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【致死率90%!?】恐怖の感染症「エボラ出血熱」とは

全身からの出血を伴う、恐ろしい感染症「エボラ出血熱」。その致死率は88%にも上ったケースもある。エボラ出血熱とは一体どのような病気で、原因のウイルスはどのようなウイルスなのか。詳しくまとめました。400万viewありがとうございます。

更新日: 2016年04月29日

kawa086さん

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●簡易目次
※詳細な目次は本ページ下部にてご案内させて頂いてます。
【治療薬】エボラ出血熱治療薬…エボラ出血熱治療薬に関する情報…4ページ目「予防・治療法」
【症状】エボラ出血熱の症状・患者の患部画像…3ページ目「症状・検査」
【質問】質問をする…6ページ目「連絡」

【注意】本まとめの内容が全て事実であるとは限りません。

特に「歴史」「症状」「ウイルスの種類」等の項目において、内容が誇張されていたり、記述ミスやデマが混在している場合があります。

速報

感染者28646人、 死者11323人(3月27日時点)

2014年~2016年の西アフリカのエボラ出血熱流行に関連したエボラ出血熱患者が発生している、もしくは発生した9カ国の合計。データの統計日時は国によって異なる。数字は疑い例を含む。致死率は約40%。

現在の西アフリカの流行について

2014年2月、ギニアのゲケドゥとマセンタの両行政地区を含む同国南部でザイールエボラウイルスによる流行が確認されました。
現時点で進行中のため、このような臨時項目を設け、以下に途中経過を掲載します。この流行に関しては、拡大終了が宣言されるまで、随時更新します。

途中経過

現時点での感染者等の情報です。

http://apps.who.int/ebola/current-situation/ebola-situation-report-17-february-2016(WHO - エボラ現在の状況、英語)

世界保健機関(WHO)の発表では、2016年2月21日時点で、28639人の感染者が発生し、11316人の死亡が確認された。なお、リベリアでは終息宣言後に感染者が確認されている。
ギニア、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリア、セネガル、マリ、アメリカ合衆国(渡航者と看護師)、スペイン(医療従事者)、イギリスの9カ国で、感染者が確認されている。
医療関係者(Health-care Workers、HCWs)も2015年7月時点で流行中心3カ国で約869人が感染、約507人が死亡した。HCWsへの感染は、現在ではほとんど見られない。


【2016年2月21日時点での情報(疑い例含む)】
●国別感染者
[現在も拡大]
シエラレオネ(第二次流行) 2人(死亡1人)
リベリア(第二・三次流行) 9人(死亡3人)
[既に終息]
マリ 8人(死亡6人) ギニアへ葬儀に行っていた女児から拡大
スペイン 1人(死亡者なし) 感染者の治療に当たっていた看護師
アメリカ合衆国 4人(死亡1人) リベリアからの渡航者と治療に当たっていた看護師など
イギリス 1人(死亡者なし) シエラレオネから帰国した医療関係者
イタリア 1人(死亡者なし) シエラレオネから帰国した医療関係者
ナイジェリア 20人(死亡8人)終結宣言が発令
セネガル 1人(死亡0人)終結宣言が発令
リベリア(第一次流行) 10666人(死亡4806人)2015年5月に終息を宣言
シエラレオネ 14122人(死亡3955人)2015年11月に終息を宣言
ギニア 3804人(死亡2536人) 2015年12月に終息を宣言


※感染者数は、疑い数も含めている。疑い患者は、エボラが流行している地域において、エボラウイルスによるものである可能性がある患者の事であり、他の感染症である可能性も捨てきれません。そのため、本項の数字は正確とは言えないことをご了承願います(しかし、そのような患者もエボラ出血熱患者と同じ病室に収容されています)。
※※重要事項※※
現在流行しているウイルスの型からして、致死率は約70%に上る可能性があり、WHOの戦略部門でもその事実は把握されています。死体に触れる埋葬方法に当局から介入されないために、秘密裏に埋葬されていることもあり、実際の死者は発表の2倍にも上る可能性があるとのことです(AFPが行った、WHOの戦略部門トップであるクリストファー・ダイ氏への取材による)。また、エボラウイルスの特性(人から人へ感染するにつれ致死率が低下する)により、致死率は感染が拡大するにつれて低下している傾向にあります。

