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【少数民族という嘘】世界が注目するクルド人【シリア・中東問題・アメリカの影】

ニュースなどで少数民族として紹介されるクルド人だが、人口はすごく多い。中東ではアラブ人・トルコ人・ペルシャ人(イラン人)の次に多い。だが、クルド人はイギリス人が勝手に設定した国境によって分断されたたせいでそれぞれの国で少数派となっている。

更新日: 2015年10月27日

palezioさん

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クルド人ってどういうイメージ?

少数民族クルド人が~、クルド人武装勢力が~

日本のマスコミではこのように報じられています。あなたのイメージはどのように作られているでしょうか?クルド人を「少数」の民族だと誤解させられていませんでしたか?たしかに、各国では少数派です。しかし、それは人工的に分割された国境線で彼らの居住地域が分けられてしまったからだということを知って欲しい。

クルディスタンは公式には存在しない国だ。

クルディスタンは公式には存在しない国です。しかし、イラク戦争後、イラク国内に認められたクルド自治区が今や独立国家のようにふるまっています。そして、混沌を極めるシリアの中でもまたクルド人の自治獲得の動きが高まっているのです。

やがてこの地域にクルド人国家が樹立される可能性は低くありません。

オバマ大統領と会談するのはクルド自治区の首相バルザーニ。

事実上、国家として扱われようとしているクルド人自治区の様子を象徴しています。

ニュースなどで「少数民族」と言われて騙されていないでしょうか?クルド人は、少数民族でもなければ単なる遊牧民でもありません。一つの国家をもったとしてもおかしくない民族集団なのです。

「少数民族」と呼ぶことの不自然さ

クルド人「武装勢力」と日本のマスコミが報じているのは、正規の軍隊だ。多数の火砲と戦車を保有し25万人の兵員を持つ軍隊を「武装勢力」と呼ぶことに違和感はないか?

現代的な生活をしているクルド人も多い。
独自の国家を持たない世界最大の民族集団である。人口は2500万~3000万人といわれている。

これは、オーストラリア人よりも、韓国人よりも多い。あなたのイメージする「少数民族」の規模はどれくらいだろうか?

国際社会の中で、ごく普通に生活しているクルド人。あなたの考える「少数民族」のイメージでしょうか?

なぜ少数民族なの??

第一次世界大戦でオスマン帝国が敗れ、サイクス・ピコ協定に基づきフランスとイギリスによって引かれた恣意的な国境線により、トルコ・イラク・イラン・シリア・アルメニアなどに分断された。

もともと、クルド人はオスマントルコ勢力下で、ひとつの国に居住していた。しかし、英国とフランスが自国の利益のために国境線を設定したため、民族が国境線で5つの国に分断された。大きな人口を抱えるトルコやイラク、シリア、イランでは分離独立を求め、長年居地元政府との間で武力闘争を展開するといった様々な軋轢を抱えている。

第一次世界大戦前には、ほとんどのクルド人はオスマン帝国内のクルド州に住んでいた。オスマン帝国の解体後、連合国は旧オスマン領のこの地域を分割し複数の国を作る合意と計画を行っていた。

セーブル条約は、第1次世界大戦後を終えた1920年フランス、セーブルで連合国側とトルコとの間に結ばれた講和条約である。講和とはいうが、ようするに、オスマントルコを列強が分割することだ。この条約が実現すれば、現在のトルコ南東部にクルド自治区ができることになっていた。

だが、イギリスがイラク国境を恣意的に定め、クルド人の土地は分割されてしまう。現在でもクルド人居住地域はクルディスタンと呼ばれることがある。

クルド人は「少数民族」ではない

ニュースなどで少数民族として紹介されるクルド人だが、人口はすごく多い。中東ではアラブ人・トルコ人・ペルシャ人(イラン人)の次に多い。だが、クルド人はイギリス人が勝手に設定した国境によって分断されたたせいでそれぞれの国で少数派となっている。
このような状況で「民主主義的な選挙」が行われたとしてクルド人の民族自決は成立するだろうか?

民族自決

各民族集団が自らの意志に基づいて、その帰属や政治組織、政治的運命を決定し、他民族や他国家の干渉を認めないとする集団的権利。

クルド人を「少数民族」と呼ぶこと

歴史的に見て、そして数字をみても、クルド人は単に少数民族ではない。「分割された民族」である。しかし、少数民族と呼ぶことで、欧米の黒い歴史を黙認し、現代におけるテロの利用をも黙認することになっている。

クルド人の独立感情は常に利用されてきた

これまで、幾つものクルド人独立の為の組織が結成されてきたが、資金や武器の入手のために、結果的には対立する国家同士に利用されたり、アメリカやイスラエルに利用されてしまっている。

イラン、イラク、シリア、トルコなどのイスラム国と常に対立を続けてきたユダヤ人国家イスラエルとそれを支援してきた米国は、クルド人に武器を供与することで、利用してきた。国内からテロ行為を行わせることができるからだ。

「クルド人迫害」を根拠に、欧米がアラブを攻撃してきた

現在、イラク国内で最も民族間の対立の激しいキルクークの町をパトロールするクルド人の治安部隊。「ここはまさに地獄だ。自爆テロ、車を使った襲撃、暗殺と、まさに何でもありの状況なのだから」これは単に民族の歴史と誇りの問題ではない。キルクークはイラクでも最大の石油埋蔵量を抱える産油都市なのだ。

クルド人迫害はしばしば、欧米のアラブ攻撃の根拠とされてきた。イラク戦争の根拠として、イラク政府によるクルド人自治区の攻撃があげられたのは記憶に新しい。だが、「自治区を迫害」ではなく、そこには仕立てられたテロリストに対する防衛という見方ができる。そもそも武器を持っていない相手を攻撃する必要はなかったはずだ。

イラク国境に近いトルコ南東部のハッカリ県で、クルド人の独立を目指すクルド労働者党(PKK)が、トルコ軍部隊を攻撃。トルコ兵10人以上、PKK側30人以上の死者が出た

「少数民族」を「迫害」したという既成事実を作りつづけた欧米系マスコミ。一方で、無理のある国境を設定し、親米新英の王族から石油利権を得つづけてきた欧米列強という構図がある。それは「迫害」と呼ぶべきものなのか「警察」と呼ぶべきものなのか、考える必要があろう。

クルド人と、アメリカ、イスラエル

アメリカ、トルコ、クルディスタン、イスラエルの国旗。

これらの国が中東であたらしい地域連合を構築する動きを見せている

日本では報じられないが、クルディスタンのイスラエルによる支援はもはや公然の事実だ。

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