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巨匠の引退作対決にわいた2013年
興行収入1位、宮崎駿「風立ちぬ」
14年ぶりの新作、高畑勲「かぐや姫の物語」

2013年ベスト邦画ランキングとは

2013年もたくさんの邦画が公開されました
TVドラマの劇場版からひっそり単館の自主制作映画まで推定500本以上
「パシフィック・リム」や「ゼロ・グラビティ」にはない
邦画ならではの良さを求めて彷徨った
2013年ベスト邦画ランキング

●対象作品
2013年1月1日〜2013年12月31日までに公開された日本映画
※日本映画=制作国で日本が含まれるもの(約500本)

●参加者
上記対象作品を50本以上観ていて、なおかつこの企画に乗る奇特な人たち
※名前(twitterアカウント)/観た本数

・籠さん(@cage0313)/70本
・ゲリオットさん(@geri_otto_mrs)/95本
・ゴズィラさん(@godzilla_4423)/122本
・Kさん(@kseigazaxtukann)/69本
・くるぶしさん(@kuru_busi)/54本
・れいさん(@rei013)/172本
・ヤックルさん(@tabby_yackle)/78本
・坪井俊弘さん(@TcinemaholicT)/173本
・とと(@t0t08)/149本
・ゆっきーさん(@yukikoppu)/74本

●選定方法
下記の方法で集計し、得点の高い順にランキング
・各人10本を選出(1位:10点 2位:9点 3位:8点・・・・9位:2点 10位:1点)
 ※10本では物足りない場合、11位以下も設定可能。11位以下は全て1点で計算
 ※集計の結果同点の場合、投票人数が多いものを上位

昨年の結果

20位~11位

10位以内に惜しくも入らなかったものの、全て2人以上から投票された映画を軽く紹介

●19位タイ『サッドティー』12点(2人投票)
(坪井)○登場人物すべてを愛おしむのがこの監督の持ち味だと思う。
(ゲリオット)会話のリズムとテンポが心地良い映画。
(とと)新しい恋愛映画を切り開く今泉監督。現代的なようで普遍性も含む新しさ。
(籠)長い…
(ゆっきー)個人的には「こっぴどい猫」の方が面白かったけど、でもこっちの方が会話がリアル!

●19位タイ『箱入り息子の恋』12点(2人投票)
(れい)そりゃ粗もありますが「出来が悪いが愛嬌がある息子」みたいに可愛い映画でした。
(ヤックル)障害を個性とすることで変な問題提起などせず、恋愛映画として描き切ったことに好感。主演の二人以外にも 穂のかさん にものすごくキュンキュンした。
(ゲリオット)見合いの席で二人が同じ飲み物を頼む所からグッと心を掴まれた。
(とと)身につまされる内容であり、夏帆がかわいくもあり、ストレートに青臭くもあり、大変よろしかったです。
(ゴズィラ)途中までは良かったのだけれど、着地点が下品。
(ゆっきー)夏帆がかわゆい!星野源はこの作品で初めて知った。
(くるぶし)語らずとも牛丼1つで思いは伝わるのです。

●18位『永遠の0』13点(3人投票)
(れい)邦画特有の不細工さはあれど、VFXや役者の熱演など見応えのある映画で好きです。
(ヤックル)VFXだけはすごかった。邦画屈指だと思います。
(坪井)×××ばりばりのワースト1ですので。
(ゲリオット)役者陣に好感。
(とと)現代パートは嫌いだけど、昭和パートは好感。
(籠)夏八木勲、山本學、橋爪功、田中泯、平幹二朗、濱田岳、染谷将太、新井浩文の素晴らしい演技がすべて犬死にして涙なく悲しみ、懲りない劇伴に耳をふさぐ… 森谷司郎の「ゼロ・ファイター 大空戦 」の正しいゼロ戦をどこかでまた観たくなるばかりなり。任侠篇が語りでなければなあ…映画自体は別として主役のヘタレ観は私に近いものでありました。
(ゴズィラ)この映画をベストワンにした時点で、私は映画ファンになることを諦めました。
(ゆっきー)びっくり顔がデフォの三浦春馬君以外は、よかったなと思います。岡田君がそうした理由がすっきりしないけど、がっくんに説教する気迫あるシーンが好き。

