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【全文】ZOZOTOWN、前澤社長が語る「スタートトゥデイがやめた10のコト」

「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイ前澤友作社長がアジア ダイレクトマーケティングビジョン2013の基調講演に登壇し、近年新たに取り組んでいたことなど、「スタートトゥデイが止めた10個のこと」をテーマに自虐的なネタを踏まえて講演しました。全文を記載します。

更新日: 2013年07月14日

takikawaさん

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▽このサミット内で講演されたスタートトゥデイ前澤社長の講演が面白かったのでまとめました

タイトルは「スタートトゥデイがやめた10のコト」

当初は「すべてのファッションブランドにECを」をだったのですが、急遽変更されたようです。

1つ目は広告を止めてしまいました。皆さん、広告を出されていると思います。近年力を入れていたのがリスティング広告とテレビCM。今は検索に「ZOZO」と入れてもリスティングに出ません。全体の取扱高の3%~、多いときで5%くらい、広告に投資していました。
広告を止めた理由は費用対効果が悪くなったから。1カ月くらい試しに止めたら何も変わりませんでした。数カ月止めても何も変わりません。
同様にテレビCMは、09年くらいは派手に打っていたとき、認知度は向上しました。「ZOZOTOWN」をテレビCMで数年やっていましたが、(ここ最近は)あまり大きな広がりや効果はみられなくなり止めました。皆さん、勇気を持って広告をパッと止めるのもいいかもしれません。新聞広告はやっていきますが。

結構やってきました。御客さまから見ると、ポイントは無料で貰えるものです。ポイント目的の御客さまは継続的なリピーター、ファンにはなってもらいずらいということが分かりました。今年からまったくやっていません。ポイントキャンペーンをやってもその場限り。そんな状況が発生していました。

美少女がテレビに出てきてラーメンを食べる、という番組提供を行っていました。その子がファッショナブルな格好でテレビに出てくるのですが、その服はZOZOTOWNで買えるというものです。ワンクールで終わりました。ほぼ効果はありませんでした。

12年5月~8月に行いました。ご購入者の段ボールにカタログを入れて、他の商品も買ってもらおうとやってみたが、反応がなかったです。結構な数を用意し、多いときは50万部くらい刷りましたが、あまり反応がなかったです。カタログ事業者のみなさま、勉強させてください。

大胆なことをやりました。昨年の11月から始め、3カ月間で止めました。10%もポイントが付くからやってみたが、反応しなかったです。ファッションは、商品など大切なところが重要なんだなと思い止めました。

現在私たちはすべてのシステム、デザインは内製です。一時、外注していたのが失敗の1つ。融通がきかなったです。システムもデザイン、物流、カスタマーも自社でやることをお勧めします。自前のシステムでというときは自前で作って、何年後かを考えるといいと思っています。物流もカスタマーセンターも内製がいいと思います。自分達が販売している商品は、自社のスタッフがやったほうが気持ちが入ります。他社と比べたときの優位性、差別化になると思います。

「ZOZOTOWN」の中で他の企業に広告枠を売る事業をやっていました。大きな企業から広告をもらっていました。アマゾンとか広告が出ますよね。私は広告を出すくらいなら、自分達の商品を売ろうと思いました。

「ZOZOTOWNチャイナ」「ZOZOTOWNコリア」は小さく始めたが、両方とも止めました。中国はタオバオさん、コリアはイーベイさんと、それぞれうまくいかなかった理由があります。中国は日本のブランドの認知度があまりなかった。日本のブランドが中国進出にあまり積極的ではなかったことです。中国事業はソフトバンクとのジョイントベンチャーでしたが、中国オフィスもつい先日、締めました。中国の思い出は上海ガニが美味しかった。
コリアは、イーベイさんGmallなどの一角にジャパンコーナー作り、商品を販売しました。止めた理由は認知度が低かったことと、価格が合わなかった。韓国の思いでは、イーベイの幹部にたくさんのマッコリを飲まされたことしかありません。

(8時間労働制から)6時間に労働時間を変えた理由は、10年も残業が減らなかったから。じゃぁ、6時間で帰れるようにしたら、みんな帰るようになったんです。昨年労働生産性を算出してみました。6時間で帰っていいというメッセージを送ると、労働生産性が前年同期比25%上昇。スタッフ1人あたりの1日の労働時間も9時間台から7時間台になりました
こうやって短時間で集中できることは日本人のいいところ。8時間以上は日本では残業といわれますが。経営者にとっては勇気のいる決断になります。8時間の中にはたくさんの無駄がある。これが6時間で帰れるとなると、皆さんが無駄を考えて、パラダイムシフトが起こります

これも辞めました。日本のベンチャー企業は成果報酬性が多いです。当社は全従業員のボーナスはいつも一緒。基本給は全社員一緒の一律性を採用しました。本部長、課長などの役職給が出ます。これによって社内同士で競争しなくなりました。僕が見てきた中では悪い競争がありました。相手の営業成績が上がるような配慮がなくなり、社内がすさんでいきました。売り上げが上がらない同僚の背中を押したりする社内文化を形成したいと思っています。ニンジンに等しいお金で釣り上げるのは好きじゃないと思い止めたんです。

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