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床屋さんのクルクル回る看板の謎が意外と深かった

床屋さんの店先にある赤・青・白の三色のクルクル回る看板(?)。子供のころ飽きずにずっと見続けてたって人も多いのではないでしょうか。看板の名前は?三色の由来は?調べてみたら意外と深かったのでまとめました。

更新日: 2013年12月24日

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床屋さんの赤・青・白のグルグル回る看板ってありますよね?

正式名称は「サインポール」と言います

理髪店であることを示すもので、三色のサインポールは世界共通のマークであるといわれる。

ひねりを加えた形が、安土桃山時代にポルトガルから伝来した砂糖菓子有平糖とよく似ていたことから有平棒(あるへいぼう)(またはアルヘイ棒)ともいう。

正式名称の「サインポール」で呼ばれることは少ないのかも。ちなみにサザエさんのこの回はサザエさんでセル画が使われた最後の作品です。

3色じゃなくて赤白の2色の国がある

世界基準は3色だけど、一部の国では2色。

よく言われる「赤=動脈、青=静脈、白=包帯」は実はウソ

床屋の看板は、「赤は動脈、青は静脈、白は包帯」をそれぞれ表している。

この説を支持している人は多いです。

で包帯は白。白は神経の色と言われることもある。

12世紀のヨーロッパで、当時の理容師が外科医を兼ねていた(「床屋外科」と称した)た。その名残で赤は動脈、青は静脈、そして白は包帯を表す色を使った。

中世のヨーロッパでは、理髪、つまり髪を切ってもらったりすることは、身体を切ることと同じ行為と考えられていたようです。

血管に動脈と静脈の2種類があることが発見されたのは17世紀のことで、12世紀に血管を赤と青で分けて表示したということは、歴史上考えられない

全国理容衛生同業組合連合会はこの説を支持していません。テレビ番組「トリビアの泉」でもガセだと結論づけました。

最有力なのは「瀉血(しゃけつ)」説

当時、病気などの患者さんに対し、ポピュラーな治療法のひとつに、「瀉血(しゃけつ)」がありました。

当時、外科医を兼ねていた床屋さんが行っていた治療法です。

患部を切開して血を抜き取る際に、患者に棒を握らせ、腕を固定し、そこを伝って受皿に落ちていくようにしていました

患者がにぎっているのがサインポールの原形となった「しゃけつ棒」です。

術後に血のついた棒をそのままにしておくのは衛生上好ましくないとのことから、その棒を赤く塗って使用するようになりました。

治療が終わった後、洗浄したその赤い棒と傷口に巻いた白い包帯を店の軒先に干していたところ、風に吹かれてその白い包帯が赤い瀉血棒にらせん状に巻き付きました。
その模様が、現在のサインポールの原形になったと言われています。

当時貴重だった包帯を洗った後、赤い「しゃけつ棒」に45度の角度でストライプに干して乾かしたという説もあります。

そののち、1700年代にフランスや英国で、理容師と外科医が区別された際、理容師は青を、外科医は赤白にと定められたため、理容店の看板は今日の赤・白・青の3色になったといわれています。

青は静脈ではなく理容師を区別する色だったのか

「野戦病院説」なんてものもある

ナポレオンが最終的敗北を被ったワーテルローの戦い(1815)の際、野戦病院の入口にフランス国旗を旗棒に巻き付けておいたものが、そのはじまりとする説もあります

明文化された記録が存在しないため、由来の調査は困難なのが現状

年代で考えると「しゃけつ説」の方が有力。どちらにしろ床屋さん=外科医だったという事実には驚き。

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