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驚愕!興行収入58億円『テルマエ・ロマエ』の原作使用料が100万円

昨年映画化され58億円を超えるヒットとなったテルマエロマエ。漫画原作者のヤマザキマリ先生がテレビ番組でその原作使用料を公開しましたが・・・。海猿原作者の佐藤秀峰先生の過去のツイートとあわせてまとめています。

更新日: 2013年02月26日

emo.tamさん

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■ 本件に関する佐藤秀峰先生のツイートを2ページ目に追記しました。
■ 本件に関するヤマザキマリ先生のツイートを最後尾に追記しました。

▼ で、放送された驚きの事実

漫画家・ヤマザキマリが『テルマエ・ロマエ』映画化の知られざる事実を暴露!

今のテレビ見たくなかった・・・テルマエ映画58億円興行収入の内、原作者がもらった額は100万円

知らないうちに出版社が100万円で権利売ってたって酷いな・・・

『俳優の阿部寛、上戸彩らが出演し、2012年4月28日に公開され興行収入59億8千万円を記録した映画『テルマエ・ロマエ』の続編となる『テルマエ・ロマエII』の製作が決定したことが30日、明らかになった。』

http://news.mynavi.jp/news/2013/01/30/119/

▼ 『映画がいくらヒットしても私自身は全然儲からなかった』

今、テレビ番組でテルマエロマエの作者さんが映画化までの流れを話してたんだけど、「原作使用料として100万円入金されるからよろしくね」っていきなり言われて終わっちゃったんだって。金額も勝手に決められてたんだって。そりゃ原作者の意向なんてまるまる無視のひどい実写化が横行するわけだ…

@karako @karako @julimitsui え、たったそれだけ?確か映画の著作権は原作者とは別なはず(興行収入の分け前にには預かれないと記憶)。本当ならひど過ぎ。

@SlaveEngineer 録画していたわけではないので、一字一句間違えずに書き出せているわけではないのですが、「映画がいくらヒットしても私自身は全然儲からなかった、映画の宣伝番組への出演などの、ただ働きばかりが増えて大変だった」というようなことを話されていましたよ。

しかも、その後の番宣の出演料とかも全然なしだって。原稿ですごく忙しい中、収録で丸一日拘束されるのに。それなのに周囲からは「映画大ヒットしたし超儲かってんでしょー!」みたいに言われて困ったって。よくぞぶっちゃけてくださいました。

ヤマザキマリさん、まとめると、興行収入58億円のテルマエロマエの映画の権利料は当初から勝手に決められてて100万円前後でそれしか原作者の手元には入ってこず、番宣であちこち連れまわされるのもノーギャラで、原稿料は1ページ2万円弱とのお話でした…

▼ 漫画の映画化における「原作使用料の安さ」は業界の慣習?

「原作使用料が安いっ」てのは知ってたけど、具体的な金額はちょっとショッキングだったね。

こういう「こういう業界だし仕方ないな」っていう泣き寝入りしてくれる漫画家ほど業界はガンガン売ってくれるんだろうな・・・だって売れば売るほど会社が(検閲により削除)だからアニメ化映画化ドラマ化してくれるんだな

▼ それを裏付ける『海猿』原作者、佐藤先生の過去ツイート

僕は海猿の原作者だけど、映画の2作目が公開された時、もらったお金は250万円くらいだった。 70億ヒットとか言われても関係ない。 (今は交渉してしっかりもらってる) 漫画家はいい様に利用されていて、それでも映画化されると喜ばなきゃいけない。 なめられてると思う。

LIMIT OF LOVE 海猿(海猿シリーズ2作目)
『2006年5月6日に全国東宝系にて公開。日本国内の315スクリーンで封切られ、530万人を動員、興行収入71億円のヒットを記録し、2006年公開の邦画実写映画では興行収入第一位となった。』
wikipediaより

一般論としてですが、漫画を原作に映像作品が作られた場合、原作者である漫画家に支払われる原作使用料の相場は以下の通りです。 1時間テレビドラマであれば、20~30万円、映画であれば100~200万円。 1クールドラマをやれば200~300万円です。

テルマエ・ロマエ映画化の100万円はまさにこの相場のとおりですね。

視聴率や興行収入に応じて、成功報酬が支払われる例は少なく、1回原作使用料を受け取ってお終いというのがほとんどです。 後は、テレビでの再放送を何回まで認める、というような決まりがあるので、上限を超えて再放送が行われた場合などに、再度、原作使用料をもらえることがあります。

その他にDVD化された場合などは、実売数を基準に、定価から数%のロイヤリティをもらえます。 これは原作使用料よりもらえることもあります。 海猿は当時、邦画で歴代1位のDVD販売数で、原作使用料の数倍のお金をもらいましたが、他の原作者はそれ以下の収入だろうと思います。

今、述べてきたことは一般論で、交渉次第では成功報酬を受け取ることもできますし、漫画家はエージェントを自前で探した方が良いのではないかと思っています。

これも実例で言うと、僕の場合、出版社に交渉を頼まず、代理人に交渉をお願いした結果、映像化の報酬は数十倍に上がりました。 なので、僕自身は現状に不満はありませんが、それまではそのお金は誰の懐に入っていたんだろう?と思います。

『出版社に交渉を頼まず、代理人に交渉をお願いした結果、映像化の報酬は数十倍に上がりました』の部分について、関連記事より抜粋補足↓。

「それは『海猿』の映画2作目までです。邦画ナンバーワンで70億のヒットと言われても原作者の僕には200万円ちょっと。どんなに興行収入が上がっても固定。“それはおかしいだろう”と思ったので、契約を小学館(海猿は同社のヤングサンデーで連載)に任せず自分で交渉しました。と言っても、行政書士さんに頼んで契約書の文面を作ってもらったり、数字の調整をしてもらったりしてですね」

それで原作使用料はどこまでアップしたのだろうか。「2作目のヒットや色々な要因があったとは思いますが、結果として映画の3作目からは10倍以上にアップしました。桁が一つ上がったんです」

「以前は映画で『海猿』のグッズなどが作られても、まったく僕には権利料が入ってこなかったんですよ。それも交渉してお金が入ってくるようになりました」

「作家さんは出版社より立場が弱いですから、十分な権利料がもらえなくても『その代わり本をいっぱい売るから!』と言われたら、なかなかそれ以上の主張ができないんです。でも、言ったら変わりますね。言わなきゃ変わらないってだけです。“作家が黙ってるからそのまま黙ってやっちゃおう”で済ましてしまう部分が、出版社にはありますね」

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