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2chで語り継がれる怖い話「リゾートバイト」※長文&閲覧注意

旅行がてらに旅館でバイトを始めた3人だったが、その地域に伝わる謎に触れてしまう。その儀式自体がヨソ者の仕業の為、伝承された対処法では対処しきれない。2chで本当に書き込まれた怖い話

更新日: 2014年11月08日

keiteenさん

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語り継がれる怖い話 リゾートバイト

これは俺が大学3年の時の話。


夏休みも間近にせまり、大学の仲間5人で海に旅行に行こうって計画を立てたんだ。

計画段階で、仲間の一人がどうせなら海でバイトしないかって言い出して、
俺も夏休みの予定なんて特になかったから二つ返事でOKを出した。
そのうち2人は、なにやらゼミの合宿があるらしいとかで、バイトはNGってことに。

結局、5人のうち3人が海でバイトすることにして、残り2人は旅行として俺達の働く
旅館に泊まりに来ればいいべって話になった。

それで、まずは肝心の働き場所を見つけるべく、3人で手分けして色々探してまわることにした。

ネットで探してたんだが、結構募集してるもんで、友達同士歓迎っていう文字も多かった。
俺達はそこから、ひとつの旅館を選択した。

もちろんナンパの名所といわれる海の近く。そこはぬかりない。

電話でバイトの申し込みをした訳だが、それはもうトントン拍子に話は進み、
途中で友達と2日間くらい合流したいという申し出も、
「その分いっぱい働いてもらうわよ」
という女将さんの一言で難なく決まった

計画も大筋決まり、テンションの上がった俺達は、そのまま何故か健康ランドへ直行し、
その後友達の住むアパートに集まって、風呂上りのツルピカンの顔で、ナンパ成功時の行動などを綿密に打ち合わせた。

そして仲間うち3人(俺含む)が旅館へと旅立つ日がやってきた。
初めてのリゾートバイトな訳で、緊張と期待で結構わくわくしてる僕的な俺がいた。

旅館に到着すると、2階建ての結構広めの民宿だった。
一言で言うなら、田舎のばーちゃんち。
○○旅館とは書いてあるけど、まあ民宿だった。○○荘のほうがしっくりくるかんじ。

入り口から声をかけると、中から若い女の子が笑顔で出迎えてくれた。
ここでグッとテンションが上がる俺。

旅館の中は、客室が4部屋、みんなで食事する広間が1つ、従業員住み込み用の部屋が2つで計7つの部屋があると説明され、俺達ははじめ広間に通された。

しばらく待っていると、若い女の子が麦茶を持ってきてくれた。
名前は「美咲ちゃん」といって、この近くで育った女の子だった。

それと一緒に入ってきたのが女将さんの「真樹子さん」。
恰幅が良くて笑い声の大きな、すげーいい人。もう少し若かったら俺惚れてた。

あと旦那さんもいて、計6人でこの民宿を切り盛りしていくことになった。

ある程度自己紹介とかが済んで、女将さんが言った。
「客室はそこの右の廊下を突き当たって左右にあるからね。
そんであんたたちの寝泊りする部屋は、左の廊下の突き当たり。
あとは荷物置いてから説明するから、ひとまずゆっくりしてきな。」

ふと友達が疑問に思ったことを聞いた。(友達をA・Bってことにしとく)
A「2階じゃないんですか?客室って。」

すると女将さんは、笑顔で答えた。

「違うよ。2階は今使ってないんだよ」

俺達は、今はまだシーズンじゃないからかな?って思って特に気に留めてなかった。
そのうち開放するんだろ、くらいに思って。

部屋について荷物を下ろして、部屋から見える景色とか見てると、
本当に気が安らいだ。これからバイトで大変かもしれないけど、
こんないい場所でひと夏過ごせるのなら全然いいと思った。
ひと夏のあばんちゅーるも期待してたしね。

