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犯人像定まらず… 「餃子の王将」を展開する王将フードサービス社長の大東隆行さん殺害の真相

「餃子の王将」を展開する王将フードサービス社長の大東隆行さんは19日早朝の日の出前、京都市山科区の同社駐車場で、何者かによる凶弾の犠牲に。経営手腕があり温厚な人柄で知られただけに狙われる理由がないと会社側は困惑していますが…

更新日: 2016年02月03日

egawomsieteさん

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■王将前社長射殺事件 京都府警&福岡県警が合同捜査本部設置へ

「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(京都市山科区)の前社長大東隆行さん=当時(72)=が2013年12月、本社前の駐車場で射殺された事件で、遺留品のDNA型が暴力団組員と一致したことから背景を調べるため、京都府警が2月中旬にも、福岡県警と合同捜査本部を設置する方向で調整していることが2日、捜査関係者への取材で分かった。

 これまでの捜査で、現場付近でたばこの吸い殻が見つかり、付着物のDNA型が福岡県に拠点を置く暴力団の組員のものと一致。府警山科署捜査本部は、組員が事件に関与した可能性があり、詳しく調べる必要があると判断した。

■王将社長射殺事件と接点か-ゴルフ場会社の株式虚偽登記容疑で役員捜査、トラブル情報も収集 福岡地検

福岡市中央区のゴルフ場経営会社の株式を増資したように装う変更登記をしたとして、福岡地検は20日、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いでこの会社の役員を務める70代男性の関係先を家宅捜索した。

この会社が入るビルは一時、平成25年12月に京都市山科区で射殺された「王将フードサービス」前社長大東隆行さん=当時(72)=が社長を務めた王将関連会社が所有していた。捜査当局は王将側と男性との間に接点があるとみて、王将や大東さんをめぐるトラブルの情報収集の一環で男性にも話を聴いている。

 告発容疑は27年4月、ゴルフ場経営会社の株式を1株30円で2万株発行し、この会社の別の役員に割り当てると決定した虚偽の株主総会議事録、取締役会議事録を法務局に提出し、登記変更の手続きを申請した疑い。関係者によると男性は告発容疑を否定している。

■<王将フード>暴力団との関係有無を調査 第三者委設置

王将フードサービスは28日、同社と暴力団など反社会的勢力との関係の有無を調べるため、第三者委員会を設置すると発表した。前社長の狙撃事件に暴力団員が関与した可能性があるとの報道を受けた措置。大阪市内で記者会見した渡辺直人社長は「経営体制の健全さを外部の目でチェックしてもらい、社員や取引先などの不安を払拭(ふっしょく)したい」と話した。

 委員会は、反社会的勢力の排除に精通した弁護士ら外部の有識者3人で構成し、来年1月上旬にも設置する予定。調査方法などは今後詰める。基本的には、渡辺社長ら現経営陣と反社会的勢力との関係がないかを調べる方針で、必要に応じて過去の経営陣にさかのぼって調べることも検討する。調査結果は3月上旬にもホームページで全文公開する方針だ。

■マスコミが注目する「工藤会」「部落解放同盟元幹部」との関係! だが真相は…

12月13日、新聞各紙が一斉に報じたのが「餃子の王将」射殺事件に関する衝撃情報だった。ちょうど2年前、2013年12月19日早朝に起こった「王将フードサービス」社長・大東隆行氏射殺事件に関して、殺害現場に九州の暴力団組員のDNAが残されていたというのだ。新聞では暴力団の実名は記されていないが、この暴力団とは北九州に本拠地を置く工藤会のこと。この組員は40代で、傘下の組長をつとめているという。

しかし、京都に本拠地を置く王将の社長を撃ったのが、なぜ九州の暴力団関係者なのか。ここで、各マスコミが注目しているのが、王将と九州のゴルフ場をめぐるトラブル、そして部落解放同盟元幹部との関係だ。