アフリカ西部、ギニア周辺の画像です。
リベリアはギニアの南東に位置しています。シエラレオネはギニアとリベリアの間に位置しています。ナイジェリアはベナンの東に位置します。
この地域を中心に、エボラ出血熱が拡大しているとのことです。
(画像:Google map)

2014年の流行最盛期にニューヨーク・タイムズ紙の記者が現地で医療関係者に密着した際の映像。
路上にエボラウイルス感染者とみられる遺体が放置されていた。住人はパニックに陥っている。
現地では様々な問題で病院が稼働しておらず、病院に訪れた女性は「開けてくれ」と命からがらの声を挙げて願う。
救急車は新たな患者の元へ駆けつける。しかし、現地の病院は受け入れを拒否。収容限界人数を超え、ベッドが足りないという。隊員は女性を仕方なく家に帰したが、女性は翌日死亡した。

詳細

月別の情報です。詳細日時は省いてあります。

2013年12月●最初の感染者とみられる男児が感染、2日に発熱・嘔吐・黒色便等を発症し6日に死亡。その後家族に感染して母・姉が死亡。男児の場合は動物からの直接感染なので、毒性が強かった(エボラウイルスは人から人へ感染していくうちに毒性が弱まる)。

2014年1月●最初の感染者とみられる男児の家族である祖母も死亡、葬儀に参列した他の村の参列者のうち2人に感染、それらの人を介して医療関係者等に感染が拡大。この時点までは、何の病気か一切わからなかった。

2月●ギニア国内で下痢や嘔吐、出血を伴う正体不明の病気の患者が確認された。
同国内では分析ができなかったため、現地では「謎の病気」と呼ばれ、新型ウイルスの可能性も懸念されたが、サンプルをフランスの研究所へ送ったところエボラウイルスだと確認された。パスツール研究所はザイールエボラウイルスであると声明を出している。

3月●国境なき医師団にエボラ出血熱発生が報告され、国境なき医師団ボランティアが現地入りした。
隣接するリベリアの北部の病院へ治療を受けにきたエボラ出血熱の患者がいたことがに明らかとなった。つまり、越境してエボラ出血熱が広がった。そして、流行は隣国のシエラレオネにも広がった。マリ、コートジボワールにも広がっている可能性があるという。
西アフリカでの流行中、リベリア帰りのカナダ人男性が感染を疑われたが、陰性であった。

4月●国境なき医師団は「(拡大範囲では)前例のない規模」であると発表し、食い止めの難しさを物語った。

7月●米ボランティア団体「平和部隊」は、流行の中心である三か国のボランティア約340人を出国させた。ボランティアの中にいた、アメリカの人道団体の男性2人が感染したことも原因の一つである。シエラレオネで、100人以上のエボラ感謝を治療してきた「国民英雄」と呼ばれたシーク・ウマル・カーン(Sheik Umar Khan)医師も感染し死亡した。
リベリアは学校をすべて休校にした。
西アフリカでの流行中、ケニア帰りの中国人女性が感染を疑われたが、陰性であった。
シエラレオネは非常事態宣言を発令、コロマ大統領は「エボラウイルスは我が国にあまりに大きい課題を突き付けている」とテレビで演説、地域封じ込め(流行地域の隔離)などの対策を講じることとなった。
現地で治療に当たり、エボラに感染した二人はアメリカへ戻り、それぞれ実験的な血清と西アフリカで治療した少年の血清が投与された(人道問題について協議された)。現時点では安定しているという。