●17位『凶悪』13点(5人投票)
(とと)10人中5人が下位ながら投票してしまうあたり底力を感じる映画。僕も11位でした。単に一方的な視点で描かないのが良い。ワーカホリック映画。
(れい)「そして父になる」とのシンクロ率すら意味パワーにしてしまった気がします(笑)
(K)刺激的なのを売り物にした作品とは違い、実話ベースだと考えると本当に恐ろしい。
(ヤックル)リリー・フランキーとピエール滝が楽しそうだったので、ベストにぶっこませていただきました。
(坪井)△「物語」にしてしまったところが著しくマイナス。
(ゲリオット)怖さと楽しさを織り交ぜながら、唐突に観客の足下を掬いに来る意欲作。
(籠)観た時はよかったのに何故か残らない…長さとうんざりするコリアンテイストがネック。
(ゴズィラ)水責めならぬ、酒責めのシーンで一緒に爆笑してしまった自分も、結局は山田孝之なんだなと思いました。
(ゆっきー)もうどの映画見てもピエール瀧が悪者にしか見えない(苦笑)
(くるぶし)胸くそ悪いのに見入ってしまう。リリーさんから山田孝之に視点が繋がっていく所が好き。

●14位タイ『舟を編む』14点(3人投票)
(れい)辞書の編纂作業なんて地味すぎて絵にならないんじゃ…と心配しましたが杞憂でした。
(K)石井裕也が、借物の作家性を放棄したのが幸い。
(坪井)○黒木華が良い!…んだけどキネ旬で個人賞になってたから、ちょっと。
(ヤックル)右という言葉を説明することにここまでの物語が描かれるとは驚かされました。オダギリ・ジョーが良い味してます。時代ごとのディテールにも気が使われているのも好感。
(ゲリオット)「何かに没頭するシーン」フェチなので、辞書作成のシーンがずっと続けば良いのにと思ってしまった。
(とと)姫たる宮崎あおいを姫としてしっかりと存在させた世界観の構築が素晴らしい。オダギリジョーの微妙な立ち位置が好ましかった。
(籠)舟を漕がずに鑑賞できたのは主役の力だけでなく、妙な間合いと独特なクドさというこの監督らしさが今回は上手くいったせいか?
(ゴズィラ)松田龍平、宮崎あおいの所作の美しさにウットリしました。地味だけれど、堅実なシーンの積み重ねに好感を持てる傑作。
(ゆっきー)オダギリジョーがよい!宮崎あおいとの恋愛部分は浮世離れしすぎな感じ。
(くるぶし)人の不器用さだとかがとても愛らしく見えます。

●14位タイ『四十九日のレシピ』14点(3人投票)
(れい)原田泰造が演じたダンナの哀れさが好きです。
(坪井)○今までのタナダユキではベスト。父親の若い頃のパートが良い。
(ヤックル)四十九日が題材だが、しんみりすることなく爽やかに、でも故人への敬意はこれ以上なく描かれていることに好感。二階堂ふみを筆頭に脇役も良い仕事してる。
(ゲリオット)終盤の投げやりな展開に違和感。岡田君の役どころもヒドイし、二階堂ふみが思ったより弾けてないのもマイナス。
(とと)都合が良い話になってしまっていることは否めないが、温かい眼差しを感じられる映画である。二階堂ふみが一見合わなそうな役で出てるが、今までで一番良かった。
(籠)観た時はボロ泣きでベストワンだったがこの盛り上がりのなさにただただトーンダウン…ラーメンにケチつけるはずだったのにコロッケパンにやられてしまった!
(ゴズィラ)一昨年の「ふがいない~」が最悪だっただけに、多少の不安はあったが概ね満足。過去の回想シーンの多幸感が半端じゃなかった。

