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「呼吸出来ない!」中国大気汚染の今と、深刻化する日本への影響

深刻な大気汚染が続く、中国。首都北京では9月29日に特に深刻化し、6段階中最も厳しい「厳重汚染」が5か所で観測。市民やテニス大会で訪れるプレーヤーからも非難が殺到しています。そんな中国大気汚染の現状と、日本への影響をまとめました。

更新日: 2013年10月02日

00mashimashiさん

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そんな中、首都北京では9月末に過去最大級ともいえる大気汚染が発生していた。

深刻な大気汚染が問題になっている中国・北京市では、汚染物質を含んだ濃霧が発生し、当局が外出を控えるよう呼びかけている

しかし、同市内ではテニスの中国オープンが予定通り試合が行われたほか、学校の運動会も中止にならなかったという

抜本策を講じようとしない中国の大気汚染は、この秋冬はこれまでで最悪の状態になっている

深刻化する大気汚染が市民の生活、スポーツを脅かしている

9月29日と30日、北京市は大気汚染の度合いが深刻で、屋外での活動は控えるべきとされる状況が続いた

中国メディア・鳳凰網は1日、テニス大会の屋外練習場でも昼過ぎに照明が点灯する事態になったと紹介

現在北京市では、テニスの中国オープンが開催されている。

また中国メディア・新聞晨報は1日、いわゆる「汚染霧」発生時におけるスポーツ大会開催の是非にかんする評論記事を掲載している

その一方で北京大学公共衛生学院の研究者は、「過度に心配せず、冷静に対処する必要がある」と指摘しているという

北京大学公共衛生学院の研究者
「体には汚染物質から自らを守る働きがあり、鼻の粘膜が汚染物質をつかまえ、痰が対外に一部を吐き出させる」

「呼吸すら出来ない」…市民やテニス選手らから上がる批判の声

リンドステッド選手は「起きたらめまいがした」「来年は参加するかどうか真剣に考えなければならない」などとブログ上で怒りと不満を爆発させていた。

中国・北京市で開幕したテニスの中国オープンで、試合に出場したスウェーデン選手がブログ上で北京の天気を猛烈に批判

男子ダブルスのリンドステッド選手は、「ここにいたら命がどれほど減るだろうか」、「ここでは呼吸すらできない」などと不満を爆発

自身のオフィシャルブログにて。また、30日の試合ではロシアとドイツの女子選手がそれぞれ試合会場でめまいを訴えて試合が中断したという。

深刻な健康被害が懸念される中、それでも運動会が強行されるのには訳があるのだという。

また、北京市内の中学、高校でも予定通り運動会が行われ、これについてもネット上では批判が相次いだ

当然保護者の間からも「子どもたちの健康に影響はないのか?」と指摘する声も上がったという

運動会強行開催の理由として、運動会の日程は学期の初めに決められており、付近の複数の学校が1つのグラウンドを交代で使うなどの事情が指摘されている。

政府公式アカウントのツイートに怒りが爆発したネットユーザー

微博にある、中国政府公式アカウントがツイートした内容に、ネットユーザに火を付ける結果となった。

そんな中、中国版ツイッターの政府公式アカウント・北京発布は9月29日、「北京市の空気は14年連続で改善している」とツイート

北京発布は北京市政府の広報の公式アカウントです。

一方で、29日午前の見通し距離は2キロ前後。35ある観測地点の21カ所で汚染レベル6級(深刻汚染)を記録

北京市気象局のミニブログより。

改善しているとツイートした同日、「PM2.5」の1立方メートル当たり平均濃度が250μgを超え、極めて深刻な大気汚染が発生していた

これには微博ユーザーたちから「大気改善なんてデマだろ?500回リツイートされているのに捕まらないのか?」という指摘が非常に多く寄せられたという

中国では最近、事実ではない“つぶやき”が500回以上リツイートされると懲役3年が課されるという新たな司法解釈があり、実際に中学3年生が逮捕されている。

しかし大気汚染の影響は、まだ終わってはいませんでした。

その後10月1日、降雨と冷たい空気の南下によって汚染物質が押し流され、中国北京市に1日、青い空と白い雲が戻った

北京の気象専門家によれば、同市では秋から冬にかけて有害濃霧が発生しやすく、比較的強い雨と風によって解消されることが多いという

北京ではひとまず収まった深刻な大気汚染だが…その影響は日本に

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