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堀江貴文氏が仮釈放、記者会見の様子を全文起こしでレポート

堀江貴文氏が1年9カ月の収監をへて、3月27日に仮釈放となりました。その日の夜にはさっそく記者会見を開催。会見の中で「若かった、怖いもの知らずだった」と振り返る場面もあり、以前とは何かが変わったことを自覚している様子でした。そんな堀江氏の言葉を残らずまとめました。

更新日: 2013年03月29日

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3月27日朝、堀江貴文氏が仮釈放に

今日午前7:40くらいに仮釈放になりました!皆様いろいろ収監中はお世話になりました。ありがとうございました。無事仮釈放(刑期の74%)を貰う事ができました。

そして同日19時より記者会見

主催者のドワンゴより送付された案内状

拝啓、時下ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

堀江貴文は2011年6月20日に収監に応じ、約1年9ヶ月ご無沙汰をしておりましたが、この度3月27日に仮釈放されました。

つきましては下記の日時、場所におきまして、ニコニコ生放送による記者会見を行います。急なご案内になりましたが、よろしくお願いいたします。

以下、会見の模様をリアルタイムレポート

19時:堀江氏が登場し、挨拶

皆様よろしくお願い致します。

今日、朝7時半くらいにですね、長野県の須坂市というところにある長野刑務所で約1年9ヶ月ちょっとの服役を経て、無事、仮釈放をいただくことができました。残りあと7か月ちょっとの刑期を残しているということなので、だいたい刑期の74%弱くらいを終えました。

刑務所の中で真面目に過ごしていたことを評価され、仮釈放で社会に帰ってくることができました。いろいろライブドア事件で社会や株主の皆様にご迷惑をかけたことについては深く反省しております。それを償うべく刑務所の中で頑張って受刑生活を送ってきました。この日を迎えられたことに万感の思いでいます。

今後はあと7カ月は刑期が残っていますので、その間は保護観察とうことで多少の制限はありますが、社会の中でいろいろと仕事をすることで社会に貢献することを刑務所からは期待されているということでしたので、いままで獄中からもメルマガを発行して言論活動をやってきましたが、そういった活動を今後も続けつつ、その他の宇宙事業、ロケット開発などを行なっていきます。

今月の初めに北海道で打ち上げ実験が予定されていました。それが大豪雪ということでお亡くなりになった方もいらっしゃり、それは痛ましいことですが、順延されていた打ち上げが29日、30日に予定されていることもありまして、そういった実験を見に行ったりとか、そこでお手伝いをしたりとしていきます。

そういった宇宙実験などもやりつつ、それ以外にもなにぶん長い休養生活といいますか、申し訳ないのですが、刑務所の中で長い時間を過ごさせていただいたものですから、構想していた事業もありますので、それらを推進することで社会にいい影響を与えられればいいかなと、微力ながらも迷惑をかけた分、それを取り戻して、それ以上の成果を上げられるようがんばっていきたいです。今日はたくさんの方に集まっていただきありがとうございました。

◆一連の事件で損害を被った方々への気持ちは?

集団訴訟についてはすべて和解させていただきまして、旧ライブドアと私との間で包括的な和解をしたなかで、集団訴訟はすべて和解したことが確定しています。そちらの方は金銭的な問題は解決しています。それ以外の個別の訴訟につきましても、獄中で民事訴訟の弁護士と和解交渉を進めてきまして、私の方は1件を除いて、和解ということで終わっております。残りの1件の訴訟の方と真摯にお話し合いをさせていただきたいと思います。

基本的に私の方針としましては、判決を頂く前に裁判外の和解ということでやらせてもらっています。刑事裁判の訴訟とは別個の問題として、経営責任はとります。刑事訴訟の結果がどうあれ、株価が下落して株主の皆さまにご迷惑をおかけしたのは私の不徳のいたすところに違いないので、刑事責任がどうあれ解決していく方向は変わっておりません。これまで向かい合ってきて、誠実に対応してきたつもりであります。

◆早い釈放だった。何が評価されたのか?

私は長野刑務所の工場で生活しておりました。最初は東京拘置所に入りまして、その後移送され、3週間くらい単独で待たされて、長野に移りました。その間に私用のシフトが組まれたようで、いろいろ調整があって、その後、訓練工場で2週間、厳しい訓練をしました。長野の工場はほとんどの受刑者が身体障害者、あるいは高齢で認知症の方でした。30〜40人くらいはおりましたが、そちらで衛生係という職業につかせていただきました。

衛生係は一般的な工場では配食や洗濯物の管理、掃除とか身の回りの世話をする住み込みの家政婦さんのような役割ですが、私が配属された工場は特殊でした。山本譲司さんに刑務所の著作がありますが、彼と同じで、1人で入浴できない身体の不自由な方の介助であったり、うんこ垂れ流しの方の下の世話であったり、いわゆる介護の現場に近いところでした。ただ一般的な介護と異なり、刑務所はタイムスケジュールに沿って時間もくっきり決められており忙しい現場でした。

文字通り汗水流して怒鳴られながら働かなければならない過酷な現場です。周りの受刑者の方や刑務官の方に言われたのですが、そこに配属されるとたくさん仮釈放がもらいやすい。逆に言うと、普通の受刑者は体験しないような過酷なことをやるところです。私の同僚の衛生係の方も、4ピンと言うのですが、刑期の4分の1を残して出所されることが多かったです。懲罰や反則行為をしなければ早く出所できるところではありました。もともと真面目な性格なものですから、そういった環境に置かれると真面目にしっかりやる人間で、そういったところが評価されたのではないかと思います。

◆構想中の事業とは?

