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医者や薬剤師が、風邪薬を飲まないのはなぜなのか。

風邪程度だと、薬を飲まない医師や薬剤師も多い。なぜ風邪に薬が効かないのか。本当の風邪の直し方についてまとめました。

更新日: 2015年09月16日

chemnoteさん

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①、風邪の原因のほとんどはウイルスで、風邪のウイルスに効果がある薬は、ない。
②、風邪薬を飲むと風邪を直すのに効かないだけでなく、副作用により治るのが遅くなる場合さえある。
③、①と②を理解している医者や薬剤師は自分では風邪薬を飲まないが、色々な事情から患者さんには処方することがある。
*ただの風邪ではない場合もあるので、ひどい時(38℃以上の熱など)や子供が風邪の時には、自分で判断せずに医師の診断を受けてください。

医師10人に聞いてみた

医師である妻と、僕の友人医師9人に「風邪ひいた時に風邪薬飲む?」って聞いた回答が以下。

必ず飲む・・・・・・・・・・・・・・・・0人
症状が辛い時だけ飲むが基本は飲まない・・2人
飲まない・・・・・・・・・・・・・・・・8人

特に解熱剤は要注意!

解熱剤には、むやみに頼らない方がいいです。しかし、39度を超えるような高熱が続き、どうしてもつらい時には無理をせず飲んでもいい .発熱から24時間以内に急激に熱が上がるようなときには、インフルエンザの可能性があります。その時は解熱剤を服用せずに、できるだけ早く医師に見てもらってください

風邪薬が逆効果になる場合も

市販の風邪薬を飲んで早く治そうとすれば、さらに身体がだるくなり、発熱なども生じる。こんな逆効果が、早期の風邪の対象法で起こることがある

市販薬は、複数の症状に対応した薬が配合されているため、軽度な症状のときに飲むと、副作用が強く生じ、逆効果につながることがある

風邪とは

かぜ症候群の病原は80 - 90%が複数のウイルス感染である。症状は、「風邪症候群」と表現されるように、微熱、頭痛、発熱、悪寒、鼻汁の過分泌、咽頭痛、咳、声枯、食欲不振、下痢、嘔吐など。

風邪に有効な薬は、ありません。

①(かぜは、)自然に治るもので、薬で治るのではない。
②普通は3~7日で治るが、14日程度かかる場合も。
③ほとんどがウイルス感染。
ただし、インフルエンザを除いて、有効な抗ウイルス薬は存在しない。
④抗菌薬(抗生物質)はかぜに直接効くものではない。

日本呼吸器学会「呼吸器感染症に関するガイドライン」
を讀賣新聞 2003年11月13日がまとめたもの。

ドクターに聞いてみればわかりますが、風邪程度だと、薬を飲まないほうが治りが早いのは、医療従事者ならわかっています。ですので医師も薬剤師も、風邪を引いても薬を飲みませんよ。

風邪に直接的に有効な薬がないことは、医者と薬剤師なら誰でも知っている。一般の人も、このことを聞いたことがある人が多いと思う。

風邪の諸症状は、ウイルスを排泄(咳や鼻水)し、弱体化させる(=発熱)作業。だから、症状を抑えない方が早く治る。

お医者様のご意見。

発熱は一種の生体防御反応であり、人体というのは、あえて体温を高めることで免疫力を上げているということも明らかになってきている。例えば、白血球は、病原菌に対する貪食(どんしょく)・殺菌能などを有しているが、その白血球は、体温が平熱よりも1度下がると30%以上 働きが低下し、逆に平熱より1度上昇すると5 - 6倍の働きをするということが明らかになった 。

参考文献  石原結実『東西医学』講談社、p.86

かぜ薬として売られているものは、治すものではない。

一般的にドラックストアなどで販売している【風邪薬】とは、風邪の症状を緩和するための薬であって、治す為の薬ではない。たとえば、熱を下げるとか、咳を止めるとか、くしゃみ鼻水を出なくするとか等

風邪を治すと書かれていない。

かぜの諸症状(発熱、のどの痛み、せき、鼻みず、鼻づまり、たん、くしゃみ、悪寒、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和

どのかぜ薬を見ても、症状の緩和が目的となっている。

抗生物質は細菌に効果があるが、ウイルスにはない。(風邪の原因のほとんどがウイルスによるもの)

ウイルスは単独では増殖できないので、人の細胞の中に侵入し増殖する。
細菌は体内で定着して細胞分裂で自己増殖しながら、人の細胞に侵入するか、毒素を出して細胞を傷害する。

ウイルスと細菌は使う薬が全く違う
1.抗ウイルス薬…インフルエンザ、水ぼうそうなど数種類しかありません。
2.抗生物質…様々な細菌に対応して、数十種類の抗生物質が存在します。

ほとんどの風邪は、ウイルス性によるものだが、一般的な「風邪」の症状に効く、薬はない。ウイルス性でもインフルエンザウイルスや水ぼうそうには、効果がある薬があるので病院に行ったほうがよいが通常の風邪の場合には自宅で静養しているのが一番である。

『風邪には抗生物質は効かないのに、病院で多く処方され耐性菌出現の原因の一つと指摘されている』

医師や薬剤師なら知っていることですが、抗生物質は細菌には効きますが、ウイルスには全く無力です。にも関わらず、わが国では病原がウイルスであるインフルエンザや風邪症候群に対しても安易に抗生剤が処方され、その使用量は他国に比べて突出しているのです。抗生剤は病原菌だけでなく、体内のビフィズス菌などの有用菌をも皆殺しにしてしまうので腸内環境を悪化させ、病気の治癒に必要な免疫力を低下させてしまいます。

【8月6日に加筆】 抗生物質の乱用によって、日本人ひいては世界中の人の不利益に繋がっている。

では、効果があると感じるのはなぜなのか。効果が無くても、薬を処方するのはなぜなのか。

◯薬で症状を和らげた方が、しっかりご飯を食べられるし、ぐっすり眠れて風邪の回復が早くなる

熱が高かったり喉が痛いと食欲が無くて食べられない事もあるし、ぐっすり眠れないことだってある。

そういう場合は薬で症状を和らげた方が、しっかりご飯を食べられるし、ぐっすり眠れて風邪の回復が早くなるんです。

大人の場合は理性があるから、症状が辛くても薬無しでご飯をしっかり食べることも出来ますが、特に子供の場合はそうはいきません。

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科学(特に化学その中でも有機化学)、学校(特に大学)、就職、ライフハックなどをまとめています。
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