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犯人像定まらず… 「餃子の王将」を展開する王将フードサービス社長の大東隆行さん殺害の真相

「餃子の王将」を展開する王将フードサービス社長の大東隆行さんは19日早朝の日の出前、京都市山科区の同社駐車場で、何者かによる凶弾の犠牲に。経営手腕があり温厚な人柄で知られただけに狙われる理由がないと会社側は困惑していますが…

更新日: 2014年04月01日

egawomsieteさん

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■「餃子の王将」社長射殺事件から3ヶ月…捜査が急進展!

全国に「餃子の王将」を展開する「王将フードサービス」(本社・京都市山科区)前社長の大東隆行氏(当時72歳)が、凶弾に倒れたのは昨年12月19日早朝のことだ。

 出社直後の駐車場で車から降りた瞬間を狙い、25口径という殺人を犯すには不向きな小型の自動式拳銃を使用し、放った銃弾4発を全て命中させたうえ、車中にあった金にも手をつけることなく、現場には薬きょう以外の痕跡を残していない。そのみごとな手口ゆえに、発生当初から“プロの仕事”と見られてきた。

 そして、プロの犯行ならば必ず大東氏に恨みを持つ“依頼者”がいるはず‥‥。それが捜査を担当する京都府警の主眼であった。

社会部記者が言う。

「府警はこれまで延べ7867人の捜査員を投入し、捜査に当たってきました。捜査1課だけでなく所轄の刑事課、さらには暴力団捜査を行う捜査員までもが事件解決へ向けて奔走しています。大東氏は穏やかな人柄で知られ、私生活でのトラブルは見当たらない。おのずと、仕事上でのトラブルに集約されていきました。事件直後から本社3階会議室に捜査員が常駐して、社員に事情聴取をしていたのもそのためです」

 府警がこれまでに聴取した会社関係者は約75人に上る。そうした中から有力な情報が浮上し、捜査が急進展し始めているのだ。

地元記者がこう明かす。

「王将のある役員が会社への行き帰りに2人組の男につけられていることに気づいたそうなんです。ほぼ毎日続いていたので、不審に思った役員は2人組の人相を記憶した。すると、その2人組は府警の捜査員だったというのです。実際に、府警では役員を含む複数の会社幹部を極秘裏に尾行していたというのです」

 いったい何のために尾行をしていたのか。前出・地元記者が続ける。

「会社幹部たちの行動確認だったようです。殺しにつながる怪しい人物と接触していないか目を光らせていたというのです。特に、王将が中国・大連に進出した際の中国での事業担当幹部が徹底的にマークされていたことがわかったのです」

王将は05年に大連に出店。大東氏が社長に就任した5年後のことで、その手腕で業績をV字回復させた直後だった。現在も大連に3店舗を構え、大東氏にとっては思い入れの強い事業であったという。経済ジャーナリストが話す。

「大東氏は月1回のペースで中国へ行くほど力を入れていた。しかし、その1号店をオープンさせる際に、現地のブローカーを使ったが、これがタチの悪い中国人だったようで、売り上げが好調だと聞くと、マージンの値上げを求めてきたり、トラブルになっていたそうです。その最中には、中国マフィアも現れたそうで、深刻な揉め事となっていたそうです」

 事件発生当初から、射殺犯は中国人ヒットマンではないかと見られてきた。当然、府警としては大連でのトラブルに注目していただろう。徹底マークされた幹部がトラブルを知っていた可能性はある。

しかし、府警から行動確認されたのはなぜか。

「この幹部は中国での事業に携わったあとに、別の仕事をしていたのですが、その仕事ぶりを巡って、大東氏に叱責を受けたことがあると社内で噂されていた。つまり、恨みを持っていた可能性があったというのです」(前出・地元記者)

 日本を震撼させた射殺事件は、いよいよ解決へと向かうのだろうか。

 ある捜査関係者が言う。

「事件は未解決だけに、役員を含めた幹部たちにも危害が及ぶ可能性は否定できない。そのため、尾行ではなく警護をしていたのではないだろうか。大東氏が巻き込まれたであろうトラブルを一つ一つ潰しており、大連のトラブルにも注目している」

■王将社長射殺事件、発生から3カ月 有力手がかりなく捜査難航

「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(京都市山科区)の社長だった大東隆行さん=当時(72)=が本社前で射殺された事件は19日、発生から3カ月を迎える。京都府警は、大東さんが何らかのトラブルから殺害された可能性が高いとみて延べ7867人の捜査員を投入して捜査を進めているが、犯人に関する有力な手がかりは得られていない。

 府警は現在も91人態勢で捜査。周辺住民や会社関係者、取引先など約1300人から事情を聴くなどしたが、事件に直接結びつくようなトラブルは確認されていない。

有力な手がかりは得られておらず、情報提供も減り続けているという。

 府警は延べ7867人の捜査員を投入。会社を巡るトラブルを中心に捜査を進め、これまでに同社役員や創業家関係者ら約75人から事情を聴いた。今のところ、会社絡みのいざこざは浮上していないという。

