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片山容疑者の発言

佐藤弁護士によれば、ウイルスが作成されたプログラム言語C#は使えないことを説明しても、検察官は「そんなことは(犯人でない)根拠にはならない。こっそり勉強しているかもしれない」と聞き入れず、片山氏が「それは悪魔の証明ですね」と言い返す場面もあった。

悪魔の証明ってなんだろう!?

Wikipediaを見ても・・・

悪魔の証明(あくまのしょうめい)とは、所有権帰属の証明の困難性を比喩的に表現した言葉である。

 この表現は、ラテン語の probatio diabolica に由来しており、古くは中世ヨーロッパにおいて、土地の所有権の帰属を証明する際に、当該所有権の由来を遡って逐一立証することは不可能であることを指して用いられた。日本の民法学においても物権法の分野ではそのような意味で現在でも使われている。

 なお、それが転用され、民事訴訟法学者の兼子一らによって、上記のような消極的事実の証明の困難性を指して比喩的に用いられる例として使われたこともある。

理解するのは難しそうですね...

議論の一般的なルールと悪魔の証明

「起きないこと」や「存在しないこと」を証明することは困難です。なぜなら、「ある(存在する、起きる)」ことを証明するためには一例を挙げれば良いだけなのですが、「ない(存在しない、起きない)」ことを証明するためには、世の中の森羅万象を調べ尽くさなければならず、それは不可能に近いからです。

ゆえに、議論の一般的ルールとして、「ある」と主張した者が、それを先に証明しなければならないという暗黙の了解があります。
「あなたが先に『ない』ことを証明せよ、さもなくば『ある』のだ」と主張する詭弁を「悪魔の証明」と呼びます。

具体的な例

「霊が存在しないという証拠は無い。ゆえに、霊は存在する」

「宇宙人が存在しないという証拠は無い。ゆえに、宇宙人は存在する」

「超能力が存在しないという証拠は無い。ゆえに、超能力は存在する」

「神が存在しないという証拠は無い。ゆえに、神は存在する」

「サンタクロースが存在しないという証拠は無い。ゆえに、サンタクロースは存在する」

「前世が存在しないという証拠は無い。ゆえに、前世は存在する」

「占いが当たらないという証拠は無い。ゆえに、占いは当たる」

「空飛ぶ犬が存在しないという証拠は無い。ゆえに、空飛ぶ犬は存在する」

上記の例に関して、確実に言えることは、『Aが存在しないという証拠は無い。ゆえに、Aは存在するかもしれないし、存在しないかもしれない。』ということだけです。

【問題】 次の結論は正しいですか? その理由は?

月の裏側には、ウサギが存在する。なぜなら月の裏側にウサギはいないという証拠がないからだ。

答えは↓にあります。

正解は・・・

答え: これは引っ掛け問題です。『結論は誤り』と答えた人は不正解。確実に言えることは、ただ『月の裏側にウサギは存在するかもしれないし、しないかもしれない。』だけです。もちろん、月の裏側にウサギがいないという証拠がなくても、それをもってして月の裏側にウサギが存在することを証明したことにはなりません。つまり、正しくは『結論が誤り』なのではなくて、『論理が誤り』なのです。

◆悪魔の証明::いわゆる「言いがかり」の例

A. お前、悪魔だな?
B. 違いますよ。

A. 嘘付け。じゃあ「悪魔じゃないと言う証拠」を見せてみろ!
B. えぇ……ッ!

A. 悪魔ではないと言う証拠が無いんだから、お前は悪魔に決定だッ!!
B. えぇ……ッ!!

◆正しいの証明::証明責任の例

A. お前、悪魔だな?
B. 違いますよ。私が悪魔だと言う証拠があるんですか?

A. う…!?いや、証拠は無い…ッ!
B. なら私は悪魔じゃありませんよね?

A. うん…。疑ってゴメン…。
B. いいえ、分ってくれてありがとうございます。

最後に

具体的な例を見ると分かりやすいですね。
みなさんは理解出来ましたか?

最後に最初の説明をもう一度掲載します。
例を見た後だと、より理解できると思います。

「起きないこと」や「存在しないこと」を証明することは困難です。なぜなら、「ある(存在する、起きる)」ことを証明するためには一例を挙げれば良いだけなのですが、「ない(存在しない、起きない)」ことを証明するためには、世の中の森羅万象を調べ尽くさなければならず、それは不可能に近いからです。

ゆえに、議論の一般的ルールとして、「ある」と主張した者が、それを先に証明しなければならないという暗黙の了解があります。
「あなたが先に『ない』ことを証明せよ、さもなくば『ある』のだ」と主張する詭弁を「悪魔の証明」と呼びます。

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yotsuba10さん

時間が空いた時に限りますが、
様々な情報をコンスタントにまとめていきたいと思っています。
よろしくお願いしまする。



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