●14位タイ『言の葉の庭』14点(3人投票)
(れい)同時上映の短編と予告を合わせても1時間程度。こういうお手軽映画体験もいいですね。
(K)ネットでの評判の宜しくない新海誠だが、『秒速5センチメートル』以来の秀作だと思う。
(坪井)○ほのかにエロティック。メタファーではなくて。
(ヤックル)うっとしいはずの梅雨という季節を新海誠が切り取るとこんな素敵な映画に。同時上映の『だれかのまなざし』も素晴らしい。
(ゲリオット)悪い意味で瑞々しい映画。
(とと)こんだけ痛くて恥ずかしい映画(褒めてます)を作れる素晴らしい作家性を今後も貫いて欲しい。
(ゴズィラ)足のアップだけで号泣した映画は、後にも先にも、これだけだと思います。

●13位『恋の渦』15点(2人投票)
(坪井)○恋愛映画にエロが復帰しました。
(ゲリオット)浅くて深く、とても単純なのにとても複雑。そして最高に俗っぽい話なのに、最高に美しい瞬間も捉えている映画。
(とと)テレビでは出来ないゲスさであり、そのゲスさそのものに意味がある。モテキとはそこが違う。
(籠)タランティーノばりのウザいキャラのセリフの嵐が最後まで延々と続くが本家よりも退屈しない出来に監督の好調ぶりを満員の観客は大爆笑で応えた!フィル・スペクターサウンドを下品でリアルな世界に使うことは大枚はたいて酒を飲んでいないと思われるいない若手にはここまで出来やしまい。やたらトイレの話が出るがトイレ自体は登場しないで猥褻か排泄の話ばかりのファレリー兄弟ばりの下品ネタはテレビでは出来ないような無理なことしていて笑えるし連合赤軍の総括を変換したような説教はすごく痛い。エンディングに本物のベー・マイ・ベイビーが流れないバージョンでは魅力激減が残念。
(ゴズィラ)バカばかりが織り成す、バカで愚鈍な話。「でも他人事じゃないよね?」と囁いてくるような映画。侮れない傑作。

●12位『ソウル・フラワー・トレイン』16点(2人投票)
(坪井)○緩やかなアウトロー物語が心地よい。
(とと)根っこはオーソドックスな親子の映画なのだが、そこにロビン西、大阪、花電車が絶妙に絡まってオリジナリティを生み出している。
(籠)話の繋ぎが秀逸で受け入れたくない現実がどんどん迫ってきて内容に心は納得しないまま涙が止まらない。久しぶりの楽しいベタベタなにわ映画でもありました。親や家庭との行き違いは修復が難しいからこういう映画を観るとただただ泣いてしまう 。

●11位『もらとりあむタマ子』17点(4人投票)
(れい)ドラマチックなことは起きているのに「なにも起こらない話」に見えるのが面白い。
(K)「ダラダラしたあっちゃんは可愛い」!
(坪井)○新しいアウトロー。前田敦子は「寡黙なアニキ」である。順位低すぎ。
(ヤックル)あっちゃんの行動は面白かったけど、みんなが顔見知りというあの息苦しそうな世界での一年は恐ろしくもあった。
(ゲリオット)トップアイドルの前田敦子を主演にした意味がちゃんとあって驚く。それを一発ネタで終わらせない、山下×向井コンビの安定感は流石。
(とと)とにかく飯表現素晴らしい。2013年最も素晴らしい飯表現をした映画。
(籠)バラし過ぎず難解でなく長くなく楽しい。こういう映画をいつも観ていたい。脚本上での表記が興味深くなる絶妙な間合い!目指しかけた時の努力する姿とその後のなげやりが特に好きだ。鈴木慶一さんも観れるし星野源(楽曲)への認識を変えることができた。何と言ってもロールキャベツとだんごの食べっぷりの見事なこと!
(ゴズィラ)「少なくとも、今じゃない!」と断言しつつも、しょうがないか、と動き出すタマ子の成長が微笑ましい。