8月●サウジアラビアで、シエラレオネ帰りで感染の疑いのある男性が死亡しニュースとなったが、陰性であることが判明。
リベリアは国家非常事態宣言を発令。WHOは「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言、2009年以来3度目の緊急事態宣言である。
ギニアはシエラレオネとの国境を閉鎖した。ザンビアは流行地域の住民の入国を禁止した。外務省は「感染症危険情報」を発出し、流行地域への渡航の延期を求めた。
死者が1000人を突破。
国際協力機構(JICA)は流行の中心である三か国の日本人スタッフを別の国へ一時退避させた。外務省は日本人大使の家族の退避を検討。
WHOは、いくつか問題があったが、倫理上妥当だとして、未承認のエボラ出血熱のワクチン及び治療薬の投与を容認した。
ナイジェリアのジョナサン大統領は、非常事態宣言を発令。ギニアのコンデ大統領は保健衛生上の非常事態宣言を発令、国境管理の強化や遺体の移動制限などの対策を発表した。
国境なき医師団は「戦争状態だ」と話している。
リベリアで、患者隔離施設が襲撃され、患者が脱走しました。現在は全員発見され隔離されていますが、患者の血液で汚染された寝具も奪われたために感染拡大はヒト・モノで起こる可能性もあります。
ギニア人学生がセネガルに逃亡し発症、彼がセネガルでの流行の発端の可能性あり。

9月●シエラレオネは国民の三日間(9/19~9/21)の外出禁止処置を開始。
日本国首相は、国連総会に向けてこれまでの500万ドルの支援に追加してさらに500万ドルの追加支援を実施する方針だと表明。
アメリカ合衆国で、西アフリカから帰国後、エボラ出血熱を発症した男性が発見された。
シエラレオネで大規模な戸別訪問が実施され、150人以上の感染者と約70体の遺体が発見された。
CDCは、「全く対策を講じない場合は、2015年1月時点で最大140万人に達する恐れがある」と発表。現時点ではある程度の対策が講じられているが、このままだとWHOは2万人以上に達する可能性が高いと発表している。
エボラ出血熱によって片方もしくは両方の親を亡くし、親族に引き取りを拒否された「孤児」が約3700人いることが判明。ユニセフは、エボラウイルスに対する一定の免疫がある考えられているシエラレオネの元エボラ熱患者2500人以上に、医療施設で隔離中の子どもたちの世話と支援を行うための訓練を受けさせる計画を発表した。

10月●アメリカ合衆国に渡航したリベリア人男性がアメリカ合衆国内で発症、死亡した。さらに、この患者に接触した看護師も2人が感染し、アメリカ合衆国内では初の国内感染者が発生した。女性1人は航空機・地下鉄に搭乗していたようで、発症前か発症後は不明。
イギリスで、西アフリカでエボラ出血熱の治療に当たっていた医療従事者の治療に当たっていた看護師女性1人がエボラウイルスに感染、発症。
世界各国の主要空港(アメリカ合衆国だけでも5空港)が検疫を強化。
日本で、リベリアからヨーロッパ経由で日本に到着した40代外国人男性ジャーナリストが発熱、今回は日本で初となる感染疑い者でしたが、検査の結果陰性であると判明。
マリで初の感染者が発生。ギニアへ葬儀に行っていたとのこと。

11月●日本で、リベリアから帰国後発熱の症状が確認された都内在住の60代男性と、ギニアを出発し関西空港到着後に検疫所で発熱の症状が確認された20代ギニア人女性について、どちらもエボラウイルスに感染していないと判明。しかし、60代男性については、空港到着時は発症していなかったため、検疫所を通り抜け、さらに西アフリカへの渡航者に対する健康監視(一日に二度体温を測る等の健康状態を常に観察し、異常があれば報告する義務が生じる。また、異常時は自ら医療機関へ出向いてはいけない。)を無視して一時所在不明になったり、自ら地元の医療機関で受診したりと、観察上の問題が発生、水際対策の限界が浮き彫りとなり、今後の課題となった。

12月●一部のメディアが、世界各国の関心が高まったことや、治療薬の登場によって、来年には流行は終息すると報道。
イギリスで、シエラレオネから帰国したエボラ出血熱の流行の医療関係者が帰国後、エボラ出血熱だと診断された。28日夜に帰国、29日朝に体調不良を訴えて、検査を受けたとのこと。自治政府によると、帰国後すぐだったことから、他への感染の拡大の可能性はほとんどないという。

