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アメリカの格差問題と貧困問題についてまとめ

米商務省の統計によると、米国の「貧困層」は4600万人にも及んでいます。世界最大の経済大国で、実に7人に1人が貧困層という事実に、米国では衝撃が走りました。

更新日: 2016年05月10日

nobuyuki5さん

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Photo by Hemera Technologies / AbleStock.com

アメリカでは、4600万人が貧困になっています。

米国民の3分の1は貧困層か貧困層予備軍

米商務省の統計によると、米国の「貧困層」は4600万人にも及んでいます。世界最大の経済大国で、実に7人に1人が貧困層という事実に、米国では衝撃が走りました。ところが、本当の恐ろしさは、4600万人の背後にまだ表面化していない多くの「予備軍」が控えていることです。米国政調査局が2011年11月に明らかにした新貧困算定基準に基づくと、何と米国民の3人に1人が貧困、あるいは貧困予備軍に入る計算になります。

2010年に貧困者が4620万人に達した米国

2010年の米国貧困者数が記録的な数に達した、と報道されている。さっそく調べてみたところ、貧困の境界線となる一世帯家族4人の年収は$22,314(約171万8100円)だ。月収に換算すると1859ドルだから、これはかなり厳しい暮らしになる。

例えばロサンゼルス近辺の場合、寝室が一つだけのアパートを借りると、月々の料金は安いものでも1200ドルほどかかる。家族4人なら両親がベッドルームで寝て、子ども二人は居間ということになると思うが、アパート代を払うと659ドルほどしか残らない。言うまでもなく、政府からの援助がなければ家族行き倒れになってしまう。

中産階級の収入の減少

中流家庭では、1世帯あたり平均収入が2009年度の49,777ドル(=約383万円)から、49,445ドル(同380万円)に減少した。

実は米国では、中流家庭の世帯収入には、この30年、あまり大きな変化が見られない。インフレ率を考慮して計算した場合、2010年度の収入は1980年度に比較して、わずか11%の増加。一方、上位5%の富裕層の世帯収入は、同じ期間に42%も上昇している。富める者はさらに富み、貧しき者は、はさらに貧しく、という傾向が顕著だ。

さらに、下位60%の世帯では収入が減少、一方で年収10万ドル以上の世帯では収入が増加、という結果になっている。

白人層・高学歴層にまで広がる貧困

貧困人口の拡大が続く米国で、低所得層が集中する「貧困地区」の人口が過去10年間に32・9%増加し、大都市から郊外に拡散。白人や高学歴の貧困地区住民も増加したことが3日、米ブルッキングズ研究所の調査で明らかになった。

 同研究所は、犯罪発生率の増加や教育の質低下などで、貧富の差の固定化が進む恐れがあると警告している。

アジア系の貧困率で、特に高いのは韓国系、ベトナム系

アジア系の貧困率は11.7%で韓国系の貧困率がもっとも高かく、次いでベトナム(14.7%)、中華系(13.4%)、日系(8.2%)、インド系(8.2%)、フィリピン系(5.8%)となった。

トップ1%(オレンジ色)の所得が増加する一方で、貧困層がますます貧困になっている状況が分かります。

米国の中小企業は厳しい状況に置かれている

収益力が高かった以前であれば、100の企業に同じ金額だけ貸し出して1つや2つの企業が倒産しても十分に利益が上がりました。しかし、長期金利が2%前後の今となっては、1つの企業が倒産するだけでも利益が出なくなってしまう可能性があるため、融資先を絞らざるをえません。そして、そのしわ寄せは一般的に大企業と比べて信用力も財務内容も劣る中小企業への貸し渋りとして表れているのです。

 そんな状況下で、雇用が増えるはずがありません。米国の失業率は、リーマンショック後、一貫して9~10%前後と高い水準で推移していました。さらに企業では、正社員を減らして派遣社員を増やすという「日本化」が進行しつつあります。

資産1億円以上の人も1000万人近い

それなら国民全体が貧乏の危機に瀕しているのでしょうか? そうではないようですよ。自宅を除く資産が8000万円(1 million dollars)を超える人の数は2009年には16%アップして780万人に、資産4億円を超える人の数は17%増加の98万人。国民全体でトップ1%の収入(年収約3200万円以上)を誇る家庭の収入は全体で6.8%アップしたということです。ちなみにこのトップ1%の人たちがアメリカ全体の23.5%の富を所有しています。

貧富の差が想像以上に開いてきているということですね。

黒人とヒスパニックの多くが貧困に苦しむ状況

貧困人口の割合は、6人に1人に迫る勢いだが、人種別の格差も目立つ。黒人の貧困率が27.4%と突出しており、その後ヒスパニックが26.6%と続いている。つまり黒人とヒスパニック系は4人に1人以上という高い割合で貧困に属していることになる。

浮浪者が生活する場所は、治安も悪化

ロサンゼルスのダウンタウンにあるSkid Rowの存在

L.Aのダウンタウン、リトル・トーキョーの少し南にSkid Rowというところがあります。
普通の日本人は行けば確実にショックを受けるでしょう。
麻薬中毒のホームレスみたいな人々がが歩道に寝転がっています。
地元の人は赤信号でもカージャックが怖くて止まりません。
勇気を出して歩いてみたこともありますが、"Spare me a dime!"なんて言ってきます。

ロサンゼルスのホームレスが集う場所として有名で、非常に多くの浮浪者が集まっていて、ドラッグなどが横行しています。

治安が悪い場所としても有名で、殺人事件などが頻発しています。

ロサンゼルスのSkid Row地区は、ロサンゼルスのダウンタウン地区にあり、ロサンゼルスの中でも治安の悪い場所として有名です。

富裕層と貧困層の格差は、世代を超えて固定

The world's two richest men, Bill Gates (left) and Carlos Slim, seen at an event in Texcoco, Mexico, on February 13, 2013, are occasionally teaming up in their philanthropic ventures. (Tim Johnson/MCT via Getty Images)

富裕層同士でコミュニティを作っていて、子供も富裕層同士の子供が付き合うようにできています。

頭の良い親から頭のよい子供を再生産

富裕な人々は互いに結び合いながら、頭の良い親から頭のよい子供を再生産できている。彼らは似たもの同士でコミュニティを築き上げ、その内部で純粋培養的な暮らしをしている。

一方貧困な地域には貧乏人ばかりが集まるようになる。そこでは、失業した人々が互いに孤立した暮しをし、子どもたちは貧困・絶望と共存しながら暮らさざるを得ない。彼らが高等教育を受ける機会は限りなくゼロに近い。こうした社会がアメリカの未来にとって問題なのは、これらがアメリカの伝統的な価値観とますます離れていくからだ。

現代貴族が血縁関係を利用して上流階級を形成している事がわかります。

日本の総理大臣は、皆親戚関係の血縁で結ばれています。

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nobuyuki5さん

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