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学生だけでなく中高年も…「ブラックバイト」の厳しく過酷な実態

ブラック企業がこき使うのは何も社員だけではなく、アルバイトにさえ過酷な仕事の要求をしていることが増えています。企業が非正規雇用の志向を強める中、正社員の業務をアルバイトに肩代わりさせる「基幹化」が進んでいるようです。

更新日: 2016年09月16日

egawomsieteさん

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■ブラックバイト「しゃぶしゃぶ温野菜」社長が裁判で暴走!

男子大学生(21)が、飲食チェーン「しゃぶしゃぶ温野菜」で4ヶ月無休で働かされたとして、未払いの残業代などを求めた裁判が9月14日、千葉地裁で行われた。
いわゆるブラックバイト裁判。

このような裁判事例は、全国初である。

その法廷で、被告のDWE Japanの川井直社長が予告なしに意見陳述を始めたという。

しゃぶしゃぶ温野菜ブラックバイト訴訟が酷い。被告のDWE JAPANの社長が予告なしに意見陳述。

突然謝罪を始めたと思ったら、被害学生を批判したあげく、傍聴席を向き「マスコミの皆様」に「温野菜」という名称を報道するなと言いかけたところで、裁判と関係ないからと裁判官に制止されて終了。

— 坂倉昇平@ブラックバイトユニオン (@magazine_posse) 2016年9月14日


なんと、傍聴席に向かって「「温野菜」という名称を報道するな」と言ったのである。
裁判と関係ないからと裁判官に制止されて終了するという暴走ぶりであった。

■「怖くて断れなかった」 男子学生、ブラックバイトの恐怖語る 全国初の訴訟

大手飲食チェーンの千葉県内の店舗でアルバイトをしていた大学3年の男性(21)が、当時の店長らから暴行や暴言を受けた上、賃金の一部が未払いだとして、男性が働いていた店舗をフランチャイズ経営していた「DWEJapan」(同県成田市)側に慰謝料など計約800万円を求めた訴訟の第1回口頭弁論が14日、千葉地裁(小浜浩庸裁判長)で開かれた。男性が意見陳述し「怖くてバイトを断れなかった」と強調した。

会社側も意見陳述し「未払い分の賃金などは直ちに支払う用意があり誠実に対応したい。慰謝料については適切な解決を図りたい」と述べた。労働組合「ブラックバイトユニオン」によると、ブラックバイトを巡る訴訟は全国初という。

 訴状によると、男性は県内の店舗で勤務していた昨年4~8月、昼すぎから深夜まで休みなく働かされ、大学の授業に出られなかった。当時の店長らから首を絞めるといった暴行を受けた上、不手際があったとして「4千万円の損害賠償請求をする」などと脅されたと主張している。
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■セブンイレブンのバイトがレジで店長から暴行を受ける映像を公開し告発 胸ぐらや髪を掴み顔を殴る

セブンイレブンのアルバイト店員が店長に胸ぐらを掴まれ、更には髪を掴むという行為が行われていた。この行為はバックヤードではなく、レジカウンター内で堂々と行われており、客から見える範囲だったという。

店長と思われる男性はアルバイト店員の顔をはたき、それを見ていた客がレジレジカウンターの中に入り止めに入った。

この一部始終は監視カメラで撮影されていたことから、映像を公開し告発された。一方的に暴力を振るったのか、アルバイト店員が何かミスをしたのかは説明がされていないが、仮にミスをしたとしても、暴力をした時点でこの男性は暴行罪が成立してしまう。

勇気ある客がその場で止めに入ったため、大事には至らなかったが誰も居なければ更なる暴行を受けていた可能性もある。

映像はYouTubeに公開されている。

■テストでシフトに入れない学生に「意味がわからない。寝なければいいじゃん」

愛知県内の牛丼チェーン店でアルバイトをしているという学生が7月13日、社員とやりとりするLINEのスクリーンショットをツイッターに投稿。その内容が「ひどすぎる」とネット上で炎上している。

学生は、翌日にテストがあるため深夜0時から朝5時までのシフトに入れないことを店側LINEで伝えたが、社員は
「9-14のシフトで9時半からテストだから行けないんですってのならわかるけど、それで0-5出れないってのが意味がわからない」

と返信。さらには「寝なければいいじゃん」「そのまま、5アップ後、勉強したらいいじゃん」という驚きの言葉を送っている。

バイトの学生はこれに反発。そもそもシフトは固定ではないのだそうで、「勝手に入れられて、僕が都合悪くなったら説得してシフトに入れようとするのはどうなんですか?」と返信している。
この投稿が2万件以上リツイートされた。学生が、「ブラック企業すき家の社員やべえだろ、労働環境全く解決してねーよ」と投稿していたこともあり、ツイッターやはてなブックマークでは、
「あれだけ問題になったのに何も解決していないのか…」
「最近は雇用を人質にして無理強いするバイト多すぎだろ」
「すき家の社員もきっと苦しいんだよ…苦しさが苦しさを呼ぶ地獄やな…」

といった声が殺到した。

ゼンショー広報は「現在社内で調査中」と回答

すき家といえば、従業員一人に深夜営業を行わせる「ワンオペ」が問題となり、運営会社のゼンショーが第三者委員会を設置するなどして、労働環境の改善に向けた取り組みを進めているところだ。
もし仮にこのやり取りが事実だとすると、社員の意識は全く変わっていない、ということになってしまう。キャリコネニュースの取材に対し、同社広報担当者は
「現在ネットで出回っているLINEでのやり取りについては、社内で調査を行っているところです。詳細についてはお答えできません」

