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【耳をすませば】宮崎駿も惚れ込んだ、井上直久『イバラード』の世界【ジブリ】

『耳をすませば』で主人公の雫が書いている『バロンのくれた物語』、そのシーンに登場する美しい風景を描いたのは、画家である井上直久さんです。宮崎駿監督とも親交があり、ジブリ美術館にも絵を描いている井上さん、彼の美麗で幻想的な『イバラード』の世界のまとめ。

更新日: 2014年07月12日

空中庭園さん

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この絵、ジブリの映画「耳をすませば」で見覚えがありませんか?

※小さい画像は1~2回のクリックで拡大できます。

※この作品に手を加えた『塔の街』という絵が映画内で使用された。

※映画内で使われた絵は「山の木々は風にそよぎ」であるため、ほんの少し違いがある模様。

※元絵に人物を足したバージョン

※例えばこんなシーンで使われていました

作者はこの方、井上直久さん

※「耳をすませば」にも声優としてほんのちょっと参加しているそうです。

略歴

1948年、大阪府生まれ。広告代理店のデザイナーを経て、高校の美術教諭に。
83年、『イバラードの旅』で講談社絵本新人賞受賞。92年、高校を退職し、作家活動に専念。
95年、映画「耳をすませば」の制作に参加。「バロンのくれた物語」の美術を作成する。
現在、成安造形大学教授。“イバラード”というオリジナルの世界を舞台にした作品を20年以上描き続けている。

彼が描きつづける世界『イバラード』とは何か?

イバラード(中央)

画家・井上直久がライフワーク的に描きつづっている独自世界

イバラード――それは心の中にある幻想世界。空には浮島がいくつも浮かび、空を鉄道が飛ぶ。建物には植物が生い茂る。

スタジオジブリ作品「耳をすませば」で登場し、「猫の恩返し」でバロンが住む世界として描かれている。また、スタジオジブリの短編作品「星をかった日」の舞台としても登場。ジブリファンには、おなじみのファンタジー世界なのだ。

夢や記憶の世界のように、自分(井上直久氏)が関心あるものや、気持ちがくつろぐものだけで構成した世界が「イバラード」

「だからゴミ箱もありません。ゴミは場所に捨てるとどこかへ行く仕組みになっているんですよ。便利でしょう?」

「“イバラード”という名前は宮沢賢治の“イーハトーブ”に倣った」

『宮沢賢治が岩手県を「ここはイーハトーブだ」と言った瞬間にイーハトーブになる。ぞくぞくしますよね。同じものでも、そういう名前で呼ぶと違う場所に見える。じゃあ僕が住んでいる茨木市の場合はどうなるのかと思って、“イバラード”という言葉で呼んでみたんです。そうしたら、全然今までと違って見えた。』

「ファンタジーの世界は、“ここじゃないどこか”じゃなくて、
“今ここ”にある」

「今僕がいるこの世界がアナザーランド。」

「みんな見方を変えれば、すごく不思議なものに見える。それがわかれば、生きてることが面白くて仕方なくなる」

『見慣れたものでも、まったく地球の文明と接点のない人に説明しようと考えると違って見えるんですよ。例えば電車を
「地球でとれる鉱石の中から、薄く伸ばせるものを探し出して、薄く伸ばし、中空の器をつくって、しかも薄く伸ばせる素材は細くして、巻いて、中を磁石通すと、目に見えない力が働いて、その動力でケースを動かすことができるようになるので、それを摩擦を最低限にすることができる2本の伸ばした物質の上に置いて、そして動かす、大勢の人が乗って走るものだ」
と表現すると、すごく幻想的になるんです。』

『イバラード』の世界:ギャラリー

※ここに掲載されている作品はごく一部です。これらの作品は画集や版画で購入可能です。

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空中庭園さん

我ながらすごい名前をつけてしまった…。世界が面白く見えるまとめを目指しています。

間違った情報はなるべく流さないよう心がけています。ゆっくり作ってます。



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