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ネタバレを見ずに読むと呆気にとられる“非”ミステリ

推理小説やミステリ小説のつもりで読んでいなかったのに、途中やラストに何らかの真相が明かされ、怒涛の展開・どんでん返しに( ゚д゚)ポカーンとなってしまう小説を集めてみました。

更新日: 2013年04月29日

soloponさん

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ハローサマー、グッドバイ

マイクル・コーニイ /著
山岸 真 /訳
河出文庫

舞台はどこか遠い場所にある地球に良く似た星。夏休暇で訪れた港町で主人公の少年ドローヴは、宿屋の少女ブラウンアイズと再会を果たす。

去年の夏に出会った、気になっていたヒロインとの再会。思春期ちょい未満の子供達の他愛無い日常の描写こそが、後半の衝撃に繋がると言っても過言ではない

SF的未来社会を舞台にする必然性が感じられないただの恋愛小説と思ったら、あっと驚く凄いSFになります

ラスト1ページで突きつけられる強烈なSF的どんでん返し。一瞬俺は理解できず、前から読み返すと実は序盤から伏線があるのに感心

谷間の百合

バルザック /著
石井 晴一 /訳
新潮文庫

青年フェリックスは晩餐会でモルソフ伯爵夫人に一目惚れ。当時の恋愛模様を、40代になったフェリックスが綴った告白という形で書かれている。

この作品はなにもいわずとにかく最後まで読んで欲しい作品です。先に最後を読んでしまうと面白さが減ると思うので

途中までは非常に淡々としていてなかなか読み進まなかったが、後半一気に物語が加速して密度を増し、とてもいい意味で、読者を裏切りの連続に陥れてくる

はじめのほうは長々と情景描写が続くけれども、このお話は進めば進むほど面白く、オチも最高なのです(笑)

パイの物語

ヤン・マーテル /著
唐沢 則幸 /訳
竹書房文庫

インドの少年パイが船でカナダに渡る途中に遭難し、動物たちと共に過ごした227日間の漂流記録。
「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」という邦題で映画化もされています。

三部にわたって語られる物語は、とてつもない余韻、いや驚きで締めくくられる。技法は古典的なのだが、見事にはまること間違い無し

一部がまったりしていたのに二部からの物語が緊迫+壮絶+凄惨。そして第三部のパイの話に衝撃、もう一度読み返しました

単なるファンタジーではないラスト。賛否の分かれるところだが私は高く評価している

アクアリウムの夜

稲生 平太郎 /著
角川スニーカー文庫

高校生の主人公・広田は土曜日の午後、友人の高橋と二人でとある見世物を観るために野外劇場へ赴くが…

どこかにいくらでもありそうなあらすじだけど、たいへん破壊力の高い物語だった

文庫本のレーベル名から甘く見ていると、驚かされます。平凡な高校生の日常生活から始まる物語が、あんな展開になるとは、誰が予想できるでしょうか

放課後の喫茶店やデート、バンド活動など、青春時代の甘酸っぱい要素が織り込まれていますが、それだけではない。本当にどんどん引き込まれてしまう、コワイお話です

百年の孤独

ガルシア・マルケス /著
鼓 直 /訳
新潮社

マコンドと呼ばれる、架空の町の100年に及ぶ栄枯盛衰を、ブエンディア家の人間の視点を中心に語った小説。

ミステリ好きの自分もラストで驚愕しました

とても酒を飲みながら追っていけるような展開ではない。とんでもないオチには、リアルにソファから滑り落ちてしまった

結末はすごいと思いましたね。ちょっと思いつかんかった。ミステリ小説じゃないとはいえ、最後の最後まで真相に気付かなかった作品

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soloponさん

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