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絶対に後悔しないミニベロ

数あるミニベロの中から、買っても絶対に後悔しない名品をまとめました。

更新日: 2013年11月07日

yrtkhysさん

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ミニベロはオシャレに乗ろう

自転車にはミニベロというカテゴリーがある。小径車とも言われる。読んで字のごとく、ふつうより小さなタイヤをもつ自転車のことである。では、なぜミニベロなのか。街乗りなどストップ&ゴーが多いところでは、漕ぎ出しが軽くて有利ということもある。しかし、最大の理由はオシャレだからだろう。ピチピチパンツを履いてロードバイクに乗るのはいいが、モッコリしたまま道中の喫茶店でお茶でもした日には変態である。可愛い女性店員も目のやり場に困るだろう。そういうことである。ミニベロはあくまでも本気で乗る自転車ではない。オシャレなファッションでオシャレに風を切って乗るべきものなのである。

タイヤは小さくてもスピードは出る

ミニベロにはよく言われる誤解がある。曰く、タイヤが小さいので一漕ぎで進む距離が小さいのではないか。したがってスピードが出ないのではないかと。しかし、それは間違っている。フロントギアを大きく、リアギアを小さくして、ギア比を調整することで、ふつうの自転車と同じだけ進むように設計されている。心配は無用である。なぜ、このような誤解が生じたかと言うと、確かにそのような粗悪なミニベロも存在するからである。ホームセンターなどに売っているミニベロ(たいてい自動車ブランドのステッカーが貼ってあったりする)は価格を押さえるため、ママチャリのパーツをそのまま流用している。つまりギア比について何も調整がされていない。これでは前に進まない。ミニベロを買うなら最低限マトモなブランドのマトモな自転車を買う必要がある。

Alex Moulton

アレックス・モールトン(イギリス)

ジ・オリジン。この自転車はミニベロの元祖だ。そして同時にミニベロの完成形でもある。デザイナーのアレックス・モールトン博士はオースチン・ミニ(後のローバー・ミニ)のサスペンションのデザイナーでもある。タイヤを小さくすることによるメリットを最大限活かしながら、一番のデメリットである地面から受ける振動の大きさを、サスペンションをつけることで解決した。基本的な設計は何十年も変わっていない。分割式の繊細なトラスフレームはもはや工芸品である。

Bridgestone Moulton

ブリヂストン・モールトン(日本・イギリス)

初期型モールトン(Fフレームという)をアルミニウムを使って現代にリファインしたブリヂストン渾身の傑作。もちろん、開発にはアレックス・モールトン博士自身も関わっている。さすがは日本が世界に誇るフレームのトップメーカーである。車輪が地面に吸い付くような乗り心地は、本家のアレックス・モールトンをも上回るほどだ。博士は昨年末(2012年)逝去されたが、その魂はここ埼玉の上尾工場で生き続ける。

Brompton M3L

ブロンプトン(イギリス)

折りたたみ自転車の最高傑作。アレックス・モールトン博士をして、「私は折りたたみ自転車をつくる気はない。だってもうブロンプトンがあるじゃないか!」と言わしめたほど。デザイナーはアンドリュー・リッチー。この自転車の完璧なまでのギミックは、きっと理系諸君の涙を誘うに違いない。ポジションは前傾姿勢が強くないので、それほどスピードは出ない。しかしロールスロイスと同じ故郷をもつこの自転車の気品は、まさに超一流。シブい紳士から可愛い女性まで、誰が乗っても上品に見えてしまう一品である。

Riese und Müller BIRDY

リーズ&ミュラー(ドイツ)

なんでもソツなくこなす学級委員長みたいなミニベロだ。手抜かりのない設計思想はデザイナーのマルクス・リーズとハイコ・ミュラーがドイツ人だからだろうか。日本人好みの優等生だ。現行モデルは2代目で、初代モデルはベストセラーとなった。一見折りたたみ自転車には見えないが、ちゃんと折りたたむことができる。フレームにヒンジが見えてこない完璧なデザインだ。ブロンプトンほど小さくはならないが、走行性能は圧倒的に上だ。本格的な走りと折りたたみを両立するなら、このモデルが第一候補だ。

KHS F20

KHS(アメリカ)