そうして俺達のバイト生活が始まった。

大変なことも大量にあったが、みんな良い人だから全然苦にならなかった。
やっぱ職場は人間関係ですな。

1週間が過ぎたころ、友達の一人がこう言った。
A「なあ、俺達良いバイト先見つけたよな。」

B「ああ、しかもたんまり金はいるしな」

友達二人が話す中俺も、
俺「そーだな。でももーすぐシーズンだろ?忙しくなるな。」

A「そういえば、シーズンになったら2階は開放すんのか?」

B「しねーだろ。2階って女将さんたち住んでるんじゃないのか?」

俺とAは
A俺「え、そうなの?」と声を揃える。

B「いやわかんねーけど。でも最近女将さん、よく2階に飯持ってってないか?」

と友達が言った。


A「知らん」
俺「知らん」

Bは夕時、玄関前の掃き掃除を担当しているため、2階に上がる女将さんの姿を
よく見かけるのだという。
女将さんはお盆に飯を乗っけて、そそくさと2階へ続く階段に消えていくらしい。

その話を聞いた俺達は、
「へ~」
「ふ~ん」
みたいな感じで、別になんの違和感も抱いていなかった。


それから何日かしたある日、いつもどおり廊下の掃除をしていた俺なんだが、
見ちゃったんだ。客室からこっそり出てくる女将さんを。
女将さんは基本、部屋の掃除とかしないんだ。そうゆうのするのは全部美咲ちゃん。
だから余計に怪しかったのかもしれないけど。

はじめは目を疑ったんだが、やっぱり女将さんで、その日一日もんもんしたものを
抱えていた俺は、結局黙っていられなくて友達に話したんだ。

すると、Aが言ったんだよ、
A「それ、俺も見たことあるわ」

俺「おい、マジか。なんで言わなかったんだよ」

B「それ、俺ないわ」

俺「じゃー黙れ」

A「だってなんか用あるんだと思ってたし、それに、疑ってギクシャクすんの嫌じゃん」

俺「確かに」

俺達はそのとき、残り1ヶ月近くバイト期間があった訳で。
3人で、見てみぬふりをするか否かで話し合ったんだ。

そしたらBが
「じゃあ、女将さんの後ろつけりゃいいじゃん」
ていう提案をした。

A「つけるってなんだよ。この狭い旅館でつけるって現実的に考えてバレるだろ」

B「まーね」

俺「なんで言ったんだよ」

AB俺「・・・」

3人で考えても埒があかなかった。
来週には残りの2人がここに来ることになってるし、何事もなく過ごせば
楽しく過ごせるんじゃないかって思った。
だけど俺ら男だし。3人組みだし?ちょっと冒険心が働いて、「なにか不審なものを見たら報告する」ってことで
その晩は大人しく寝たわけ。

そしたら次の日の晩、Bがひとつ同じ部屋の中にいる俺達をわざとらしく招集。
お前が来いや!!と思ったが渋々Bのもとに集まる。

B「おれさ、女将さんがよく2階に上がるっていったじゃん?あれ、最後まで見届けたんだよ。
いつも女将さんが階段に入っていくところまでしか見てなかったんだけど、昨日はそのあと出てくるまで
待ってたんだよ」

