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1時間でサクッと読める!青空文庫のおすすめ無料小説10選

世界の名作文学が無料で読める青空文庫。でも、あまりにも数が多すぎて、どれを読めばいいか迷ってしまいますよね。それに時間もない。そこで、忙しい人でも電車の中でサクッと読める、面白い青空文庫の作品をまとめてご紹介します。

更新日: 2012年11月13日

tenyawanyaさん

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はじめに

世界の著作権切れ名作文学が無料で読める、青空文庫。
でも、数が多すぎて何を読めばいいか迷ってしまいますよね。それに、長編を読む時間はない・・・

そこで、忙しい人でもサクッと読める青空文庫の作品をまとめてご紹介します。

エンターテイメントとして楽しめる作品を中心に10作品ご紹介します。

1.『少女地獄』 著者:夢野久作

[作者] 夢野久作
幻想性の色濃い作風で知られる夢野久作が、遺書、書簡、新聞記事など、さまざまなタイプの文章を駆使しながら、少女たちの破滅を描く。

「何んでも無い」「火星の女」「殺人リレー」の3編を収録。

男女の断絶、心の闇、性的倒錯、生きるために必要な虚栄心といった、古くて新しいテーマを、「ステキ」とか「メチャメチャ」
というような軽妙な単語を織り交ぜながら読ませる力量は圧巻

現実と虚構との境が曖昧になる感覚がどうしようもなく心地良い。まさに地獄。魅惑的な、中毒性の高い地獄。一旦引きずり込まれたら戻れない。戻りたくなどない。

2.『黒猫』 著者:エドガー・アラン・ポー

[作者]エドガー・アラン・ポー
酒癖の悪い主人公が、可愛がっていた黒猫の片目をナイフでえぐり取り、しまいには木に吊るして殺してしまうが・・・
過度の飲酒によって精神が荒廃していく様を黒猫をモチーフに描いたサスペンス小説の傑作です。

鬱蒼とした世界観、自己破壊のような主人公の描写、とても痛々しい繊細さがある作品です。

最近のホラー映画で観られる気持ち悪さや
ハッというおどろかされる怖さではなく、少しずつ知らない間に恐怖心をあおり体の芯までゾクゾクとするような感じ

3.『藪の中』 著者:芥川龍之介

[作者]芥川龍之介
馬の通う路から隔たった藪の中、胸もとを刺された男の死骸が見つかった。死骸は多襄丸という名高い盗人のものらしい。複数の人間の証言を交えて、真相に迫っていく。
殺したのは、果たして誰なのか。


いわゆる文学作品ですが、藪の中に埋もれた真相を自分なりに考える楽しみがあります。黒沢明の「羅生門」の原作としても知られている名作。

藪の中」は短編ミステリーとして読むことができ、推理のいい勉強になります。ただ、どれだけ推理しても真相は「藪の中」であり、それが作品の魅力を深めてます。

今でも議論が交わされ、本当はどっちなのか争われていると聞いたリドルストーリーの代表作。

※リドルストーリーとは、物語中に提示された謎に対する答えを明示しないことを主題としたストーリーのことです。

4.『瓶詰の地獄』 著者:夢野久作

[作者] 夢野久作
海難事故にあい、美しい南国の島に流れ着いた二人の兄妹。しかし、その美しい島には、残酷な運命が待っていた。

兄妹が流したビール瓶に入れられた3通の手紙から恐ろしい地獄が見えてくる・・・・

最小の表現、文字数で読者の想像力を刺激し、残酷な真実を見せつける傑作小説です。

「瓶詰の地獄」は、行間からどす黒く異様さが漂ってくる。
ほんの短い小説なのに、底なしの広がりをもっている。

地獄が確かな“現実”であったことを読者につきつける。その並べ方の妙が、素晴らしい。

5.『駆け込み訴え』 著者:太宰治

[作者] 太宰治

キリストを売ったユダは、なぜキリストを裏切らなければならなかったのか?
「申し上げます。旦那さま。あの人は、酷い。酷い。…」ユダはキリストに対する愛蔵渦巻く感情を独白する・・・

太宰治にしか書けない屈折したユダの心情描写のリアリティは圧巻です。

人としての暗黒やずるさを自覚する者からみた行いの正しい人間への心理が丹念に追われている。

6.『十八時の音楽浴』 著者:海野十三

[作者] 海野十三

独裁者が流す音楽で洗脳された人々が住むミルキ国と火星人の戦争を描く、ディストピアSF小説。

古いSF小説ですが、その面白さは一切古びていません。

7.『悪魔の舌』 村山槐多

[作者] 村山槐多

奇異な詩人、金子鋭吉が自殺した・・・発見された彼の遺書から彼のおぞましい所業があきらかになっていく。
悪魔の舌を持つにいたった金子鋭吉は、なめくじ、芋虫を食べる生活を送るが、最後には・・・。


文体、題材、あらゆる点でグロテスクな怪奇小説の傑作です。

悪魔に心が奪われるか奪われないか、さらに悪魔に心が奪われてしまう過程の描き方は抜群。

良識と狂気のあいだでゆれる主人公の心理が真に迫っており、秀逸

8.『野菊の墓』 著者:

[作者] 伊藤左千夫

政夫は、いとこで二つ年上の民子と姉弟のように過ごしてきた。やがて、二人の間に恋がめばえはじめるが、周囲の大人達には理解されず…。忘れられない純粋な恋を描いた名作。(BOOKデーターベースより)

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このまとめへのコメント1

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いつも頑張ってまとめています。



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