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素人による驚異の巨大建築物。高知に実在する「沢田マンション」がカオスすぎる

“日本の九龍城”、“日本のサグラダファミリア”の異名も…。高知県高知市にある、想像を絶するとてつもない「沢田マンション」。鉄骨鉄筋コンクリート造り、地下1階地上5階(一部6階)建て、戸数約70、100人居住のこのマンションは、素人の夫婦二人が独力独学で作り上げた、とんでもなくカオスな建築物です。

更新日: 2016年03月18日

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沢田マンション、通称「沢マン」

沢田マンションは、素人が独力独学で建てた鉄筋コンクリート造の建築物

幼少時に雑誌で見た "アパート" に感動した沢田嘉農(Kanou Sawada) が1971年、44歳の時に高知市薊野の550坪を購入し着工

建設開始にあたって建築確認は取らないままであり、役所の対応も「強度に文句は言わないが、手数料の用意が出来たら許可は取ってくれ」という程度の、非常に大らかなものだったという。

建築主の沢田嘉農(かのう)さん・裕江(ひろえ)さん夫妻がほとんど二人だけで設計から基礎工事・配筋・コンクリートの打設・設備工事といった施工に至るすべてをやり遂げた

沢田さんは32歳にして、当時13歳の妻、裕江さんと実質的な結婚生活に入っているようです。

▷ 高知市の住宅街に悠然と佇む。

これ程の規模にも関わらず図面は存在せず、全ては嘉農さんが思い描くイメージが頼り

「設計図はわしの頭の中にある」(by 沢田さん)
ブルドーザーとパワーショベルで地面を掘り、自らコンクリートでセメントを塗りこむという作業を繰り返し、作られていきました。

当初の構想は「10階建て・戸数100戸」という壮大なもので、最終形といえる現在は5階建て・戸数約60戸(一部6階建て)となっている

2003年に沢田さんが亡くなるまで増改築が繰り返され、最終的に60戸のマンションとなっています。

▷ ある種の美しささえ感じる白壁。

その驚きの全貌

▷ 屋上には樹が植えられ、池もある。

スロープを使って、5階まで車で上がれる

外壁のスロープは、まるでショッピングモールの立体駐車場のようです。

各部屋を仕切るベランダの仕切りはなく、通路として人が行き交うことができます

裏側のバルコニーには各階とも採光の為(?)中央にグレーチングを設けています。すなわち、下の階の裏側バルコニーが丸見え

▷ バルコニーの床には鉄格子がはめられ、下の階が見える。

孫のためプール設置を計画するも「魚を飼いたい」という孫の意向で変更された池

池にはカモやコイもいるそうです。

「屋上緑化」や「壁面緑化」といったコンセプトを古くから実現しています

沢田さんは自然を愛する人物だったようで、壁面、屋上などそこかしこに緑が見られます。

出典yaplog.jp

▷ 1階の庭かと錯覚しますが、これ4階なんだそうです。

▷ 屋上に据え付けられた、沢田マンション増改築のシンボル、赤いクレーン。

屋上には非常食用の倉庫

クレーンの下に、住民全員の3日分の食料を備蓄しているそうです。

▷ ゴトゴトと音を立てながらのぼっていくエレベーター。

▷ 非常に難易度が高そうな地下駐車場の入り口。

地下にある多目的ホール。合気道教室があるらしいです。
他にも卓球場なんかもあるみたい

“沢田マンション卓球部”もあるそうです。

▷ 地下の合気道教室として使われる広間。その他、様々なイベントにも利用される。

エピソード

滞納をして、家賃を払う気も無い住人が退去もせずに居座った為、部屋の壁を3面壊して部屋を部屋でなくして追い出した

1998年9月24日高知豪雨。高知市東部がほぼ2日間にわたり浸水。沢田マンション地下室も水没、油を近隣に流出させる事故が発生。
周囲の水田では収穫直前の稲に油が付着するなどの被害も発生したが、その年の収穫物を沢田が全て買い上げる形で解決

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