 大東前社長の携帯電話のデータ分析も終えたが、通話やメールの履歴に不審な点は見当たらなかった。

■「4発の銃弾」の線途切れ…迷宮入り危ぶまれる王将射殺事件

「餃子の王将」社長射殺事件で、大東隆行氏(享年72)の命を奪った4発の銃弾はすべて同じ拳銃から発射され、さらに過去数十件の未解決事件で使用された拳銃と一致しないことが、24日ようやく判明した。

「いよいよ迷宮入りかもしれませんね」と、地元マスコミ関係者がこう囁く。
「物証らしい物証は4発の薬きょうだけだったのに、その線からたどるのもこれで難しくなった。100人近い関係者から事情聴取しても、犯人につながるような有力な証言は得られていない。ないないづくしです」

指紋や足跡も見つからず、防犯カメラから“逃走車”の車種を割り出そうにも、映像が粗すぎてお手上げ。

「一部で報じられた過去の不透明な不動産投資、創業者の孫の失踪などの“トラブル”も、すべて洗っていますが、これといった手がかりは浮かんでこない。大東氏が乗ってきた車の中にあった百数十万円のキャッシュも手つかずで、突発的な物取りの線はゼロ。とりあえず大東氏に対する個人的な怨恨の線も薄いようで、今後は社長時代の企業活動絡みに絞って追うようですが、そうなると実行犯は、やはりプロ。同じ拳銃から発射されたということは単独犯。手際のよさから見て、とっくに海外逃亡していますよ」(捜査事情通)

「捜査当局も関心を示していますが、仮に中国マフィアが糸を引いていたとなれば絶望的。依頼者と実行犯の間に複数の人間をかませるので、たとえ実行犯にたどり着けたとしても、“本丸”までは至難の業。そもそも命じられるままに実行しただけで、実行犯も何のために誰を射殺したかすら、よく分かっていない可能性があります」(前出の捜査事情通)

「中国マフィア黒幕説」が急浮上

中国・大連のマフィアと交流がある日本人から、ある重大な証言を得た。
仮にA氏とする、その人物は語る。
「黒幕は中国マフィアだ。王将が大連に店を出した際に、地元のマフィアにショバ代を要求され、トラブっていたんだ。実際、連中は王将の店舗が入ったビルの上のフロアを借りて水を撒くなど、嫌がらせも相当あった」

王将は05年8月に海外初の1号店を大連に出店。
それを足掛かりに餃子の故郷である中国全土への店舗展開を狙っていたという。

しかし、8年が経った現在も、大連に4店舗を出しているに過ぎない。
「そのショバ代のトラブルが解決しないから、話はなんにも進んでない。実は、王将側との仲介を地元の元ボスに頼まれたことがあるんだ。ヤバ過ぎて断ったけどな」(A氏)

実行犯も中国人で、犯行後、直ちに出国。
すでに、今回の事件は迷宮入りの可能性が高いという。
「殺し屋はフリー。黒幕との間には何重もクッションがあって、万一、そいつが捕まっても、関係をたどられる可能性はない」(A氏)

そして、最後にA氏はこう呟いた。
「犯行に使われた25口径の拳銃は、大阪のヤクザが所持していたもの。それ以上は言えないけどな」

A氏の話を総合すると、このトラブルの過程で、地元の王将側責任者が、日本の本社の許可なくマフィア側と、なんらかの念書を交わした気配があるという。
「"約束"が実行されないため、最近になって中国側が王将の本社に接触。当然ながら、大東社長はマフィアの要求をキッパリ断った」(前同)

その結果が、4発の銃弾だったというのだ。
「トップを殺ってしまうと進む話も進まなくなる、というのは日本的な発想。逆に、トップを殺ればビビって、ほかの者は言いなりになるというのが彼らの考え方。ケンカでも、一番強い奴をやっつければ、戦意喪失するという論理なんです」(中国事情に明るいジャーナリスト)

■会社トラブルに重点=証拠乏しく捜査難航―「王将」社長殺害1カ月-

「餃子の王将」をチェーン展開する王将フードサービスの社長だった大東隆行さん(72)射殺事件は、19日で発生から1カ月。京都府警山科署捜査本部は、会社をめぐるトラブルが背景にある可能性が高いとみているが、有力な証言は得られておらず、捜査は難航している。

 府警は事件を「最重要課題」と位置付け、同社役員ら約70人を事情聴取するなど、約90人態勢で年末年始も休まず捜査を続けた。

 事件では、現場に多額の現金が残されていたことなどから、捜査本部は当初から恨みによる犯行との見方を強め、会社または大東さん個人をめぐるトラブルを調べてきた。ただ、家族や知人らは「恨まれる人ではない」と口をそろえており、これまでに個人トラブルは浮上していない。

このため捜査本部は、暴力団などとのトラブルがなかったか、同社による過去の不動産取引などの詳しい経緯を捜査している。同社幹部は取材に、「これというトラブルは思い当たらない」と強調する。捜査関係者は「会社のトラブルには関係者の口が堅い」とこぼす。大東さんの詳細なスケジュールを秘書らが把握していなかったことも、解明を困難にしている。