10位「ももいろそらを」 18点(2人投票)

女子高生の日常を切り取った青春ドラマ。全編モノクロ。
第24回東京国際映画祭、日本映画ある視点部門作品賞受賞作。

監督:小林啓一
脚本:小林啓一
出演:池田愛、小篠恵奈、藤原令子、高山翼、桃月庵白酒

●コメント
(とと)最初の30分はただただ戸惑うかもしれないが、それが次第に快感に変わっていく不思議な映画。また新しいタイプの青春映画であり、会話劇の映画に出会えた感覚。
(れい)その強烈さゆえ私は好きになれませんでしたが、監督のこれからがとても楽しみです。
(坪井)△同性愛をオチに仕立て上げるような人物造形がちょっと。
(ゲリオット)見終わった後、川島いづみという女の子に会いたくなる映画。
(籠)すみません。観てません…これなら「チチを撮りに」では?
(ゴズィラ)嫌いです。主人公のべらんめぇキャラに終始付いて行けず。ラストのアレも何でピンクじゃかったのでしょう。

9位「みなさん、さようなら」 21点(3人投票)

「アヒルと鴨のコインロッカー」「ポテチ」の中村義洋×濱田岳による青春映画。

監督:中村義洋「アヒルと鴨のコインロッカー」「ジェネラル・ルージュの凱旋」
脚本:中村義洋「アヒルと鴨のコインロッカー」「ジェネラル・ルージュの凱旋」
出演:濱田岳、倉科カナ、永山絢斗、波瑠、安藤玉恵、志保、ナオミ・オルテガ、田中圭、ベンガル、大塚寧々

●コメント
(とと)もはや濱田岳なしでは日本映画は成立しない。濱田岳を追っかければ良い映画がある。
(れい)このほんわかキャストでこんな鬱屈とした残酷な映画が作れるんだと感心しました(笑)
(K)個人的には次点にしました。団地で暮らした経験のある者なら、一度は考えた事があるだろう発想(「団地の中だけで生きていく」)が秀逸。初々しくも生々しいラブ・シーンも◎
(坪井)○あのへんが出口だろうと思いきや、とんでもないところが出口だった爽快な迷路。
(ヤックル)中盤にある驚きの情報からの展開と着地は見事というしかない。ランキング出した後に後追いのためベストに入っていませんが、リアルタイムで観てたらランクイン確実でした。
(ゲリオット)時代感のある衣装がとても秀逸。
(籠)いろんな成人映画館に通っていた時の淡いエロを思い出してひとり笑い続け、ここまでやるかの後半にちょっと戸惑いながらも鬼畜な田中圭にハラハラしながら任侠的決着に号泣!大山先生に純粋に尊敬が出来て強くなろうと思ったあの頃とエレカシがぴったりの携帯のない世界に元町田市民であり団地経験者としてはたまりません。
(ゴズィラ)2013年に多く公開された団地映画で、もっとも団地団地してた秀作。あの閉塞感、行き場の無さ。それでも平然と打ち破る主人公の強かさ。
(ゆっきー)がっくんがああなった理由が分からないうちは、なんだかなーと思ってたけどそういうことかと分かってからの後半からラストにかけてがよい!田中圭怖すぎ!

