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奨学金の返済を延滞をすると人生終了するかもしれない

大学生の5割が利用していると言われる奨学金制度。借りる人は増える一方ですが、返済が滞った場合には厳しい取り立てが待っています。奨学金返済をめぐって何が起きているのか簡単にまとめました。

更新日: 2016年03月09日

yamadayamaさん

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奨学金の返済を延滞するとどうなる?

滞納が9カ月続くと、一括払いを求める「支払督促」を送付し。その後は差し押さえや提訴。

ブラックリスト入りすると起きること

「氏名、住所、生年月日、電話番号、勤務先等」と「貸与額、最終返還期日等、その他に延滞、代位弁済、完済等の返還状況等」が個人信用情報機関に提供される。

ローンやクレジットカード利用が困難になる。

一度登録されると返し終えても5年間残る。

Photo by George Doyle / Stockbyte

延滞者はどんな請求をされているのか

年収100万円の男性が元本163万円と延滞利息152万円の計315万円の支払いを求めて訴えられた。

月収20万円の男性が元本100万円と利息・延滞金60万円の計160万円を一括で返済するよう支払督促を起こされた。

裁判になったが160万円を一括で払えという判決が下された。

増加する奨学金利用者、その陰で…

奨学金を利用する大学生は約5割

平成22年度の日本学生支援機構による調査だと、奨学金を受給している学生の割合は、大学学部(昼間部)で50.7%、大学院修士課程で59.5%、大学院博士課程で65.5%

返還滞納者の個人信用情報機関への登録は2年で1万件を超えた。

2010年度の登録件数は4469件、11年度は5899件で計1万368件だという。

返さない?返せない?

2010年の「日本学生支援機構」(http://www.jasso.go.jp/) による調査から

≪延滞が始まった理由≫
1.家計に収入が減った 61.1%
2.家計の支出が増えた 15.1%
3.入院、事故、災害等  6.5%
4.返還を忘れていた   3.6%
5.忙しかった      2.5%

≪延滞が継続している理由≫
1.本人の低所得    47.8%
2.親の経済困難    37.8%
3.延滞金額の増加   27.8%
4.失業中(無職)   21.4%
5.本人の借入金の返済 19.5%

※延滞が継続している理由は2つまで回答のため、合計は100%にならない

Photo by Alex Slobodkin / iStockphoto

有識者会議で延滞者のブラックリスト入りが決定

平成20年6月に奨学金の返還促進に関する有識者会議が取りまとめた「日本学生支援機構の奨学金返還促進策について」

≪有識者たち≫
市古夏生:お茶の水女子大学教授 (座長)
加山勝俊:社団法人しんきん保証基金常務理事
黒葛裕之:関西大学教授
小林雅之:東京大学教授
斉藤鉄生:早稲田大学学生部奨学課長
白井淳一:信金ギャランティ株式会社代表取締役社長
宗野恵治:弁護士
濱中義隆:独立行政法人大学評価・学位授与機構准教授
藤村直:三井住友銀行融資管理部長

延滞者への各種ローン等の過剰貸付を抑制し、多重債務化への移行を防止することは、教育的な観点から極めて有意義」という理由で延滞者をブラックリスト入りさせる事が決まった。

救済措置はあるのか

減額返還制度:返済期間を延長して一回の返済額を減らす。

災害、傷病、その他経済的理由(年収300万以下)により奨学金の返還が困難な人が該当。

所得連動返還:卒業後に一定の所得がなければ奨学金の返済を猶予される。

返還期限の猶予は1年間。翌年も返還期限の猶予を受けたい時には再度申請をする必要がある。

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