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不気味な絵画『死の島』がドイツで愛されていた理由

ゾクっとするような不気味な絵、ベックリンの『死の島』。ところが19世紀末のドイツでは普通の家庭で飾られるほどの人気だそう。複製画がポストカードになったりと…。なんで?!

更新日: 2013年12月20日

mu2329さん

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死の島 アルノルト・ベックリン(1827年 - 1901年)

『死の島』(しのしま、ドイツ語: Die Toteninsel)は、スイス出身の画家アルノルト・ベックリン(1827年 - 1901年)の代表作の絵画

壁で囲まれた暗い島に、小舟が近づいて行くところを描いた絵で、この舟が運んでいるのは人間の遺骸なのだ。

この絵に充満しているのは、まぎれもなく 「死の気配」

怖いと言うよりひたすら静謐で、畏怖めいた印象を抱く絵画です。

ベックリンとは

19世紀末のヨーロッパの美術界はフランス印象派の全盛期であったが、戸外にキャンバスを持ち出し、外光の下で身近な風景を描き出した印象派の画家たちとは対照的に、文学、神話、聖書などを題材に、想像の世界を画面に表そうとする象徴主義の画家たちも同時代に活動していた。ベックリンはこうした象徴主義・世紀末芸術の代表的画家の1人である。

『死の島』は繰り返し描かれている

ベックリンは1880年から1886年の間にこの謎めいた主題で繰り返し作品を描いており、作品はそれぞれ少しずつ異なっている。

そもそもの制作動機は個人からの注文で、若くして未亡人となった女性から、「夫の喪に服し、夢想するための絵が欲しい」と依頼されたから。

ベックリン本人もこの絵に思い入れがあったのか、その後3回描き、計5枚の『死の島』が生まれたそうです。

ドイツではこの不気味な絵画が愛されていた?

それは複製画がポストカードになったり、ドイツの普通の家庭に飾られるほどの人気だそう。

かのヒトラーもこの絵を愛して、執務室の壁に掛けていた

面白いのはその絵を見てラフマニノフがこの絵に触発されて、『死の島』という
交響詩を作曲しています。

ロシア帝国出身の作曲家、ピアニスト、指揮者である。
アルノルト・ベックリンの絵画「死の島」のモノクロの複製画に着想を得て作曲した作品、交響詩『死の島』は1909年に作曲された。

愛されていたのは当時の時代背景があった

描かれたのが1880~1886年だった事から、世紀末であり、大戦前の「大量死の予感」が漂う時代背景や、何よりもこの絵自体が「ゲルマン的」だからだ

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