8位「楽隊のうさぎ」 22点(4人投票)

中沢けいの小説を映画化。中学の吹奏楽部を舞台とした映画。

監督:鈴木卓爾「私は猫ストーカー」「ゲゲゲの女房」
脚本:大石三知子「ゲゲゲの女房」
出演:川崎航星、宮﨑将、山田真歩、井浦新、鈴木砂羽

●コメント
(とと)ドキュメンタリックだけどドキュメンタリーじゃない。とても繊細な部活映画。
(坪井)○成長とは「言うばっかり」の得体の知れないものではなく、このように明確な形があるものだ。
(ヤックル)吹奏楽を通じて様々なことを学び、大きくなっていく姿をつぶさに描いた部活映画の傑作。演奏会での演奏も彼らの成長を感じることができる素晴らいものだった。
(ゲリオット)とりとめの無い会話の中で、突如語られる「本当に憎むべきは、生き生きとしたものを殺す何かだ」というセリフ。その切実さに胸を打たれる。
(籠)ぎごちない空気は中学時代のあの頃でカッコいい先輩に憧れながらうまくいかず誘われても頑なに拒否したことを思い出す。一歩踏み出した主人公のほうではなくて中途半端に悶々とするサッカー挫折少年が私そのもの…
(ゴズィラ)素人演技とは、演じること自体が下手ではなく、醸し出す雰囲気がリアルに近いということを指す言葉なのだなと確信した映画。「ばーか」という中傷の単語が、あんなに優しく響いてくるとは。文句無しの青春映画。

7位「カノジョは嘘を愛しすぎてる」 23点(3人投票)

出典eiga.com

青木琴美のコミックを映画化。
音楽業界を舞台にした恋愛模様を描く。

監督:小泉徳宏「タイヨウのうた」「ガチ☆ボーイ」
脚本:吉田智子「僕等がいた」、小泉徳宏「タイヨウのうた」「ガチ☆ボーイ」
出演:佐藤健、大原櫻子、三浦翔平、窪田正孝、谷村美月、相武紗季、反町隆史

●コメント
(とと)タイヨウのうたを超えた小泉監督の真摯な音楽恋愛映画。音楽に説得力も意味もある邦画としては珍しい音楽映画
(れい)大原櫻子さんのインパクトに負けました。佐藤健さんもキャリア史上最高の演技では。
(坪井)◎もう身も心もとろとろですわ。ええ。
(ヤックル)音楽、恋愛どちらの要素も華やかさと汚さを見事なバランスで描いた傑作。本作のヒロイン、大原櫻子ちゃんの歌声にもただただ圧倒。
(籠)原作は未読だが業界ぶっちゃけながらカメダ組バックアップによる良質な音楽映画となっていた。渋谷他での移動シーンなんかがまともだし 嘘を引っ張らずにぐちゃグダがなく死者もいないのが良い。
(ゴズィラ)やけに綺麗な映画だなぁ、というだけの印象。かゆい。
(ゲリオット)漫画原作の邦画にしては良心的だと思うけど、内容は可もなく不可もなく盛り上がりに欠ける。
(くるぶし)出会いがちょっと強引かなと思ったのですが、2人の葛藤がうまく描けていてとてもよかったです。

6位「風立ちぬ」 24点(4人投票)

宮崎駿がゼロ戦の設計者・堀越二郎、作家の堀辰雄をモデルに、飛行機作りに情熱を傾けた青年の姿を描く。
この作品をもって宮崎駿は監督を引退すると発表された。

監督:宮崎駿「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」
脚本:宮崎駿「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」
出演:庵野秀明、瀧本美織、西島秀俊、西村雅彦

●コメント
(とと)堂々たる引退作であることは疑う余地がない。揺るぎない作家性。
(れい)正直気に入らないところなんて腐るほどあるんですけど、それでも好きなんです。
(坪井)×型から一歩もはみ出ない人物描写がつまらない。
(ヤックル)好きなことしかやらない堀越二郎に感情移入できず、ぶっちゃけあんまり好きじゃないです。ただ堀越二郎の声は庵野秀明以外あり得ないと思いました。
(ゲリオット)こんなに真っ直ぐで静かな映画を、私は他に知りません。
(籠)アニメは投票除外してます(フリーパスポートでたまたま観ました)。煙草のけむりが漂い接吻がありゾルゲまで出てくるのは子供向けでは全くないのが凄いがのっぺりした異次元の世界に意識を失った…
(ゴズィラ)よくよく考えてみれば、色々とトチ狂ってましたね。でも、夢想を描くには狂わねばいけなかったのでしょう。アニメーションの自由性を縦横無尽に体現してみせた傑作。
(くるぶし)あんなにたくさんのモブを一人一人しっかり動かすあたりやはり宮崎さんだなと思いました。「たばこ吸いたい」の庵野さんには萌え死んだ。

