1. まとめトップ

日本古来から伝わるプロフェッショナル論~守破離(しゅはり)の精神

日本古来の「道」において大切にされてきた、守破離(しゅはり)。あるひとつのことを追求していく過程を説いた言葉です。守破離の語源は諸説ありますが、今回は茶道の千利休の説を中心にしてまとめてみました。

更新日: 2015年06月20日

tos.23さん

  • このまとめをはてなブックマークに追加
133 お気に入り 123480 view
お気に入り追加

○守破離とは

「守り尽くして、破るとも、離るるとも『本』ぞ忘るな」の守破離をとった言葉

「守破離」というのは、人がある道を究めるのに歩むべき3段階のこと

「守破離」は戦国の時代に織田信長、豊臣秀吉の茶頭を務めた千利休が茶道を通して体得したプロフェッショナル論

武道や茶道などの日本古来の『道』文化が発展、進化してきた創造的な過程のベースとなっている思想です。

「守は下手、破は上手、離は名人。」(茶話集より)

一,守(しゅ)

【守】 既知のセオリーどおりにやってみる

「守」とは、師についてその流儀を習い、その流儀を守って励むこと。

先輩や師から基本を教わり、型をまねていくことから始まります。

※『守』はすぐに効果が現れないことを理解しておく

守破離の「守」は一番むずかしいです。徹底的に真似をするにはスキルがそれだけのスキルが必要になります。

【マネる】という言葉より、良いものを【モデリングする】という言葉の方が抵抗が少ないかもしれませんね。

まずはあるがままの状態を素直に自分に受け入れることです。自分に色々な考えがあるとしても、まずは自分の頭の中を空にして、素直に受け入れることです。そうすることによって、教えられることがすべて自分の頭に入って来ます。

「読み書きそろばん」を反復訓練するなど、たとえ「守」の重要性が理解できなくとも実際に行動に移すことですね。プロはみな「守」からスタートします。プロボクサーでも手打ちそばの達人でも「守」からです。「守」を続けるうちに、それが原点だということがわかってくればしめたものですね。

二,破(は)

【破】 あえて既知のセオリーに逆らってみる

「破」とは、 師の流儀を極めた後に他流をも研究すること。

守を修得して行く中で生まれた葛藤、自分ならこうするという思いで型にアレンジを加えていく。と同時に型から離れはじめていく過程。

マニュアルを守り続けると、常連のお客さんには「こんにちは」「いつもどうも」などと挨拶ができるようになる。「この人には気さくな話し方をしても大丈夫か」ということについて、判断ができるようになり、徐々にマニュアルを「破」ることができるようになってくるのだ。

型ができてから破ってください!「型破り」って言葉があると思うんですけど、それは型ができてから初めて破れるもの。型がないのに「型破り」なんてできません。それは「型なし」というんです。

破ったことで先生の評価は下がるかも知れない。しかし、少し破って見ると先生との違いを自分で判断できるようになり、自分の考えが段々と固まってきて、自分流を見出だしてくるようになる。

三,離(り)

【離】 既知のセオリーとは違う独自のセオリーをみつける

「離」は、自己の研究を集大成し、独自の境地を拓いて一流を編み出すこと。

完全に基礎の型から離れオリジナルを確立する段階。世の中でいうところの、個性。「離」の境地まで行った人はとにかく芯が強く、最高レベルになる。

1 2





tos.23さん

自分が気になったことを中心にまとめていきます。

このまとめに参加する



  • 話題の動画をまとめよう