アメリカらしく、マウンテンバイクとともに育ったブランドである。しかし、その走りは極めてロードバイク的だ。走行性能はミニベロのなかでも抜きん出ている。ブルホーンハンドルを標準装備しているのも特徴だ。折りたたむのが若干面倒なうえ、それほど小さくもならないので、毎日折りたたんで収納するようなバイクではない。高速走行が目的で、いざとなったら輪行もできるという使い方がぴったりである。

Tyrell SV

タイレル(日本)

2004年、うどん県にて誕生した。比較的新しいブランドながら、デザイナーの広瀬将人は千葉大大学院を卒業し、東京の都市計画事務所に勤めていた変わり種だ。ブランド名のタイレルはもちろんブレードランナーのタイレル・コーポレーションから名付けられている。会社を辞めて故郷に戻り、独学で自転車の設計を学んだと言う。安藤忠雄も真っ青の経歴である。この自転車はなんと7.9kgしかない。もはやロードバイクに匹敵する軽さである。折りたたむことはできないが、軽快な走りを目指すなら、この自転車だ。

Tartaruga Sport / Type F

タルタルーガ(日本)

デザイナーの吉松尚孝は大手ゲームメーカーのナムコ出身である。2001年に独立して自分の事務所を立ち上げたが、最初にデザインしたのは自転車だった。タルタルーガとは亀を意味するらしい。10年以上一度もフルモデルチェンジをしていないという事実が、当初からの高い完成度を物語っている。上の「スポーツ」はサスペンション付きの折りたたみ車である。さすがに設計が新しいので、サスペンションの効きも素晴らしい。下の「タイプF」はリカンベントと言って、ソファにくつろぐように後傾姿勢でゆったり乗るための自転車である。これも折りたたみ可能である。いつかは乗ってみたい自転車だ。

Giant Idiom

ジャイアント(台湾)

世界最大のメーカーであるジャイアント社は、自転車界のトヨタである。当然、製品はC/Pに優れたものが多い。IDIOMも例外ではない。10万円を大幅に下回る価格帯でありながら、重量はなんと9.4kgと、価格が10倍以上のアレックス・モールトンより軽い。これだけでこの自転車の走行性能は保証されているも同然だ。自転車の走りはすなわち重量に反比例するのが世の常だからだ。折りたたむことはできないが、日頃から性能と安さの両方を求める関西系の自転車乗りには、強くおすすめしたいモデルだ。

Dahon BoardwalkD7

ダホン(アメリカ)

折りたたみ自転車の入門にはぴったりの自転車である。ダホンという一見ホンダのパチもんのようなブランドネームに身構えるが、実際は信頼性の高いアメリカのブランドだ。折りたたみ機構はシンプルな2つ折り。価格が価格だけに重量はそれなりに重く、輪行は現実的ではないが、ママチャリよりはずっと軽い。この折りたたみ機構は、収納スペースを小さく済ますためのものだと心得よう。ダホンは下は3万円から上は50万超と価格レンジが大きい。しかし買うならC/Pの高い、割安なモデルがおすすめだ。

Gios Panto

ジオス(イタリア)

イタリアの老舗ブランドの自転車。シンプルなダイアモンドフレームを採用した、走るためのミニベロである。ジオス・ブルーという鮮やかなブルーがブランドのアイデンティティ。現在ではイタリアのペンキの品番にもあるそうだ。もちろんこの価格帯の自転車はイタリア生産ではなく台湾製だが、溶接の精度の高さには定評がある。某自転車評論家(自称革命家)のイメージが常につきまとうのがマイナスと言えばマイナスだが、攻撃的な走りが楽しめる一台だ。

Bianchi MINIVERO9

ビアンキ(イタリア)

イタリアが誇る超名門ブランドのミニベロである。現存する最古の自転車メーカーである。ビアンキと言えばチェレステ(=青空)と言われる独特の色合い。毎年、ミラノの空を見ながら職人が調合するとも言われており、微妙に色が異なるらしい。しかし、どう見ても空はこんなに緑色をしていないので、イタリア人らしい適当な調合に対する言い訳なのだろう。ダイアモンドフレームにドロヨケに革サドルというクラシックなたたずまいは、ジローラモ風チョイ悪オヤジが街乗りするのにピッタリである。

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yrtkhysさん



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