 たとえば、「フライデー」(講談社)1月1日号はこう書いている。

〈90年代末、工藤会のおひざ元である福岡のゴルフ場が資金難に陥った。その際、ゴルフ場の経営者Xと親交のあった王将の創業家出身の3代目・加藤潔社長(当時)が約90億円を子会社に通じて迂回融資した。だが、返済は焦げつき、王将は財政危機に陥ってしまったのである〉

 また、同誌によると、Xは以前から工藤会との関係が囁かれる人物で、その後、迂回融資問題は解決したと見られていたが、迂回融資の残債が20億円ほどあり、殺された4代目社長がその回収にあたっていたという。

「フライデー」は名前を書いていないが、Xというのは福岡で手広くビジネスを展開する実業家の上杉昌也氏、“解同のドン”といわれた故・上杉佐一郎元部落解放同盟中央執行委員長の異母弟にあたる人物である。

 以前から、部落解放同盟の裏側を追及してきた一ノ宮美成+グループ・K21による著書『京都の裏社会 山口組と王将社長射殺事件の聖域』(宝島社)には、王将について関係者のこんな証言を掲載している。

「『王将』のバックは、なんといっても上杉佐一郎さんでしたよ。(略)『王将』の餃子の店の全国展開に乗り出す際、数百億円ともいわれる原資をメガバンクから上杉さんが引っ張ってきたそうです」

王将創業者の加藤朝雄氏は福岡県出身で上杉氏と同郷だった。そのため王将ファミリーと上杉氏との関係が築かれていったというが、こうした関係から3代目社長の加藤氏は、上杉元委員長の異母弟・上杉昌也氏が経営する「福岡センチュリーゴルフクラブ」に子会社を通じて90億円の融資を行い、結果これが焦げ付いてしまったのだという。

〈「王将」を初の赤字に転落させたのは、王将ファミリーと親しい関係にあった上杉昌也氏が経営するゴルフ場への事実上の迂回融資だった。迂回のためのトンネル会社は、射殺された大東前社長が同じく社長を務めていた「キングランド」だった。〉

 当時社長だった3代目の加藤氏は2000年、責任を取って経営から退き代わって王将フードサービスの社長となったのが大東氏だった。同書では「真偽は不明だ」としながら、大手全国紙記者のコメントをこう紹介する。

「大東前社長は社長就任後、相応の金額を出して、昌也氏が持っていた王将の株を買い戻したのではないか。つまり(株を手放させることで関係を)切ったのではないか」

 さらに事件後、在京不動産ブローカーからの話としてこんな情報を記している。

「昨年暮れから『福岡センチュリーゴルフクラブ』を、付設のホテルと合わせて30億円で買ってくれないかという話が持ち込まれているんです。なにやら上杉昌也さんは、後ろ盾となってきた九州のヤクザに追い込みをかけられ、相当焦っているとの話ですわ」

 つまり、上杉昌也氏が工藤会とトラブルを起こし、それがなんらかの形で、王将に波及したのではないか、という見方がかなり前から流れていたのだ。

 そして、今回、犯人が工藤会組員であることを示唆する新聞報道──。だとすると、王将をめぐってささやかれてきたこうした背景も一気に明るみに出るのだろうか。

 しかし、事情はそう単純ではない。捜査は進展どころか大きな壁にぶつかっており、そもそも、犯人が工藤会組員というのも確定情報ではないようなのだ。

「現場にタバコの吸殻が落ちていて、鑑定したところ、DNAがこの組員と一致したというんですが、現場というのは、殺害場所から1km以上離れた住宅街。ここで盗難バイクが見つかっており、そこでタバコを吸って待ち伏せしていたというのが京都府警の見立てなんです。それだけで犯人とするのはかなり無理があるし、そもそも、これから殺人しようという人間がわざわざタバコの吸殻を現場に残す、というのも疑問です。しかも、府警はこれ以外にほとんど、証拠をもっていないという話ですから、今のままじゃ、立件は難しい」(全国紙・在阪記者)