5位「フラッシュバックメモリーズ3D」 26点(3人投票)

出典ototoy.jp

事故により高次脳機能障害を負ったディジュリドゥ奏者GOMAのドキュメンタリー。

監督:松江哲明「童貞。をプロデュース」「ライブテープ」
出演:GOMA

●コメント
(とと)ドキュメンタリーで3Dなんてジャッカスの痛み表現ぐらいしか使い道がないという思い込みをぶち壊してくれた一作。
(れい)これまで主に物体の立体感や空間の奥行きを出すために使われていた3Dを、現在と過去という2層構造の表現に用いるというありそうでなかった切り口が新鮮でした。
(K)全編、ノリノリであると同時に切ない… 映画とは(ドキュメンタリーであれ、フィクションであれ)記憶の断片である、と再認識。3Dの有用性を証明した点も素晴らしい。
(坪井)×踊りたいのにメガネかけてじーっと座って見ているもどかしさ。GOMAさんのLIVEに行けばすべてそれで済む気がする。
(ヤックル)ドキュメンタリー作品でありながら、映像作品として3Dが意味を持つという非常に面白い作品。3Dで観ることが出来る機会があったら是非観てほしい作品。
(ゲリオット)音楽に興味の無い人間にはちと辛い映画。3Dの使い方には素直に感動した。
(籠)TIFF2012から3回観ました(2D含む)。2012年ならベストワンでした。自分が再生(PlaybackではなくRe:Start)すべき時には必ず観るべき映画。
(ゴズィラ)僅か50席の映画館の最前列にて3Dで観られた事が奇跡でした。間違いなく3D映画の興行形態が変わった、歴史的な作品。

4位「かぐや姫の物語」 26点(4人投票)

出典eiga.com

前作「ホーホケキョ となりの山田くん」から14年ぶりとなる高畑勲監督最新作。
原作は「竹取物語」

監督:高畑勲「ホーホケキョとなりの山田くん」「平成狸合戦ぽんぽこ」
脚本:高畑勲「ホーホケキョとなりの山田くん」「平成狸合戦ぽんぽこ」
出演:朝倉あき、高良健吾、地井武男、宮本信子

●コメント
(とと)竹取物語を独自に解釈したといってもそんなに奇抜なことはしてない直球映画。ラスト周辺の躍動感・溢れる生命力に高畑演出の凄さをみました。
(れい)開始10秒で謎の郷愁にかられて涙したので私はもうダメなんだと思います。
(K)高畑勲の解釈はロマンチック過ぎて、「姫の犯した罪」に対する「罰」が理不尽(まあ、異星人の思考回路は地球人とは違うのだろうけれど)だが、アニメーション表現としては驚異的。
(坪井)××『竹取』を選んだのは単に作画を生かすためなのだろう。つまらない話だった。
(ヤックル)人物と背景がシームレスになっているアニメーションは観る価値あり。竹取物語という題材の懐の深さを再認識。
(ゲリオット)ちょっと脚本が理に流れすぎてるかなとも思うけど、絵の抽象度が高いおかげかさほど気にならず。でも『山田くん』の方が好き。
(籠)すみません。観てません…
(ゴズィラ)もう、何ていいますか、かぐや姫が可愛すぎて辛い。
(くるぶし)子供の頃から知っているはずの物語なのにとても新鮮にみれた。1つだけ疑問にあるとすれば帝のアゴ。

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