1. まとめトップ
  2. ニュース・ゴシップ

フィリピンを直撃した台風30号「ハイヤン」の凄まじさ

11月8日にフィリピン・レイテ島に上陸した台風30号がどのような規模(最大風速、中心気圧、大きさ)だったのか現地画像・動画による被害状況や改良藤田スケールなどの情報とあわせてまとめています。

更新日: 2013年11月13日

emo.tamさん

  • このまとめをはてなブックマークに追加
132 お気に入り 294351 view
お気に入り追加

▼ 被害状況が明らかになりつつある台風30号

台風の名前はHaiyan(フィリピンではYolanda)。画像はフィリピン上陸直前の様子で、この後そのまま直進し、レイテ島の中心都市タクロバンに直撃しました。

レイテ州の警察幹部は州都タクロバンで記者会見し「昨夜、州知事と会った。政府の推定で(死者は)1万人だ。台風の進路にあった住宅や構造物の約70~80%が破壊された」と述べた。

フィリピン国家民間防衛局…によれば「タクロバン島では、事実上すべての家が倒壊、残っているのは数軒に過ぎない。しかし、それらも損傷を受けている、通信が途絶えているため、防衛局の職員らは、犠牲者がどれだけなのか把握できていない。」

▼ 『上陸したものとしては史上最強』どれ程の強さ・規模だったのでしょうか?

インターネットで気象情報を提供しているウエザー・アンダーグラウンドのジェフ・マスターズ氏によると、風力で見ると台風30号の強さは観測史上4位に入り、上陸したものとしては史上最強だという。

① 最大瞬間風速105メートル

米海軍合同台風警報センター(Joint Typhoon Warning Center)によると、8日朝の時点でのハイヤンの最大風速は87.5メートル、最大瞬間風速は105メートル。

『Super Typhoon Yolanda / Haiyan Hits Tacloban Philippines Breaking News Footage 1』台風30号が直撃した「Tacloban」の様子など。動画内の実際の風速は不明ですが、その凄まじさがわかります。

【風速90以上の被害とは?】
あり得ないほどの激甚な被害。強固な建造物も基礎からさらわれてぺしゃんこになり、自動車サイズの物体がミサイルのように上空を100メートル以上飛んでいき、鉄筋コンクリート製の建造物にもひどい損害が生じ、高層建築物も構造が大きく変形するなど、信じられないような現象が発生する。

こちらは、竜巻などの突風に寄る被害状況から風速を大まかに推定する改良藤田スケール(EFスケール)の「風速90以上」の説明文です。今回は最大瞬間風速105メートルと報道されているので『強固な建造物も基礎からさらわれてぺしゃんこになり、自動車サイズの物体がミサイルのように上空を100メートル以上飛んでいき』という状況だったと言えます。

あらためて下に掲載した台風30号上陸時の別動画をみると、改良藤田スケールの風速90m以上の表現からそれほどはずれてないのでは?と感じます。

『Nov 08, 2013 - Tacloban City -- Super Typhoon Haiyan Landfall [strongest in world history]』

② 中心気圧895hPa

台風30号が猛烈な勢力でフィリピンに接近・通過している。8日午前9時現在、中心気圧は895hPa

画像は日本における「上陸時(直前)の中心気圧が低い台風」上位5つです。被害が大きかった第二室戸台風の925hPa、伊勢湾台風の929hPAに比べても895hPaが異例であることがわかります。

http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/ranking/air_pressure.html

なお、現在、台風の強さは最大風速で分類されているため、中心気圧はあくまで参考情報です。

③ 暴風圏直径約800キロ

7日午後の早い時間帯での暴風圏は直径約800キロ

7日午後の時点の情報です。

Typhoon Haiyan. November 9. pic.twitter.com/3Km8rLiC05

カレン・L・ニーベリ宇宙飛行士による国際宇宙ステーションからの台風30号の画像

④ 過去に被害をもたらしたカトリーナとの比較

The most stunning comparison I've seen: bit.ly/1auCa0U pic.twitter.com/4VnLIGW3fY

台風30号の規模を過去にアメリカに被害をもたらしたハリケーンカトリーナと比べた画像。リンク先ではハイヤンと比べるとカトリーナが並みのハリケーンのようだと表現しています。

▼ 被害状況

「空港周辺には住宅などの建物があったが、すっかり流され、がれきが残るのみだった。また空港の管制塔や旅客用ターミナルは、建物の内部が流され本来の機能を失っていて、管制は、小型無線機を使って行っていた」

PHOTO: Tacloban airport damaged by #YolandaPH pic.twitter.com/8H0ac0AfJW

Tacloban空港の様子。以下の被害前の画像と比べると台風30号の威力がいかに凄まじかったのかがよくわかります。

Tacloban空港の被害前の様子。位置的には台風30号が直撃した付近です。

Control tower at the airport in Tacloban after the #typhoon made landfall (PHOTO) pic.twitter.com/cHFxL8c2M5

Tacloban空港の管制塔から

Horrific pic showing skeletal remains of Tacloban airport via @IvanCNN. #YolandaPH #Haiyan || pic.twitter.com/qMK7i2ZxMm

Tacloban空港が基礎部分だけになっているというツイート

PHOTO: After #YolandaPH storm surge engulfed Tacloban airport; residents line up for relief goods @inquirerdotnet pic.twitter.com/f3uW9DUfGI

Tacloban空港付近

1 2





このまとめへのコメント1

  • この投稿は現在表示することができません。

1

焼酎片手にまとめております。



  • 話題の動画をまとめよう