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"丁寧"のつもりが、"慇懃無礼な印象"に?!『させていただく症候群』

『させていただく症候群』。ビジネスシーンでは、よく耳にする『~させていただきます』。使っている本人は丁寧な印象を与えようとしていても、間違えた使い方をすると相手に慇懃無礼な印象を与えることも…敬語は難しいですね。

更新日: 2014年01月25日

mahalo_greenさん

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◆あなたは大丈夫?『させていただく症候群』

「お伺いさせていただく」「出張させていただく」など、仕事上のメールでよく目にする「させていただく」という表現。

「丁寧に!」って気を使うあまり、つい頻繁に使っちゃう。でも、実はこれって間違った敬語の使い方で、最近では「させていただく症候群」って呼ぶのだそう。

◆『~させていただきます』の連発にイラッとする人もいるみたい…

◆なぜ、使いすぎてしまうのか?

いつでも「させていただきます」と言ってしまうのは、「付けておけば失礼にならない」という意識が働くから。

若者は『させていただく』をつければ丁寧なのだと勘違いしてしまっている

◆文化庁の『敬語の指針』 : 「させていただく」の使い方について

基本的には、自分側が行うことを、

(1)相手側や第三者の許可を受けて行い、
(2)そのことで恩恵を自分が受けるという事実や気持ちのある場合

に使われる。

(1)(2)の条件を、どの程度満たすかによって 「発表させていただく」など 「…(さ)せていただく」を用いた表現には、適切な場合と、余り適切だとは言えない場合とがある。

◆正しい「させていただきます」の使い方

「させていただく」という言葉は「自分の行動に、相手の許可をもらう」ということと、「恩恵にあずかる」という気持ちを、同時にあらわす言葉です。

○ 今日は早退させていただきたいのですが。

「早退させていただきたい」は「早退したい。許可してもらえるとありがたい」という気持ちが込められている。

◆間違った「させていただきます」の使い方【文法として間違い】

× ご利用をお待ちさせていただきます。

文法的にまちがい。「お(ご)~させていただく」という敬語の用法はない。「お待ちしております」が正しい。

× 拝見させていただきました

〇 拝見しました

一見丁寧な敬語に思えますが、実はNG表現。「拝見する」というのは「見る」という言葉の謙譲語です。さらに「頂く」という言葉も謙譲語で、「二重敬語」となってしまうのです。

「拝見致します」も「拝見」という謙譲語に「する」の謙譲語である「致す」が付く「二重敬語」だと考えられています。

◆間違った「させていただきます」の使い方【過剰な丁寧さ】

× 来月退社させていただくことになりました。

〇 退社することになりました

「退社させていただく」も、「会社を辞めたいんです。慰留しないでください。お願いです。辞めさせてください」と直談判した末に退職を許されたのならともかく、辞めるという事実を謙虚に告げるだけなら、「させていただく」は要らない。

◆間違った「させていただきます」の使い方【慇懃無礼な印象】

気持ちがさほどないのに二重、三重に敬語を使うのは、かえって慇懃無礼な印象を与えることもある。

相手と場に応じた適切な敬語を使おう。

× 説明させていただきます

〇 説明致します

頼んでもいない状況で「説明させていただきます」と言われると、なんだか強引な印象になってしまうのです。

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