2015年1~4月●感染者の総計が20000人を突破。死者が10000人を突破。

5月●リベリアが終息を宣言。

7月●リベリアで新たな感染者が発生、回復後もウイルスを保有していた少年が発症。

9月●リベリアが改めて終息宣言。

11月●リベリアで新たな感染者が3人発生、40人以上が監視対象に。

12月●ギニアが終息を宣言。

2016年1月●西アフリカ地域での終息を宣言。シエラレオネで新たな患者が2例発生。

流行時の状況

【各機関の考え】
WHOは「これまでで最大規模」「悪化の一途」「制御不能」と発表しています。
国境なき医師団は「戦争状態だ」との声明を発表しています。

【治療】
エボラ出血熱は治療法が無く、半分以上の人が亡くなっていく。医師団はそれらの患者に輸血し、汗を拭き、水をあげ、祈り、元気づけ、看取ることしかできない。医師のストレスはたまるばかりだ。

【広がる不安】
現地住民の医師団への不信感は高まるばかりだ。流行地域では、国境なき医師団がウイルスを持ち込んだという根も葉もない噂が蔓延している。
インターネットやソーシャルメディア上では、何の根拠もない嘘の噂が広まっており、高まる不安からそれを信じてしまう人が増えている。中には「塩水は予防に効果的だ」という情報を信じて塩水を飲み、それによる死者も出ています。
患者に接する医療関係者の感染リスクが非常に高い。そのため、医者不足の中、医療関係者のストライキも相次いでいる。これが、後述する医師不足の一因ともなっている。

【広がる不満】
リベリアでは、エボラ出血熱の蔓延を否定する人々によって患者隔離施設が襲撃されました。一部の患者は脱走し、襲撃した現地の人々は「リベリアにエボラなんて無い」と言ったという。脱走したエボラウイルス感染者37人は全員発見されたが、患者の血液で汚染された寝具も奪われたために感染拡大はモノでも起こる可能性もあった。そして収容施設には武装した警備隊が警備するようになった。

【隔離】
リベリアでは遺族隔離政策が施行され、エボラ出血熱感染者・死者の家族・親族を隔離するという方法をとっていますが、酷い地域では、隔離を恐れた遺族は死体を道に捨てて、道は地獄のようになっているという。ギニアでも遺体が路上に放置されている様子が見受けられ、現地の人は「感染するから(遺体には)触らない方が良い」ということが通説となっている。
シエラレオネでは兵士が感染の恐れのある人を屋外に出ないよう監視している。
また、流行拡大防止の名目のもと、患者の快適性を全く無視した過剰な隔離が行われ、入院による体力消耗によって寿命が縮まってしまう人も発生しかねない状況であるという。
さらに、疑い患者まで隔離されているために、入院施設の隔離空間でエボラウイルスに感染する人もいる。この問題は、流行最盛期において大きな課題となった。

【国際社会からの拒絶】
モロッコは、エボラ出血熱流行の恐れがあるとみなされ、2014年のアフリカ杯への出場停止処分となった。モロッコは大会延期を求めていたが、拒否され、さらに今回の開催地であったモロッコから開催権をはく奪、約11億円の罰金処分となり、大会への出場も3回分禁止となった。

【感染者の隠ぺい】
家族がエボラ出血熱に感染しても、その人に対して家族が「死んだ方がましだ」「死んでほしい」と考える場合もあります。そのため、病院に連れて行かせない家庭もあるようです。また、感染者が発見されれば、その家庭は隔離されるので、報告しないことは少なくはありません。

【孤児の存在】
エボラ出血熱によって親を片方もしくは両方亡くし、親族に拒絶されている子供が、ユニセフの調査によって、2014年9月30日時点で約3700人いることが判明している。ユニセフのリベリア危機管理広報責任者、サラ・クロー氏は、家族を亡くした子どもたちの多くは路上生活を強いられていると指摘している。この問題は、流行が沈静化しつつある現在でも残っている大きな問題だ。

【医療関係者・資金の不足】
WHOのチャン事務局長は、2014年内だけで延べ約500人?の外国人医師らがWHOと連携し、感染国で治療や予防指導などに携わっていると説明した。ただ、未曽有の事態を受け、「最も必要なのは人材だ」と強調。

【食糧難】
流行地域では、業者が食料を輸入できず、農家も外での作業ができない状況なので、食料価格高騰・飢餓状態が続いている。特にリベリアが深刻で、餓死する人が増えることが懸念されている。この状況は、2015年に入ってから、流行が沈静化するにつれて回復しつつある。