B「そしたらさ、5分くらいで降りてきたんだ。」

A「そんで?」

B「女将さんていつも俺らと飯くってるよな?それなのに盆に飯のっけて2階に上がるってことは、
誰かが上に住んでるってことだろ?」

俺「まあ、そうなるよな・・・」

B「でも俺らは、そんな人見たこともないし、話すら聞いてない」

A「確かに怪しいけど、病人かなんかっていう線もあるよな」

B「そそ。俺もそれは思った。でも5分で飯完食するって、結構元気だよな?」

A「そこで決めるのはどうかと思うけどな」

B「でも怪しくないか?お前ら怪しいことは報告しろっていったじゃん?
だから報告した」

語尾がちょっと得意げになっていたので俺とAはイラっとしたが、そこは置いておいて、
確かに少し不気味だなって思った。

「2階にはなにがあるんだろう?」

みんなそんな想いでいっぱいだったんだ。

次の日、いつもの仕事を早めに済ませ、俺とAはBのいる玄関先へ集合した。
そして女将さんが出てくるのを待った。

しばらくすると女将さんは盆に飯を載せて出てきて、2階に上がる階段のドアを開くと、
奥のほうに消えていった。ここで説明しておくと、2階へ続く階段は、玄関を出て外にある。
1階の室内から2階へ行く階段は俺達の見たところでは確認できなかった。

玄関を出て壁伝いに進み角を曲がると、そこの壁にドアがある。
そこを開けると階段がある。わかりずらかったらごめん。

とりあえずそこに消えてった女将さんは、Bの言ったとおり5分ほど経つと戻ってきて、
お盆の上の飯は空だった。そして俺達に気づかないまま、1階に入っていった。

B「な?早いだろ?」

俺「ああ、確かに早いな」

A「なにがあるんだ?上」

B「知らない。見に行く?」

A「ぶっちゃけ俺、今ちょーびびってるけど?」

B「俺もですけど?」

俺「とりあえず行ってみるべ」

そう言って3人で2階に続く階段のドアの前に行ったんだ。

A「鍵とか閉まってないの?」
というAの心配をよそに、俺がドアノブを回すと、すんなり開いた。

「カチャ」

ドアが数センチ開き、左端にいたBの位置からならかろうじて中が見えるようになったとき、

Bが顔を歪めて手で鼻をつまんだ。

A「どした?」

B「なんか臭くない?」

俺とAにはなにもわからなかったんだが、Bは激しく匂いに反応していた。

A「おまえ、ふざけてるのか?」

Aはびびってるから、Bのその動作に腹が立ったらしく、でもBはすごい真剣に

B「いやマジで。匂わないの?ドアもっと開ければわかるよ」と言った。

俺は、意を決してドアを一気に開けた。
モアっと暖かい空気が中から溢れ、それと同時に埃が舞った。

俺「この埃の匂い?」

B「あれ?匂わなくなった」

A「こんな時にふざけんなよ。俺、なにかあったら絶対お前置いてくからな。今心に決めたわ」
とびびるAは悪態をつく。

B「いやごめんって。でも本当に匂ったんだよ。なんていうか・・生ゴミの匂いっぽくてさ」

A「もういいって。気のせいだろ」
そんな二人を横目に俺はあることに気づいた。

廊下が、すごい狭い。

人が一人通れるくらいだった。

そして電気らしきものが見当たらない。外の光でかろうじて階段の突き当たりが見える。
突き当たりには、もうひとつドアがあった。

俺「これ、上るとなるとひとりだな」

A「いやいやいや、上らないでしょ」

B「上らないの?」

A「上りたいならお前行けよ。俺は行かない」

B「おれも、むりだな」
AがBをどつく。

俺「結局行かねーのかよ。んじゃー、俺いってみる」

AB「本気?」

俺「俺こういうの、気になったら寝れないタイプ。寝れなくて真夜中一人で来ちゃうタイプ。
それ完全に死亡フラグだろ?だから、今行っとく。」

訳のわからない理由だったが、俺の好奇心を考慮すれば、今AとBがいるこのタイミングで
確認するほうがいいと思ったんだ。

でも、その好奇心に引けを取らずして恐怖心はあったわけで。

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このまとめへのコメント2

  • digitkappaさん|2013.12.03

    最後のページの「プロローグ」で吹いた。「エピローグ」だろw

  • びーぐりんさん|2013.08.31

    見えてしまうという事は本当にやばいらしい
    なぜなら奴らが自分が見えていると喜び?
    寄ってくるらしい
    だから見えている人はやたらと「見える」とは言わないそうだ

    でも無事で何よりです

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keiteenさん

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