正直、ライブドアの社長を辞めたときは、ITの仕事はお腹いっぱいと思っていましたが、PCとかスマホとかネットから切り離された1年9カ月を送ってみると、やっぱりそろそろやってもいいかなという気持ちになってきたのは事実です。ライブドアの社長をやっていたときよりも、モバイル環境も良くなり、ネットのリテラシーも高くなってきて、事業環境はやりやすくなりました。

そういったところで以前から興味があった、ネットを使った新しいニュース批評の形といいますか、そういったところを事業化していきたいのが、1つ考えているところです。今後、具体的には近いうちに何らかのサイトを作っていくかと思いますが、自分自身が不満に思っていた部分、ネットとかマスメディアの在り方がこうなっていればいいのではと思っていた部分を実現してきたいです。

正直今のITの会社さんってソーシャルゲームとか結構やられていますけど、私はあまり興味がなくて、でも儲かっているなぁとか思ってます。でも興味がないことを頑張りすぎて、そこに力を集中するとまた前のライブドアみたいになってしまうなという反省がありまして、あまり興味のないことはやらないようにしようかと思います。世の中がこうなったら便利で、世の中がより良くなるだろうと思うものをやっていきたいです。ネットを使った新しい報道とかニュースとかは1つの例ですが、そういう事業をやっていきたいです。

社会貢献については、刑務所にいるときに考えていたことがあります。いま隣にいる弁護士の先生は更生保護法人を運営されています。これは刑務所を出て身寄りがない方を保護するところですが、社会に出ても刑務所上がりとうことで、履歴書に2〜3年の空白ができてしまい、雇ってもらえなかったりします。そういう社会に雇ってもらえなかったりする人の社会復帰を円滑にするようなところです。私が刑務所に入って思ったことは、刑務所にいる人たちって極悪非道でも、変わった人でもなくて、普通の人なんです。ほんとうに普通の人だなあと思いました。若干、変な人もいますけど、凶悪犯というよりはトラウマを抱えたりとか、家庭環境が良くなくてルサンチマンみたいなものを社会に対して持っていたりしますが、でも話してみると普通のどこにでもいる方々です。

逆に言えば、世の中にいる人が何かのきっかけで犯罪者になってしまうこともあると思います。そういった人たちがちょっとしたことでつまずいて刑務所に入って、そして絶対いつかは出てくる。そして皆さんの隣に住んでいたりすることもある。そういった人たちが再び犯罪を起こさないことが大事です。社会が受け入れて、偏見を少なくして、再犯を減らすことは世の中のためになります。これはとても大事なことです。

刑務官の方から、1回刑務所に入った人の再犯率は5割を超えると聞いて衝撃を受けました。このことは社会にとって損失だと思いますので、何らかの形で更生保護法人をお手伝いできればと思います。私は普通の人よりは発信力があると思いますので、まずは発信して知っていただく。少しでも経済的に余裕のある方は寄付をしていただいたりとか、気軽に始められるようなことからやっていきたいです。

最初から何か施設を作ったりするのは難しいですが、まずは知っていただいたり、再犯防止の方策を考えていただいたりとか。刑務所で、たまたま介助が必要な工場に入って感じたことです。でも自分の中でも消化しきれていない部分もありますので、できることをやっていきたいです。他にもやりたいことはあります。飛行機の操縦方法も勉強し終わりましたし、生命科学系も造詣が深まりました。

◆外見が変わりましたね。内面も変わったようです

太ってるときは信じてもらえないですけど、もともと痩せてるんですよ(笑) 高校とか大学の同級生はわかると思いますが、いまと同じくらいでした。それが会社を立ち上げて、10年で上場して大きくしていくなかでプレッシャーもあり忙しく、私は結構プレッシャーで太るタイプでした。そういった事業関係のストレスをお酒と食べ物で発散して、20年間で30kg太りました。2004年頃はちょっと痩せましたが、プロ野球の参入問題などでまた戻ってしまいました。

おかげさまで久しぶりに規則正しい生活を送り、お酒を抜いたのが大きいですが、それで痩せてしまいました。また忙しくなると思いますけど、太り過ぎないようにコントロールしていきたいです。実際、90kgを超えてから太ったことはないです。100kgを超えないように頑張っていたので、なんとかこれぐらいの体重を維持できたらと思っています。

内面なんですけど、印象として変わったかというと、変わったかもしれないし、変わってないかもしれないです。自分の中でわりと注目されて、こうやって囲まれて質問を受けて、返すことについて、2004年頃はあまり慣れていなかったのです。若かった、怖いもの知らずだった。イケイケで、自分の中でも方法論がわかってなくて、何も考えず発言していた部分もあり、それで反発を受けましたけど、「まあいいや」とやってきました。そして2006年の事件があって、世の中から反発を受けるとこうなるんだと学習しました。

正直、学習しました。社会、特に皆さんとの付き合いかたが、どういうふうに動いているのか、実体験で学ばせていただいて。私はわりと身体で覚えないとダメなタイプです。賢い方は本を読んだり、落ち着いて考えたりして、ちゃんとできますが、私はせっかちですし、自分の中で「35歳くらいまでに何かやらないとやばい」みたいな強迫観念もありました。

この間、仮釈放の面接がありましたが、僕って変ですか?と話をしたら、「そんなことないよ、太宰治は30歳までに何かやらないとって自殺しちゃったんだから」と言われました。でも僕は焦っていて、そういう強迫観念がありました。でも、いまは何もなくなって裸一貫、自分しかいない。社会的な責任も、上場企業の社長をやっていたとき以上にはないので、そんなに自分にプレッシャーかけなくていいんじゃないかという気持ちになったのが、皆さんが思われた内面の変化かもしれないです。

◆結婚願望はありますか?

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このまとめへのコメント1

  • kedamaaさん|2013.03.27

    感慨深いな(´;ω;`)ブワッ今後も期待してます

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