【動物への影響】
2014年10月、スペインでエボラ出血熱の患者の治療中にエボラウイルスに感染した看護師の飼い犬が、エボラウイルスに感染した疑いがあるとのことで、助命運動の末に約40万もの署名が集まったが、殺処分となった。

【変異の可能性】
通常、循環器内の表面の細胞に感染するウイルスが空気感染(肺胞を標的にする感染方法)するウイルスに変異する可能性は極めて低いとされているが、今回の流行において、8月末時点で341回の変異が起きていることが判明している。それぞれの変異は小さいものの、感染が拡大するにつれ突然変異のリスクは高まるばかりだ。

流行の原因

感染者が出て、流行が続いている原因です。

最初の感染は、2013年12月2日に「謎の病気」に感染したとされていたギニア南部の2歳男児とみられ、ウイルスに感染したコウモリを摂食したために感染したと見られている。その後男児は12月6日に死亡し、家族に感染。母親は同月13日、3歳の姉は同月29日、祖母は2014年1月1日に死亡した。祖母の葬儀に他の村から数人が訪れ、そのうち2人がウイルスを持ち帰って、看病した医療関係者や親族に感染が広がったとされる。その後医療関係者によって2月ごろに近隣の村に感染が拡大した。2か月もの間、病気の情報が小さな村の中から出ずに放置されていたため、エボラ出血熱だと確認された時には既にかなり広まっていた。これも大流行の原因の一つだと考えられる。
また、流行の原因としては、先に挙げた「感染者の越境」(病院を訪れるために越境して隣国の病院を訪れる人がいる)のほか、「エボラ出血熱死者の葬式」が挙げられる。西アフリカ諸国では、遠方の死者の葬式に出席する習慣が一部で定着しており、死者に触れることで、血液を介して感染することがある。

医療ボランティアに対する不信も問題となっている。
2014年8月5日に現地の状況を報告する会見を行った国境なき医師団の吉田さんによると、現地では、国境なき医師団の施設に運ばれると「エボラ出血熱のウイルスを注射される」「臓器を摘出され、売り飛ばされる」などという誤った話が住民の間で伝わり、ボランティアの車両に石を投げつけられたこともあったという。
ロイターはこうまとめている。「地域社会では、ボランティアの外国人医療関係者が病気を持ち込んだという考えもある。また、地域の病院は設備不足など、医者に対する信頼も薄い。不信が錯綜する中、患者は伝統的治療法に頼る。しかしそれはまた、現代医療にはないものを見出してくれる。」

医療スタッフの不足は深刻で、流行最盛期では、患者約50人に対して医療スタッフは約5人ほどと、非常に不足している状況が続き、現地では数十人規模で医療関係者の感染が発生している。命も懸かる活動のため、誰もやりたがらない、という点が重要。
隔離施設内では、気温35度の中、防護服に手袋やマスクを何枚も重ねるという体勢のため、非常に暑い。熱中症も危惧され、体力も必要。鼻が痒くて手で触っただけで感染リスクが一気に高まるので、それ相応の訓練も必要となってくる。

寄付のお願い

エボラ対策の緊急寄付金を募集しています。

●UNICEF - アフリカ緊急募金
国際連合児童基金(ユニセフ)は、国際社会へ向けて合計5億ドル(およそ587億円)の支援を呼び掛けていますが、まだまだ届いていません。
現地で感染の脅威と隣り合わせとなっている幼い子供は250万人にも上ります。3000円で石けんや貯水器等の衛生用品セット2家族分が、5000円でエボラ患者を下痢から救う経口補水円625袋が、10000円で診療用テントが120平方メートル分が、現地へと支給されます。子供たちのためにも、支援を。
募金はクレジットカード、ネットバンキング、日本全国のコンビニから行えます。
【詳細】http://www.unicef.or.jp/kinkyu/ebola/

コンゴ民主共和国の流行について

現在、コンゴ民主共和国では西アフリカとは別のエボラ出血熱の流行が発生していました。
8月頃より流行が始まり、8月20日に報告されました。8月24日の発表では、コンゴ民主共和国での流行を起こしているウイルスは「スーダンエボラウイルス」と、スーダンエボラウイルス・ザイールエボラウイルスの混合種「スーダンザイールエボラウイルス」であることが確認されているとのことです。
11月21日、最終感染者の最長潜伏期間の2倍が経過したため、終息宣言が出ました。66人が感染、49人が死亡(内、医療従事者8人?)したとのことです。

