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JR九州を元気にしてる唐池社長の予想外なアイデア戦略

JR九州は、赤字路線を数多く抱えた鉄道会社です。そこで、鉄道の枠を飛び越えて意外な分野へどんどん進出。それを引っ張るのが、JR九州の唐池社長です。これまで、数々のアイデアを打ち出して、リーダーシップを発揮しています。

更新日: 2013年02月06日

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JR九州は赤字路線を多く抱える赤字体質だったが、唐池恒二社長のアイデアが事業の多角化を成功させた。

思い切った経営戦略をもとに、赤字子会社の黒字化、新規事業の立ち上げによって、収益を改善させることに成功した

唐池氏は鉄道以外の事業にも明るく、2008年からは総合企画本部長としてグループの経営計画などに携わっていた。

唐池恒二社長が取った多角化へのスタンス

【異業種への可能性を広げる】
お客様のために手間ひまをかけることを大事にする

【観光の価値を広げる】
九州の魅力を「縦軸(新幹線)」と並行して、「横軸(観光列車)」を充実させて売り込む

九州新幹線を育て、それを縦軸に観光列車の数を増やして、新幹線の効果を九州全域に拡大していく。

【ターゲットを広げる】
アジアなど海外の観光客には圧倒的な購買力と観光地を潤す力があり、九州の地の利を生かし、それをいかに誘致するかがカギ

アジアの観光客誘致では、九州が一致団結して東京や札幌、京都と競争し、­上海やソウルをライバルと考える。

赤字続きの外食サービスを黒字経営にした

九州の食と酒を提供する居酒屋日本料理レストラン。
唐池氏は、JRフードサービス社長に就任時に、赤字改善に取り組んだ。

レストランや居酒屋などを行う外食部門の子会社は、3年間連続で大赤字を出していた

「うまや」の東京・中国進出などといった経営改善策を実行して、黒字転換させた

自ら開発した主力業態「うまや」を大都市圏にも出店し、業績を急拡大させた。

新しい観光の魅力を提案し大人気に

唐池社長が企画した日本発のクルーズトレイン「ななつ星」が運行予定。

社長は、「九州の観光地を巡る豪華列車を走らせる」「季節によってコースを変えたり、乗客数限定の豪華な寝台車両を作る」といった構想を打ち出した

予約開始すると、3泊4日で1人当たり最高55万円という料金設定にもかかわらず応募が殺到し、今年出発便の競争率は7倍を超えた

海外からもツアーの問い合わせが殺到している。

唐池社長が企画責任者として考案した博多~別府間を結ぶ観光列車。その他の観光列車も社長が企画を行った。

JR九州の観光列車では、一人ひとりへのおもてなしが身上で、「自分だけのサービス」に感動した客が口コミでファンを増やしていった

「ゆふいんの森」の乗車率は年間70~80%という驚異的な実績となった

観光列車は全部で9路線あり、利用者が過去最高の70万人を超えている

「SLあそぼーい」「はやとの風」「海幸山幸」「A列車で行こう」など。

JR九州高速船が運航している博多と韓国・釜山を結ぶ高速船も社長が企画責任者として考案された。

飛行機は時期により運賃が変わることがあるが、ビートルは年中同じ値段であることや、船酔いしないことで人気となった

普通席で片道13000円。

平日でも乗船率は70%近くあるという

本気で農業・鶏卵事業に進出

JR九州グループの農業生産法人「JR九州ファーム」、養鶏事業会社「JR九州たまごファーム」を設立。

ニラ、甘夏、ミニトマト、さつまいも、鶏卵事業に取り組む

今後は生産した農産物を生かし、加工食品分野にも参入する。

農業部門の2013年3月期の売上高は6千万円の見通しで、5年後には30億円に増やす

年間約250万個の卵を生産し、ブランド卵「うちのたまご」の2012年度売り上げは、約1億円に達する大ヒットとなった

「うちのたまご」は、白身の上に黄身が盛り上がり、つまんでも形が崩れにくいのが特徴。

こうして、JR九州は『鉄道』以外の事業で立ち直った

九州には東京の山手線や東海道新幹線のような、収益力のある路線はないため、鉄道事業は多額の営業赤字を抱えていた

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このまとめへのコメント1

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アイアンマッソーさん

鍛えてみたい!

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