1. まとめトップ
  2. 雑学

なぜ動物園の動物達は同じ所を行ったり来たりしているのか?

動物園に行くと動物達が檻の中で同じ所をグルグル歩き回っていたり、同じ所を行き来したりしていますよね。あれって何故なんでしょうか?気になる疑問をまとめてみました。

更新日: 2014年05月02日

rainshineさん

  • このまとめをはてなブックマークに追加
120 お気に入り 154986 view
お気に入り追加

動物園の動物が同じ動作を繰り返しているのは何故?

行ったり来たり、たまに壁に背中をこする様な動作よく目にしますね

こっちの気を引くような動作をしても目もくれず歩き回っていますよね

これらは「常同行動」と呼ばれている

動物園の檻の中に閉じ込められた動物たちには、自然の中でくらす野生動物には決して見られない、変わった行動(異常行動)が引き起こされてしまいます。特に目立つのが、同じところを行ったり来たり、首を左右に振り続けるといった同じ動作を反復して繰り返す行動です。

正常ではない行動のうち代表的なものが常同行動です。 例えば、一定の区間を繰り返して動く、体を前後に踊るように動かす、前足(後足)を咬んだり毛を引き抜く自傷行為等を指します。

口をもぐもぐする、口唇を舐める、自らで咬む、くんくん嗅ぐ、身震いする床を引っ掻く、直立する、走り回る、旋回運動をするなどがある。

家で飼っているペットにも起こり得る

常同行動は犬にも見られます。 ぐるぐる回転する、ジャンプし続ける、 特によく見られるのが何かをひたすらなめ続ける行為です。 犬が自分の足をなめて毛がはげてしまったり、床を延々となめていたりしたら常同行動を疑ってみてください。

犬猫に認められる常同行動
1.旋回する
2.尾を追う
3.フェンスを突破する
4.ハエを咬む
5.自咬症(肢端舐性肉芽腫、神経症性皮膚炎)
6.毛または空気を咬む
7.異嗜
8.歩き回ったり急に向きを変えたりする
9.じろじろみて、吠える
10.なんらかの攻撃行動
11.自分に向かって吠える
12.ウールを吸ったり、咬んだりする

猫に多いのは、例えば、同じ体の部分を、皮膚が傷つくまで舐め続けたりする行動。

他には洋服(毛布)などをちゅうちゅう吸うこと、布やゴム類などを食べてしまうことなどが代表的なものです。

ストレスや葛藤、欲求不満のある飼育環境下で生じることが多いです。飼い主が意識してみることにより、行動がさらにエスカレートすることもあります。

15歳以上の猫では、意味もなく鳴き続けたり同じ場所を行ったり来たりするなどの常同行動を見せることも多い。

原因はストレス?

動物の本来の行動欲求が満たされないために、別の行動に転化されたものと言われますが、このような異常行動はまさしく動物たちのストレス度のバロメーターとなっています。

脳や神経の疾患、外傷などで起こる場合や、ストレスや極度の不安感を感じる状況に置かれた場合に起こることもあります。

同じ運動が目的なしに反復されるもので、大脳辺縁系の異常が考えられる。

常同症(強迫神経症)と診断されることもあれば、されないこともあるが、その診断と治療は非常に難しい。

※犬猫などのペットの場合

ペットがなってしまったら

常同障害の治療・改善には、
・ストレスを取り除く
・落ち着いた環境を整える
・分離不安の改善
・動物病院で治療してもらう
などを行います。

猫の常同行動をやめさせるには、まずストレス管理です。猫のストレスチェックを参考にしながら、生活環境の中に、猫にとってのストレス要因が無いかどうかを総チェックします。

原因がストレスだけではない場合もあるので、心配なようなら一度動物病院で診察を受けてみたください。

動物園での対策

動物園での飼育環境は、動物たちが長年かけて適応してきた本来の生息地の環境と比較すると、どうしても、狭く、単純で、変化が少ないものになりがちです。そこで、こうした飼育環境に工夫を加えて、環境を豊かで充実したものにしようという試みが環境エンリッチメントなのです。

1 2





動物、自然、音楽、雑学、海外ゴシップ、海外ニュースなど
世界のすごい事、びっくり仰天な事、どうでもいいけどちょっとためになる事などをまとめてます。



  • 話題の動画をまとめよう