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過去の病気ではない!いまだ緊急事態の「結核」なぜ日本でなくならない?

結核は「過去の病気」だと思っていませんか?実はいまだに毎年2万人以上が新規患者として報告され、約2000人が死亡しています。罹患(りかん)率は先進国の中で高く、米国の4.5倍。日本の結核の状況は米国の1970年ごろの水準で、「結核中進国」です。なぜ日本では結核がなくならないのか?まとめました。

更新日: 2014年01月10日

mizu_tamaさん

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日本は「結核中進国」

毎年2万人以上が新規患者として報告され、約2000人が死亡している。

1999年に厚労省が出した『結核緊急事態宣言』は、いまだに取り消されていません。現在も決して注意を怠ってはいけない病気

結核発症の報道は絶えない(最近の事例)

医療現場が多いため、医師や看護師から患者への感染も懸念される。

佐賀市立富士大和温泉病院(木須達郎病院長)は9日、外来担当の50代の看護師が結核を発症したと発表した。

2014年1月

近畿大は2日、医学部付属病院(大阪府大阪狭山市)で消化器内科の30代の男性医師が肺結核を発症したと発表した。

2013年12月

そもそも結核とは?

結核とは「結核菌」を吸い込むことによって起こる感染症です。

結核菌が肺の内部で増えて、肺が腫れてしまいます。続いて肺が壊れていき、呼吸する力が低下します。

肺以外の臓器が冒されることもあり、腎臓、リンパ節、骨、脳など体のあらゆる部分に影響が及ぶことがあります(肺外結核)。

結核は感染症

空調換気の悪い狭い場所などは、結核菌の 飛沫 ひまつ が長く滞留するため、感染源になる人が目の前にいなくても、知らないうちに感染してしまう事例もあります。

結核菌は、人が「咳」をすることで空気中に撒き散らされ、空中でふわふわ浮いているのを他の人が吸い込むことによって感染します

さらにひどくなると、だるさや息切れ、血の混じった痰(たん)などが出始め、呼吸困難に陥って死に至ることもあります。

免疫力が弱っている人が、「結核菌」の増殖を抑えることができず、結核を発病してしまうのです。

なぜ結核はすたれないのか?

①高齢者の再発例が増加

第2次世界大戦前後、結核患者が多かった時代に感染したけど発症しなかった人が、今になって発症しているからだ。

感染してから2年くらいの内に発病することが多いとされており、発病者の60%くらいの方が1年以内に発病しています。

しかし一方、感染後の数年~数十年後に結核を発症することもあり、いつ発病するかわからないというのが実状です

免疫不全、あるいは老齢などにより 免疫力が低下すると、この結核菌に対する抵抗性が弱まり結核症の発症に至る

②若年患者の治療の不徹底とそれによる周囲の人々への感染

都市部では、若年層で新たに結核を発病する率が高くなっているのも特徴のひとつです。

若い世代は今まで結核菌にさらされることなく過ごしてきたため、他の世代よりも感染・発病の危険性が高いとされています。

偏食やダイエットなどの食生活の乱れがからだの抵抗力を低下させ、結核を発症しやすくなります。

③海外への渡航と外国人の入国の増加

国際化にともなってさまざまな国の人と接触する機会が多いことからも、感染者が増えると考えられます。

その脅威は先進国にも広がりつつあり、国際化が進む日本においても他人事ではありません。

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mizu_tamaさん

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