 当初、有力な証拠とみられた現場近くの防犯カメラには、犯行時間帯に現場に近づく人影らしき映像が残っていたが、画質が悪く、特定は難しい。事件当日は雨で、現場周辺から採取した指紋や足跡にも不鮮明なものが多いという。捜査幹部は「正直、とても難しい」と疲労感をにじませる。

■「王将」社長射殺犯を失望させた「“追悼餃子”で売上2割増し」

事件で揺らぐどころか、むしろ高まったようにさえみえる王将人気の根強さは、犯人にとって最大の“誤算”だったかもしれない。

 「2割といったら、とんでもない数字です。亡くなってなお、大東がお客さまを呼んでいるのだと思います。こんな言い方をするのはおかしいのかもしれませんが、お客さまに来ていただくことが、なにより大東の供養になると思います」

 同社幹部は実感を込めてこう語る。

 ネット上では『追悼餃子』というフレーズが飛び交い、店で注文した焼きたてのギョーザを写真に納め、ツイッターなどにアップする人が続出した。

 同社によると、事件が起きた昨年12月19~31日までの全店舗の売り上げは、前年同期比で1~2割増加したという。

売り上げ増は、ギョーザの味や接客だけでなく、原価率や人件費などの数字にもとことんこだわったというカリスマ社長の執念さえ感じさせるデータだ。

 1月6日、初めて記者会見に臨んだ渡辺直人新社長(58)も「利用客の励ましの声と店に来てもらうという行動が数字にもくっきり表れた。客に励ましてもらえることほどうれしいことはない」と述べた。

 王将の株価は事件当日の12月19日には、前日終値比110円安の3千円と急落したが、渡辺新社長の就任が決まったことを受け反発。すでに事件前を上回る水準になっている。

 犯行が経営にダメージを与える企業テロを意図したものだったとすれば、そのもくろみは見事に外れたかにみえる。

■大東社長射殺事件で浮上した中国マフィアの影

昨年末、日本を震撼させた大東隆行・王将フードサービス社長(当時)の射殺事件から1か月が過ぎようとしている。捜査当局はあらゆる可能性を排除せずに捜査を進めているというが、中でも中国マフィア関係者の動きに注視しているという。

「事件の実行部隊は、もう日本を離れとるかもしれん。出入国記録を洗ったら、怪しい中国人の出国があったんや」

 そう言葉少なに語るのは府警の捜査関係者だ。事件の背景として、王将を巡るさまざまな問題が取り沙汰されてきた。大東氏の前任者である3代目社長長男の不自然な失踪、福岡のゴルフ場への多額の貸し付け、大阪の店舗で発生した火災の事後処理における所得隠し──。

だが、どれも大東氏が社長に就任する以前のことで、直接事件に繋がるとは考えにくい。その中でも、今回浮上した中国でのトラブルの発端は、大東氏が肝いりで始めた中国進出事業に関するものなので、当局の関心も高い。中国・大連で飲食店を経営する日本人実業家がいう。

「日本企業が中国で飲食店を開くのであれば、土地取得や許認可などで便宜を図ってもらうために、中国共産党の役人や政治家へのコネが必要になる。そのための水先案内人となる現地のパートナーとの関係は何よりも大事。

 もちろん、いわゆる“みかじめ料”も発生する。王将は、日本人が多く住む大連に2005年に進出してきた。しかし、直後に現地のパートナーと揉めてしまった」

王将の現地パートナーは地元のマフィアと繋がっていて、権利関係を巡って王将と関係が悪化。2、3年前から、店舗が水浸しにされるなどの嫌がらせが行なわれていたという。前出の実業家が続ける。

「たとえば吉野家は、中国で400店舗近く展開しているし、味千ラーメンも中国に500店舗以上も出している。しかし、王将は大連の4店舗だけ。日本での規模を考えれば、もっと拡大していいはずなのに、できない。現在もトラブルを引きずっているからだろう」

■王将の渡辺新社長「トラブルなかった」と強調

「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長射殺事件を受け、殺害された大東隆行さん(72)の後任の渡辺直人社長(58)が6日、京都市山科区の本社で記者会見を開き「これが事件の原因だと確信の持てるトラブルはなかった」と強調した。

 渡辺社長は、犯人に対し「遺族や従業員は本当に悲しんでいる。自首してほしい」と訴えた上で「今まで経験したことがない苦しみや悲しみを感じ、痛恨の極み」と事件を振り返った。

 また、「全従業員、全パートは何が起こったのかさえ理解していないかもしれない。それでも歯を食いしばってギョーザを焼き、営業してくれている」と述べた。

大東さんの社葬については、28日午後に、京都市東山区のウェスティン都ホテル京都で行うことを明らかにした。

 事件は昨年12月19日朝、本社前の駐車場で発生。王将フードサービスは同日、常務だった渡辺氏が社長に就任する人事を発表していた。

 山科署捜査本部によると、大東さんは25口径の拳銃で至近距離から撃たれたとみられるが、犯人特定につながる有力な情報はつかめていない。

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