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外国語上達のカギ!日本人が意識しない、3種類の「ん」の発音

山手線の駅「五反田」「新橋」「新大久保」…これらの「ん」の発音は、実は全て違うことを知っていましたか?日本人が普段まったく意識していない「ん」の発音について正しい知識を身につければ、英語など外国語の習得にも役立ちます。

更新日: 2015年08月16日

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日本人は普段、3種類の「ん」を使い分けている

▷ 山手線の駅名にも、3種類の「ん」が隠されている!

日本人は3種類の「ん」を発音してる

普段何気なく使っている日本語の「ん」には、実は3種類の発音があるんです。

【n】【m】【ng】:3種類の【ん】

n, m, ng ──これが、3種類の「ん」の発音です。

日本語はこの3つが混ざり合ってます。すべて一つのひらがな「ん」で表されます

日本人は知らないうちに3種類の「ん」──つまり、n, m, ngの音を使い分けています。

使い分けてるというよりは、次の音が出しやすいように自然に変わってる感じ

学んで発音の仕方を変えている、というよりは自然にそう発音している為、「ん」の種類の違いに多くの人は気付きません。

実際に発音してみると違いがわかる

次からの例を実際に発音してみると、気がつくと思います。
分かりやすく、山手線の駅名で解説します!

3種類の「ん」…その1【n】

▷ 五反田(ごたんだ)、神田(かんだ)の「ん」は、【n】の発音。

舌先が口の中の上の方(上の歯茎あたり)に付いている

「ごたんだ」「かんだ」と発音してみてください。
これらの「ん」は、舌先を上の歯茎あるいは歯の裏につけて発音していませんか?

ナ行・タ行・ダ行などが直後に来る「ん」

「新日本橋」の最初の「ん」や、「関東」の「ん」等もこれに当たります。

3種類の「ん」…その2【m】

▷ 新橋(しんばし)の「ん」は、【m】の発音。
ローマ字表記も「m」になっています。

口を閉じて、つまり両方の唇を付けて発音

次にb、m、pの子音が続くときの「ん」は、唇を閉じて発音しているはず。
「しんばし」と声に出してみれば、気がつきます。

マ行・バ行・パ行が直後に来る「ん」

これらは「ん」で唇をくっつけないと、次の音が発音できないのです。

3種類の「ん」…その3【ng】

▷ 新大久保(しんおおくぼ)の「ん」は、【ng】の発音。

口を閉じないで、しかも舌先を上の歯茎に付けないで【ん】と発音する

これまでの2つの「ん」と異なり、【ng】の「ん」は喉だけで発音します。
英語の「going」など、くれぐれも「ゴーイング」と発音しないように。「Hong Kong」を「ホングコング」と発音しないのと同じです。

[k]や[g]といった子音の前の「ん」は、鼻音化した[ng]となる

舌先を歯の裏につける[n]、唇をつける[m] 以外の発音は、だいたい[ng]です。

日本人はなぜかこの ng の発音は表に書きません

ローマ字では、新橋や神保町の「ん」は【m】でちゃんと表記しますが、【ng】の発音はローマ字で表記しません。
「新幹線」も、発音に忠実なら「Shing kang seng」と表記されるべきなのかも。

更に細かく分類していくと、舌の位置、唇の形、息の抜き方、それぞれ様々なパターンの「ん」が出てくる

日本語には実はさらに多くの「ん」の発音の種類があり、その数は8種類とも言われていますが、ここでは明確に違いのわかる「n」「m」とそれ以外の「ng」として区別しています。

地味だけど超重要な、外国語でのn, m, ngの使い分け

▷ 正しい「ん」の発音を意識すれば、外国語力も飛躍的に向上するかも!

英語の「m」と「n」と「ng(ŋ)」の音は、日本人にとって区別が難しい発音の一つ

「rとlの違い」のように、これらの「ん」の発音の違いは日本人にとって普段意識しないだけに、外国語において習得が難しいものになっています。

中国語を学んだ人が必ずと言っていいほど苦手として挙げる発音が「n」と「ng」

中国語では、同じ「ジン ユー」でも"jīn yú"なら"金鱼"(金魚)、"jīng yú"なら"鲸鱼"(クジラ)となってしまうようです。

単語尾にこれらが付く場合、ちゃんと使い分けをしなければ違う意味になってしまう言語も割とあります

英語、フランス語、中国語、韓国語など、「ん」の発音を正しく使い分けないと聞き取ってもらえない言語も多いようです。

日本人が英語をしゃべるとき、語尾の[n音]を「ン」(ng音)で代用する人が多い

「ん」の発音の種類を意識していないが為に、多くの人が学ぶ英語でも、n音を正しく発音できていない日本人は多い。

英語の語末の「n」は、上の歯の裏側の歯茎に舌先がついているのが正しい語末の「n」

「pen」「listen」などの語末の「n」は、必ず舌先を歯茎の裏につけて発音し、喉だけで発音しないようにすると正しく発音できます。

実はこういう一見な地味な音を正確に身につけることが、英語の音を上手く聞き取ったり、発音するコツなのかも

外国語を正しく聞き取ったり、発音するためにも、3種類の「ん」は覚えておくといいかも知れません。

改めて意識してみたい、3種類の「ん」

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