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コシヒカリを追い上げる「新ブランド米」戦争の舞台裏

これまで、不動の人気を誇った王者「コシヒカリ」とその名産地。しかし、それを追い上げる北海道、九州の勢いが増している!なぜ、新興勢力は、人気を得ているのか?その代表格である北海道産の戦略を通して、「おいしい米」の勢力図が大きく変わったワケを調べた。

更新日: 2013年02月08日

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その代表的な米として知られる「新潟産コシヒカリ」の地位が危ぶまれている。

2012年度産米の食味ランキングで、「うまいコメ」の勢力図に大きな変化があった

「おいしいお米」を評価する食味ランキングが毎年行われていて、各産地・銘柄は最も美味しいという評価「特A」入りを目指す。

2012年、王者「コシヒカリ」に異変!?

2012年度産米の食味ランキングで、特A入りできない名産地が目立った。

新潟県からも魚沼産や岩船産、佐渡産、中越産のコシヒカリが「特A」を獲得した

新潟県産でも大規模に作っている下越産が落ち、伝統的に「コシヒカリ」産地として知られる富山、石川をはじめ、福島、茨城、栃木、埼玉県産が特A入りできなくなかった

国内有数の穀倉地帯である東北や北陸地方に代わり、北海道や九州の新銘柄の評価が急上昇している

北海道や九州から、「おいしさ特A」評価が増える

「おいしいお米」を評価する食味ランキングで、2012年度の北海道・九州産の米がもっともおいしいお米「特Aランク」を多数取得した。

熊本県産「ヒノヒカリ」、「森のくまさん」:特A

東北勢からも、新ブランド米が「おいしさ特A」評価に

岩手、宮城両県産「ひとめぼれ」:特A

山形県産「はえぬき」、「つや姫」:特A

北海道産は、なぜ人気が上がったのか?

【巨大産地となった】
いまや北海道は日本一の米どころとなっている

2012年、北海道産の米は62万1800トンと第1位。

【値段が安い】
メジャーな新潟産米などより割安だった

北海道産は品質の問題で、新潟産コシヒカリなどよりも低価格だったため、不況で安いものを求める消費者にうけた。

【美味しさが評価された】
これまで硬くてパサパサした味になりがちだったが、甘くてモチモチした味の「ゆめぴりか」など味にこだわった新たな米を生み出した

【広告に力をいれた】
北海道米の優良品種「ゆめぴりか」のTVCMを都市部で大量に放映して消費者に浸透させた

【品種改良に力をいれた】
稲作には不向きの土地だったが、土壌の改良や、短い夏でもできる米の品種改良などで、高い品質を実現した

北海道米は、耐冷性が強い半面、硬くてパサパサした味になりがちだったが、品種改良をかさね、おいしいお米を作り上げた。

「おいしい米」の勢力図が大きく変わったワケ

取引価格ではいまだにトップの魚沼産「コシヒカリ」への圧倒的ブランドは健在のまま

かつてコシヒカリと人気を二分したササニシキは、「冷害に弱く作りづらい」と、農家は次々と新品種に切り替えた

これまでのブランド米と価格競争を避けたい各地のコメ産地が、これまでにない新ブランド米を開発しようと品種改良を進めてきた

景気低迷で自炊が増えたことや、高性能炊飯器の普及でコメのうまさに対するこだわりが増し、「さまざまな産地や銘柄を試したい」という客が増えた

【農林水産省】
北海道産を含め、どの生産地も品種改良を重ねるなど、おいしい米をつくる努力をした結果が、食味評価につながっている

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このまとめへのコメント7

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  • y_hさん|2013.02.11

    米は主食としては高すぎる。小麦粉を主食に簡単に加工できる機械があると良いと思う。
    世界有数の高価格の土地で主食を作るのは無理だ。
    海で主食を養殖できるようにできないだろうか?
    これからは日本の労働の国際競争力が失われてゆく世紀なのだから、
    それに見合った安い主食が必要だ。

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きくにほんさん

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