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コミュニケーションに欠かせない「オノマトペ」って何?

日本語での表現やコミュニケーションに欠かせない「オノマトペ」って知っていますか?わくわく・どきどき、ちょっと楽しい言葉の雑学。

更新日: 2015年02月26日

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オノマトペって何だ?

「オノマトペ」が使えなきゃ日本語のコミュニケーションは難しい!

オノマトペとは、擬音語・擬声語・擬態語のこと

擬音語・擬声語・擬態語の総称として、「オノマトペ」という言葉が使われます。

音や様子を文字に移し替えたもので、日本語には特に多い

他の言語に比べ、日本語にはオノマトペが多いらしいです。

ガチャガチャ、キラキラ、コン、ポン、ワクワク、スベスベ…など、これ全部オノマトペ

思いつくだけでも、どんどん挙げられますよね。

物事の声や音・様子・動作・感情などを簡略的に表し、情景をより感情的に表現させることの出来る手段として用いられる

簡潔に情景を表現できるため、その重要性は高い。

オノマトペという単語はフランス語

onomatopéeと綴ります。英語ではonomatopoeia(オノマトペア)。

その言語の根底にある文化、音感、リズム、表現みたいなものがぎゅっと凝縮されている

各国のオノマトペを比べてみると、感性の違いがわかって面白い。

わかりやすく状況を表す方法として、漫画にオノマトペは欠かせない。

日本語に「オノマトペ」が多い理由

日本語にオノマトペが多いのは、他の言語に比べて音節、つまり音のかたまりの数が圧倒的に少ないため

日本語にはアイウエオの50音にガ行などの濁音、パ行の半濁音、ニャなどの拗音を合わせて112しか音節がない。

貧弱な音節を補うために、日本人は『イライラ』『ムカムカ』といった、漢字では書けない二音節反復型のオノマトペを数多く発明してきた

英語には「bumpy」(デコボコ)、「twincle」(キラキラ)など200~300のオノマトペがあるのに対し、日本語のオノマトペは3000を超えると言われています。

日本語は他の言語に比べて動詞や形容詞が少ない

そのため、擬音語や擬態語が発達して、動詞や形容詞が少なくても幅広い表現ができるようになりました。

日本語は一つの動詞は動作の基本な意味しか持たず、副詞を加えることによって表現を増やしていく傾向があります

たとえば「見る」という語だけでも英語ではsee, look, watchなど複数の単語があり、動詞自体の使い分けによって表現を増やす傾向があります。それに対し日本語は、「ジロジロ見る」「さっと見る」など、副詞を使って表現の幅を広げています。

食べ物(食感)に関するオノマトペはゆうに100種類を越え、世界一の数として認定されています

もちもち・とろとろ・しっとり・さくさく・ひやひや・あつあつ・ねばねば・ねとねと・しゃきしゃき…など、日本語の食べ物に関するオノマトペはとても多い。

ザーザー
しとしと
ぽつぽつ
ぽつりぽつり
ぱらぱら
ポタポタ
つんつん
たらたら
ぴちょん

etc...

オノマトペは日本語の「へそ」、日本人はその達人

感性豊かな日本人だからこそ、日本語のオノマトペは発達したのかもしれません。

欧米の言語学は、そもそも擬声語は言語体系の中心を離れた周辺的なもの、要するにだらしなく子供っぽいものと見なされた

外国語にオノマトペが少ない理由は、「子供っぽい」から?
確かに日常的な使用はともかく、論文などではオノマトペは使われません。

おもしろオノマトペ雑学

日本語:wan-wan
英語:bow-wow
ドイツ語:wau-wau
フランス語:ouaf
スペイン語:guau-guau
オランダ語:waf waf
イタリア語:bau-bau
ロシア語:gaf-gaf
中国語:wang-wang
韓国語:mon-mon
ヒンディー語:bhu-bhu
アラビア語:ang-ang

「声喩・オノマトペ」のうちで辞書や辞典に載っているものは、少ししかありません

数多い日本語の「オノマトペ」ですが、辞書に載っている単語はごくわずかです。これは、世代交代が早く、新しいオノマトペがどんどん作られると同時に、古いオノマトペもどんどん淘汰されているから等と考えられます。

平安時代の「今昔物語集」に出てくる擬音語・擬態語のうち53%が1000年経った現在もほぼ同じ意味で使われています

「ガサ」「カラカラ」「キラキラ」「コソコソ」など、「今昔物語集」にも数多くの現代に通じるオノマトペが登場します。
一方、イガイガ(赤子の泣き声)、コウコウ(狐の鳴き声)、エブエブ(嘔吐を現す)など、現在では使われていないオノマトペも登場しています。

「ちょうど」は擬態語、あるいは刀が鞘に納まる音などを表すオノマトペに由来する

「ちょうど」という語は、現在は擬態語とは思われていませんが、もともとはオノマトペだったようです。

日本語の「へそ」とまで言われる「オノマトペ」が、それを直接表現する日本語がない

これもある意味不思議ですが、オノマトペの豊富な日本語には、「オノマトペ」に相当する単語が統一されていません。
※オノマトペを意味する日本語として、「擬声語」「物声模倣」「声喩法」「擬声法」「写音法」「声喩」 などが挙げられてはいます。

スティーブ・ジョブスのプレゼンテーションには、物凄い数のオノマトペが出てくる

Appleの故スティーブ・ジョブスはプレゼンテーションの天才と言われていますが、彼は英語の少ないオノマトペを駆使し、印象的なプレゼンテーションを行っていました。

ネットでみつけた「変なオノマトペ」

意外性のあるオノマトペは、とても面白い。

昼休み。オフィスをぼんやり歩いてたら、無自覚に口から「ぴろりぴろり」って変なオノマトペがこぼれてたらしい。同僚から「それ何の音?」って訊かれて、とっさに「足音」って返答したら、何か憐憫のこもった眼差しを向けられた。

変なオノマトペを使ってしまう私、困るのは病院で「どんな風に痛いですか?」って聞かれたとき。自分ではぴったりのオノマトペなんだけど、通じないような気がすると思って置き換える事がままあり。じゅわじゅわするとか、ずんずんするとか……。

千原ジュニア好きだよ。『ザギンでグーフーしちゃうー?しちゃうーwww』とか言ってるプロヂューサーみたいな『そこでドバーっときてワーッとなって、ババーンよ!』みたいな変なオノマトペ使うから好きだよ。

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