実際、各週刊誌も捜査に疑問も投げかけている。「週刊新潮」(新潮社)12月24日号によれば、そもそもDNAという重要情報を新聞に流したことこそ、捜査難航の証明だという。

〈重要なのは、(京都)府警側が12月19日になったら書いていい、と了承していたという事実である。何故、これほど重要な情報が公開されることにお墨付きを与えたのか。そこにこそ、府警の苦哀が現れている。〉

「週刊新潮」はこう書いた上で、福岡県警担当記者のこんなコメントを紹介している。

「京都府警としては、昨年、工藤会トップの野村悟を逮捕するなど、“頂上作戦”を行ってきた福岡県警の協力が欲しい。そこで新聞各紙に大々的に書かせて世間にアピール。それによって、福岡県警を動かそうとしたのでしょう」

実は福岡県警は王将事件に関与することは消極的だった。DNAが出たからといってその男が実行犯と決まったわけでも、実行犯に指示した者の有無さえ分からない、そんな中、もし失敗したらこれまで積み上げてきた工藤会の公判に影響が出る、という判断だったという。そこで、京都府警が世論を動かそうと、情報を一斉に流したというのだ。

 また、前述の「フライデー」1月1日号も、以下のような捜査関係者のコメントを掲載している。

「地元の暴力団関係者に聞き込むと、『A(捜査線上に上がっている組員のこと)は荒事に自ら手を染めるような人間じゃない。他団体などとの外交を担うタイプで、実行役をするとは思えない』という。Aは事件当日のアリバイを主張しているうえ、タバコを吸わないという情報もある」

 つまり、今回の事件は、全く別の何者かが、以前から囁かれてきた噂を利用して仕組んだ可能性もあるということだ。王将をめぐる闇が明かされるのには、まだしばらく時間がかかりそうだ。

■【王将事件2年】「多くの王将ファンに支えられ…」 亡き社長の遺志継ぎ清掃

「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長だった大東隆行さん=当時(72)=が射殺された事件から19日で2年を迎え、京都市山科区の事件現場では、知人や府警関係者らも大東さんの冥福を祈って手を合わせた。

 大東さんの生前の日課だった本社前での掃除も行われ、凶弾に倒れた“名物社長”に思いをはせ、捜査関係者らも事件解決への思いを新たにした。

「犯人が早く捕まってほしい」

 現場には、冷え込んだ未明から会社関係者や知人らが訪れた。大東さんが撃たれた時間に近い、午前5時半ごろに訪れた男性(58)は、約2年前まで同社の社員だったという。

男性は「長年お世話になり、本当にいい人だった。仕事には厳しかったが、社員同士でのボウリング大会に参加したときの楽しいことが思い出される。何で殺されなければならなかったのか。犯人が早く捕まってほしい」と手を合わせた。

 近所の女性(70)も「毎朝掃除をしていて、見かけると、気軽に声をかけてくれる気さくな人だったのに亡くなって、もう2年になるのかと思う」と話し、事件の早期解決を願っていた。

 地域の活動で大東さんと知り合ったという近所の男性(68)は「自転車に乗っていても遠くから声をかけてくれて、包容力のある頼れる人だった。亡くなって本当に残念。今朝起きたときに、『ああ、この時間に事件が起きたんだな』といろいろな思い出が蘇った」と花を供えた。

多くの王将ファンに支えられ…

 本社前では、午前8時過ぎに渡辺直人社長や社員ら4人が掃き掃除を行った。本社前での掃除は大東さんの生前の日課で、現在は渡辺社長らが引き継いでいる。

 渡辺社長は「あっという間の2年間だった。多くの王将ファンに支えられ、社員が一致団結してやってきた。(大東さんの)遺志を継いで、みんなで力を合わせて頑張りますという思いを込めて掃除をさせてもらった」と涙ぐみながら語った。