目次

0 はじめに
   現在の西アフリカの流行について
    速報
    途中経過
    詳細
    現状
    流行の原因
    国境なき医師団について
     寄付のお願い
   現在のコンゴ民主共和国の流行について
   目次
    注意
     情報の過多について
     本まとめの引用に関して
1 エボラウイルス
   分類
    エボラウイルス
    エボラ出血熱
   概要
   視覚的特徴(見た目)
   内部構造(仕組み)
   種類
   致死性
   由来
2 歴史
   これまでの主な感染例
    2000年以前
    2000年以降
   生態系への影響
3 特徴①
   感染
    感染
     感染しやすさ
     感染する方法
    感染方法
    流行
    日本での感染例
    感染に関する研究
   症状
    症状
    症状の記述の例
    内部的な変化
    患者画像
   致死率
   変異
   検査・検出方法
    血液・咽頭拭い液・尿を使用した方法
    血清を使用した方法
4 危険度
   感染症法に基づく扱い(装備・消毒)
    分類
    患者への対応
    患者環境および観血的処置時の対策
    医療従事者への注意
    汚染物の消毒・滅菌
   バイオセーフティーレベル
   他国における扱い
5 予防・治療法
   予防ワクチン
   治療法
6 エボラ出血熱に関連した作品
   映画
   ドラマ
   マンガ
   小説(フィクション)
   ドキュメンタリー・ノンフィクション
   図鑑等
7 参考・関連リンク
   情報
   ニュース記事・事件概要
   研究・治療法関連記事
8 備考
   さいごに【是非お読みください】
   関連まとめ
   お知らせ(まとめの更新情報等)
9 連絡
   問い合わせ・意見(メール)

このまとめでは国連及び国連直轄機関である国境なき医師団の活躍を応援しています。

●情報の過多について
このまとめは、難しい部分の説明から専門的な内容まで、数多くの情報を記載しているため、4ページと大変膨大な情報量になっています。多くが字で気が遠くなりますが、最後まで見て頂ければ幸いです。
また、このまとめでは、分かりやすさを優先し、一部諄(くど)い説明が含まれます。ウイルスや「感染」の基本から噛み砕いて解説しますので、エボラ出血熱に詳しい方は面倒臭く感じるかもしれません。
さらに、大量の情報故に難しい表現や言葉が含まれている場合もあります。その時は個別に質問していただくか、検索などで調べて頂ければ幸いです。
このまとめでは、kawa086の独自研究や、独自研究の含まれた書籍等を参考にしています。そのため、公式発表にはないような記述も多いため、その点もご了承願います。

●本まとめの引用に関して
このまとめでは、非常に多くの参考文献及び参考サイトがあります。参考文献・参考サイトに関しては「参考・関連リンク」「エボラ出血熱に関連した作品」及びその項目に明示されている出典をご参照ください。また、このまとめの情報を引用する場合は、「参考・関連リンク」「エボラ出血熱に関連した作品」を全て記していただければ無難ですが、量が大変多いため、このまとめが出典であると記載して頂ければ大丈夫であると思われます。各項目の詳しい引用元に関してよく分からないことがあれば、個別で回答させていただきます。
尚、独自研究等が非常に多く存在します。「参考・関連リンク」「エボラ出血熱に関連した作品」のどれにも当てはまらないものは独自研究です。独自研究に関しては、事実と異なる部分が無いか等の確認は済んでいるので、大きな誤りはないと思われます。心配な方は、引用される際に一度確認してみることをお勧めいたします。

●呼称について
本まとめでは、呼称は以下のように準じています。
・「エボラ出血熱」及びその他一部…広く使われている呼称であるため
・「エボラ出血熱」以外のほとんど…主にWHO(世界保健機関)とWikipediaに準ずる
そのため、一部の方にとって聞き覚えの無い呼称が用いられている部分があります。

このまとめの「症状」項目(パソコン版で3ページ目~4ページ目)には、エボラ出血熱患者の患部画像や、少々グロテスクな記述が含まれます。苦手な方の閲覧は控えてください。

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kawa086さん

【質問等】kawa086naver@yahoo.co.jp



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