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海を渡る蝶「アサギマダラ」の謎の生態

2000kmもの長距離を移動をする蝶「アサギマダラ」この蝶はなぜ「渡り」をするのか?謎の多い蝶「アサギマダラ」の生態についてまとめてみました。

更新日: 2014年04月13日

rainshineさん

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アサギマダラ

チョウ目タテハチョウ科マダラチョウ亜科に分類されるチョウの1種。

成虫の前翅長は5 - 6 cmほど。翅の内側が白っぽく、黒い翅脈が走る。この白っぽい部分は厳密には半透明の水色で、鱗粉が少ない。和名にある「浅葱」とは青緑色の古称で、この部分の色に由来する。翅の外側は前翅は黒、後翅は褐色で、ここにも半透明水色の斑点が並ぶ。

アサギマダラは他の蝶に比べて生態の解明されていない部分が多い謎に包まれた蝶でもあります。

長距離を移動する

アサギマダラは「旅する蝶」として有名で、春から夏にかけて南から北へ移動し、秋になると南下するようだということです。

アサギマダラの不思議は、まず、渡り鳥のように季節によって長距離を移動する習性を持つことだ。しかも集団でそれを行う。何がこの「渡り現象」を誘引しているのかは研究でも特定されていないと聞く。

国境を越える唯一の蝶

定期的に国境と海を渡ることが標識調査で証明された蝶は、世界に1種しかいないという。

2000kmも移動する

2000年には台湾から日本へ、翌年には日本から台湾への移動例が見つかった。2002年には、本州から沖縄県の南大東島へ移動した4例の報告があった。台湾との間には島々が連なっているが、南大東島へは1000キロもの海を渡るほかない。2005~06年には、小笠原諸島の父島での再捕獲や、長野県から台東沖の島、蘭嶼まで2000キロを超す移動も確認されている。

2000キロの旅をする蝶ということですが、2日間で740キロもの海上移動することがあるのです。

海を渡る事に関するいくつかの疑問

天気を読む?

この蝶は、時期、空間、植物の状況に柔軟に対応して飛んでおり、台風を活用して移動したり、雨が降る前に一気に移動したりと気象を読む能力に優れている蝶です。

渡りの途中の栄養補給は?

アサギマダラの群れは、秋口(9月~10月)になると、南西方向に向かって「渡り」を始める。それまでは、ひたすら栄養補給をして脂肪を腹部に蓄える。

鳥に食べられないのか?

鳥などに捕食されることはほとんどない。それは体内に毒をもっているからである。毒と言っても誤って食べた鳥が嘔吐する程度で、人がさわっても問題はない。この毒は、幼虫の時に食べるガガイモ科のキジョランの葉や、成虫になって吸うキク科のヒヨドリバナの蜜に含まれるアルカロイドが体内に蓄積されたものとされている。

移動の謎は「マーキング」で調査されている

アサギマダラはどこからどこへ、どのようなルートで旅をするのかを解き明かす方法として、「マーキング調査」が始まった。蝶の翅に捕獲場所や月日、マーキングした人の名前を識別できる記号などを油性マーカーで書き込み、ふたたび放つ。それが誰かに再捕獲されると、アサギマダラの旅のルートが見えてくるのだ。

一体なぜ長距離を移動するのか?

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