■19日で発生から2年 暴力団関与?組織的犯行か 捜査員延べ6・6万人

「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長だった大東隆行さん=当時(72)=が射殺された事件は19日で発生から2年となった。現場近くで見つかった遺留品のたばこの吸い殻に付着したDNA型を調べたところ、暴力団関係者のものと一致したことなどから、京都府警山科署捜査本部は、組織的犯行との見方を強め、慎重に捜査を進めている。

 捜査関係者によると、吸い殻は事件現場となった駐車場近くの倉庫脇の通路で見つかった。この通路あたりから大東さんの車に近づく人影や、バイクとみられる車両が東へ走行する様子が防犯カメラに写っており、事件との関連を調べている。

捜査本部は現在も91人態勢で捜査。この2年間に、延べ6万6612人の捜査員を投入した。これまで、現場周辺を中心に延べ4570人に聞き込みを行い、防犯カメラ177カ所や28個のドライブレコーダーを解析したという。

 さらに、同社の役員や社員ら延べ861人、取引業者など延べ507社から事情を聴取。市民らからはこれまで420件の情報が寄せられており、こうした情報を精査しながら捜査を続けている。

 事件は、平成25年12月19日早朝に発生。本社前の駐車場で大東さんが車を降りた直後、胸や腹に4発の銃弾を浴びて失血死した。大東さんの車内には、多額の現金が手つかずのまま残されていた。

■王将社長射殺、遺留DNA一致 九州の組員関与か

京都市山科区の王将フードサービス本社前で大東(おおひがし)隆行前社長=当時(72)=が2013年12月、射殺された事件で、現場周辺で押収された遺留品から検出されたDNA型が、九州に事務所を置く暴力団組員の男のDNA型と一致していたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。

19日で事件発生から2年。事件前に現場周辺で不審な行動をしていたことから京都府警捜査本部(山科署)が注視していた軽乗用車が九州で確認されていたことも判明。捜査本部は年明けにも九州地方の警察と合同捜査本部を設置する方向で調整している。軽乗用車の当時の所有者を割り出すとともに、男と事件の関連などを調べている。
 捜査関係者によると、遺留品は、現場の駐車場の東側にある倉庫周辺で二つ見つかり、採取されたDNA型は同一だった。遺留品の発見場所辺りから前社長の車に近づく人影と、銃撃直後に倉庫横から光源が一つでバイクとみられる車両が東に移動する様子が、近くの防犯カメラに写っていた。

捜査関係者の説明では、硝煙反応が出た小型オートバイは事件後、現場から北東約2キロの住宅街で見つかった。オートバイとバイクは、13年10月9日に城陽市と伏見区で盗まれていた。バイクと九州ナンバーの軽乗用車が並走する様子が防犯カメラに写っていた。軽乗用車は数日後に高速道路を経由し、九州地方の空港周辺まで移動したことが確認できたという。
 事件は13年12月19日早朝、大東さんが山科区の本社前の駐車場で胸や腹に4発の銃撃を受け、死亡した。大東さんの車内には現金が手付かずのまま残っていた。

■王将社長の射殺 黒い人脈が浮上

13年暮れ、山科区で起こった王将フードサービス社長・大東隆行氏の射殺事件は、いまだ犯人が捕まらないどころか、拳銃の発射音を聞いたという証言すらも得られず、捜査は難航を極めている。「餃子の王将」で全国的に知られる同社だが、一ノ宮氏の調査からは、ある不可解な人脈が浮かび上がってきた。

故・上杉佐一郎氏は、部落解放同盟委員長であり、暴力団ですらも恐れをなした人物。王将は、全国展開にあたって上杉氏の力を使い、300億円もの大金をメガバンクから引っ張ってきた。本書では、不動産ブローカーによる、こんな証言が引用されている。

「『王将』のバックは、なんといっても上杉佐一郎さんでしたよ。最盛期の上杉委員長の実力は絶大なもので、(税務申告の書類に)部落解放同盟のハンコがあれば税金フリーパスだったわけです。京都の財界人も、多かれ少なかれ世話になっていたんです」

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