がノーベル文学賞候補として名が挙がっていますが、受賞できていません。今年はどうでしょうか?受賞できない理由があるという意見も多いようです。

更新日: 2012年10月12日

ganekuroさん

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最新情報(10/11追記)

莫言氏は、人民解放軍在籍中に著作活動を開始。中国当局の検閲を避けるため、暗示や比喩(ひゆ)、曲折表現を駆使して、中国国内でタブーとされる敏感な内容を含んだ作品を発表してきた。

村上春樹氏、今年もノーベル文学賞本命候補!

日本の小説家、アメリカ文学翻訳家。随筆・紀行文、ノンフィクションの著作もある。京都府京都市伏見区に生まれ、兵庫県西宮市・芦屋市に育つ。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒業、ジャズ喫茶の経営を経て、1979年『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞しデビュー。当時のアメリカ文学から影響を受けた文体で都会生活を描いて注目を浴び、村上龍と共に時代を代表する作家と目される。

経歴(wikipediaより)

1987年発表の『ノルウェイの森』は上下430万部を売るベストセラーとなる。これをきっかけに村上春樹ブームが起き、以後は国民的支持を集めている。

その他の主な作品に『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』など。日本国外でも人気が高く、柴田元幸は村上を現代アメリカでも大きな影響力をもつ作家の一人と評している。

2006年、特定の国民性に捉われない世界文学へ貢献した作家に贈られるフランツ・カフカ賞をアジア圏で初めて受賞し、以後ノーベル文学賞の有力候補と見なされている。

デビュー以来、翻訳の活動も行っており、フィッツジェラルドの諸作品やレイモンド・カーヴァー全集のほか、多くの訳書がある。随筆・紀行文も多数。

しかし、『村上春樹氏がノーベル賞を受賞できない理由がある』と考える人も多いようです。

作品内容に『ブレ』が多い

ノーベル文学賞作家には「社会性」(辻井喬流に言えば「論理性」「思想性」ということになる)が必要で、つまりその作品内容が現実世界や社会の問題とどのように関わりを持つか、あるいは人間の過去―現在―未来といった「歴史」とどのように交差してくるのか、というようなことが重要視される傾向にあるが、村上春樹の作品にはそのような「社会性」「歴史性」を持つものとそうでないものとが混在していて、(たぶん村上春樹はそのことに無自覚だと思うが)そのような作品内容の「違い」(作者の「迷走ぶり」)のことに他ならない。

国外で単発的に行うスピーチはその内容に間違いがなかったとしても、ある種のパフォーマンスにみえる

カタルニア国際賞の受賞スピーチにおける「日本人は核に対して『NO』を叫び続けるべきだった」というような「社会的発言」、あるいは1昨年になる「壁と卵」と題するエルサレム賞受賞講演を、何故日本国内で日常的に行わないのか、文学が国民(民衆)と共にある(その国民の精神的な抑圧からの解放を主眼とする)ものだとすれば、世界でいくら数多くの読者を得ていたとしても、国外で単発的に行うスピーチはその内容に間違いがなかったとしても、ある種のパフォーマンスにみえるのではないか

「年功序列」?

確かに50歳代の授賞も時々あるものの、70代はザラで、中にはドリス・レッシング氏(2007)は87歳で受賞するなど高齢化している。

○候補者、受賞者の年齢
イヴ・ボヌフォワ 87歳
ミラン・クンデラ 81歳
ジョン・バース 80歳
ウンベルト・エーコ 78歳
フィリップ・ロス 77歳
コーマック・マッカーシー 77歳
ヴァーツラフ・ハヴェル 74歳
トマス・ピンチョン 73歳
ドン・デリーロ 73歳
ジョイス・キャロル・オーツ 72歳
クラウディオ・マグリス 71歳
ペーター・ハントケ 67歳
村上春樹 61歳

※2012年に受賞の莫言氏は57歳でした。

ノーベル文学賞受賞理由としての「民族」「対抗」などのキーワードがない

確かに村上氏は世界での知名度も高く、作品の評価も高いが、スウェーデン・アカデミーの選考方針とは少し違うようだ。村上氏は近年は、海外での受賞歴も増えてきてはいるが、もう少し時間がかかるのだろうか。

ネット上の意見

三島由紀夫、安部公房の作品と比較すると、村上作品には"文学としての芸術性"は見えてこない。

芸術性も低いと思われる根拠は何でしょうか?春樹はフランツ・カフカ賞、フランク・オコナー国際短編賞、世界幻想文学大賞、エルサレム賞、毎日出版文化賞を受賞してますよ。あなた、春樹の一部の面しか見てないだけでは?

私は文学に詳しいわけではないが、村上作品を読んで森鴎外、夏目漱石、芥川龍之介、谷崎潤一郎の時のような充実感に満ちた読後感を覚えない。

ノーベル文学賞を受賞した川端&大江と村上とでは超えられない壁があるように感じる。

春樹はちょっと大衆的過ぎる。漫画読んでる感じ。
春樹が受賞するならハリポタの作者が受賞してもおかしくない。

現代文学の最重要ポイント、「読みやすさ」が完璧です。
これを持ち合わせない日本の芥川賞など、世界文学の資格はありません。

村上文学というのは、そもそもの本質が「ノーベル賞」には馴染まないようにも思えます。

若き日には日本の左右の政治的立場への「コミットメント」を拒否し、この世界全体への違和感に正直になることから「デタッチメント」という生き方を表現していったわけです。それは究極の個人主義、あるいは個という視点から見た小宇宙のような世界でした。この時点での村上文学というのは、国家的な栄誉とか世界的な権威などとは「無縁」であることに価値があったわけです。

ノーベル文学賞て、政治的な事を書いてる作家が選ばれるんだよね。そもそも村上春樹は、そんなのとは全く離れた作風だったのにー。ここ数年急にそういう事を言い出すようになったよね。で、そういう事を言い出してから、中身はつまらなくなった気がする。このジレンマ。

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ganekuroさん


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