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消えた漫画家、内田善美のクオリティーが凄い!

内田善美のことは、恩田陸のエッセイ「土曜日は灰色の馬」で紹介されているのを見て、初めて知りました。調べてみると、まるで絵画のようなすさまじいクオリティの絵を描く人で、今でも多くのファンがいるようです。入手困難だといわれていますが、ぜひ手に入れてみたいと思います。

更新日: 2013年01月26日

makube66さん

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内田 善美(うちだ よしみ、1953年10月28日 - )は日本の漫画家。山梨県出身。1974年「なみの障害物レース」(『りぼん』7月号)でデビュー以降、1983年にかけて、『ぶ~け』誌にて活躍。細密な画と衒学趣味的なネームが特徴。

星の時計のLiddell』などで人気を博すも、1984年以降作品を発表していない。業界内外にも作品への支持者が多く、出版社側からも再販要請が出ているにも関わらず、作者本人の強い意思で作品の再販は一切されていない。

内田善美は「消えた漫画家」だと言われている。現在、完全に音信不通なので、彼女の作品を復刊もしくは再刊しようとしてもできないのだ、と聞いた。

◆代表的な作品を見てみると...

空の色ににている

中3か高校1年の頃、当時つきあっていた男の子が『空の色ににている』を「胃が痛くなるくらい精密な絵を描くんだ」といって紹介してくれて以来、絵も、お話も、台詞の一つ一つも、大好きです。

草迷宮・草空間

その圧倒的な画力は、大島弓子が「空白の魔術師」と言われるのと逆をいく緻密な描込みと特にカラー絵の本格的な絵の美しさは、ひとり、走り去り、どこかへいってしまいそうな不安を常にはらんでいます。

星の時計のLiddell(リデル)

詳細に描き込まれた美麗な絵柄、哲学的なテーマ、そして幻想的、詩的な物語。内田善美『星の時計のLiddell』(集英社)は、漫画作品の一つの極致を示すものといっていいでしょう。

そして.....

内田善美という少女漫画作家は現在所在不明で連絡がつかず
増刷再版しようにも、連絡先不明で“品切れ”ということらしい。(

名著『消えたマンガ家』のラストで大泉実成は、ようやくたどり着いた彼女の家の部屋の明かりを見、そのままあとにした、という。

私があの時、『ひぐらしの森』を残してすべての少女漫画を処分したように、ある意味、自分がやるべきことはやり尽くしたという感触を得た彼女もまた、「もうこれでいい」と感じ、みずから漫画家を「卒業」していったように思えてならないのだ。

氏の作品はいずれも絶版かそれに近い状態で入手困難と思われる。どの作品でもハズレはないと思うから見つけたら入手されることをお勧めする。

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makube66さん

古い本や漫画が大好きです。他の方が取り上げないようなテーマのまとめを作りたいです。

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