と述べるにとどまった。

その後の学生のツイートによると、社員からは「シフト入れないなら辞めたら?」とも言われたという。本部ともやりとりをしているというが、学生は「今本部と話し合ってマネージャーが今の店舗から異動しない限り、今回の画像(※LINEのスクリーンショット)は消さないと言いました」と強気な姿勢を見せている。

■「ブラックバイト」初の提訴、未払い残業代や慰謝料を請求

飲食チェーン「しゃぶしゃぶ温野菜」のフランチャイズ店舗でアルバイトしていた男子大学生が6月17日、パワハラや脅しなどによって、学業に支障が出るほどの長時間労働を強いられたとして、店舗の運営会社「DWE Japan」を相手取って、慰謝料や未払い残業代など約800万円を求める訴訟を起こした。学生が加盟する「ブラックバイトユニオン」によると、ブラックバイトでの裁判ははじめて。

学生はこの日、元店長の女性とその夫から、包丁で肩を刺されたり、首をしめられたとして、千葉県警に告訴状も提出した。容疑は殺人未遂や脅迫など。

訴状によると、学生は2014年5月にアルバイト採用された。10月頃から長時間労働を求められるようになり、2015年4月からは122日間連続で働かされたという。退職を申し出ると、暴力を振るわれたといい、大学の実習や試験を受けられず、希望のゼミに入れないなどの支障が出たと主張している。学生はブラックバイトユニオンを通じて、運営会社と団体交渉をしていたが、昨年10月以来、話し合いの機会がなく、提訴に踏み切った。

学生は「(提訴することで)ほかの人も被害を訴えやすくなるんじゃないかと思った」と話している。

■労働条件確認せずバイト=6割が通知書受け取らず-高校生調査

厚生労働省は18日、高校生を対象としたアルバイトに関する初めての調査結果を公表した。回答者の6割が、労働基準法が雇用者に交付を義務付けている「労働条件通知書」を受け取っておらず、労働条件をきちんと確認しないまま働いている実態が明らかになった。
 調査は昨年12月から今年2月にかけて実施し、アルバイト経験がある高校生1854人の回答を得た。時給や残業の有無などを記載した労働条件通知書を受け取ってない人は60.0%。また、口頭でも説明を受けなかった人が全体の18.0%に上った。

■ブラックバイトの見分け方 面接で何をどう訊くべきなのか

「正社員並みに働かせられる」、「シフトを一方的に決められてしまう」──。せっかく決めたアルバイトがこうした「ブラックバイト」だと、「勉強する時間がない」、「友達との約束をいつも破ってばかり」など、学生生活がめちゃくちゃになってしまいます。

 ブラックバイトは、面談時の会社側の話から、かなりの確率で見抜けます。

●ケース1/なんちゃって時給

面接者:時給を決めるのは、少し働いてもらってからね。ほら、働きぶりを見ないと、決められないから。

学生バイト:えっ。あっ、はい……。

面接者:じゃぁ、来週の月曜日からよろしくね。

「働き始めてから、時給が決まる」というのは、とてもおかしいこと。特に、ひと月分のお給料をまとめてもらう月給制の場合は、労働者のほうから働くことを断るべきバイト先のナンバー1です。

 なぜなら、「給料をもらってみたら、求人広告に出ていた時給よりも低かった……」という相談が多いケースだからです。

 ブラックバイトの経営者ほど、「アルバイトはすぐ辞めてしまう。だったら、できるだけ安い時給で働かせたい」と考えるもの。特にバイト初心者は、すぐに本領を発揮できません。そこで、時給を決めないことをよいことに、給料を払うときになって、「まあ、こんなもんでいいか……」(経営者)と、心の中で決めていた時給よりも安い金額に考え直しがちだからです。

 何らかの魅力があって、どうしてもそのバイト先で働きたい場合は、面談時にすかさず「時給は、最低、いくらになりますか?」と確認しましょう。面談する側もバイトのほうから断られることはイヤなので、相場よりあまりにも安い金額は言い出しづらいものです。

これで、少なくとも提示された時給をもらうことは主張できます。また、「1000円ぐらい」などと、金額をあいまいにする言葉をつけるケースもよくあります。950円でも四捨五入すれば「1000円ぐらい」になります。「約」、「だいたい」、「……ぐらい」などという言葉がつく時給は、決まっていないのと同じことなのです。

 こうした金額をあいまいにする言葉がでたら、「では、1000円ということですね」と、労働者のほうから切り返して、金額を確定。「○年○月○日、店長○○さんと面接。時給は1000円で決定」と相手にも見えるようにメモを取りましょう。

 労働契約は口約束だけでも成立します。メモは、口約束をした立派な証拠になります。「いや、決まったわけじゃないから……」と労働者のメモを見てひるむようなバイト先で働くのはやめたほうが無難です。

●ケース2/所定労働日・時間が「無制限」

面談者:都合がつくときは、できるだけシフト入れてよ。

学生バイト:はい! わかりました。僕、けっこう働けると思います。

面談者:助かるよ!

「年中無休」「24時間営業」など、休まず営業しているバイト先、「人から頼みごとをされると無理をしてでも応えてしまう」という断り下手の人にとっては、イエローカードです。

 あらかじめ働くことが決まっている日を所定労働日、時間を所定労働時間と言います。例えば、「土日祝日が休日」の正社員の所定労働日は平日(休日以外)の月から金曜日まで。「8時始業、12時から13時まで休憩、17時終業」となっていれば、所定労働時間は8時間となります。土日祝日は、所定休日となります。

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