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▼ 「パーソナルデータ」に関するYahoo!の見解に批判続出

政府の「パーソナルデータに関する検討会」事務局が示す「パーソナルデータ(個人に関する情報)に関する制度の見直し方針」について、Yahoo!が異議を唱える記者説明会を開きました(1月21日)。主に下記2記事で説明会の様子が伝えられましたが、批判が集まっています。

▼ どんな批判が集まっているんでしょうか?

以下、高木浩光先生のリツイートを中心に批判とその対象箇所をまとめています。

①『プライバシーフリーク』について
②Suica事例について
③危機感を煽る表現について
④「EU方式」「アメリカ方式」について
⑤ヤフーが公開しているアプリの「プライバシーポリシーの掲載状況」はアメリカ並みか?高木浩光先生の検証

① 『プライバシーフリーク』について

「プライバシーフリーク」は記事中に写真で引用されているパワーポイント資料の最後のやつに赤字で書かれています @fujisyu @HuffPostJapan

【プライバシー】 dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/19494… 【フリーク】 dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/19549… 個人情報を大切に思う人に対して 変なレッテルを貼ろうとしてるのは なんとなくわかった。

フリーク(英: Freak)とは、ある事柄に対して異常に心酔する者を指す。日本においては「マニア」と同義で用いられることも少なくない。ただし原義は上記の通り「奇形」であるため、英語圏などで「Freak」という言葉を用いると、日本で想像するよりも遙かに強烈な意味合いに取られる場合もある。

プライバシーにかかわるデータを緩く使わせろ、気持ち悪さには慣れろ、反対する連中は「フリーク」だっての、ふつうに喧嘩売ってるよねぇ

プライバシーフリークとかいう造語を使ってまでプライバシーデータを取り扱いたいという事業者がいる限り規制側に倒すに越したことはないな / “「日本がビッグデータ後進国になってもいいのか」ヤフーが警鐘を鳴らす理由” htn.to/mbyz5J #プライバシー

「プライバシーフリーク」みたいなレッテル張りして、好き勝手しようとするから、反感買って世界から出遅れるんじゃないの? / 「日本がビッグデータ後進国になってもいいのか」ヤフーが警鐘を鳴らす理由 huffingtonpost.jp/2014/01/21/big…

気持ち悪がられないようにしていくと言いながら慎重派をプライバシーフリークと気持ち悪がっているんだから、そりゃ気持ち悪がられるよ。

"プライバシーフリーク" という "レッテル" にもっとももにょるところって、「理論的に論破できないからレッテル貼って済ませてるところ」だろうなぁ。きっちり筋を通せば理解する人たちなのにね。

個人的な皮膚感覚で言うと、別所氏会見のトーンは、放置しておくと日本のビジネスの人々、とくにネットで顕名で何か言ってるわけではない層にすんなり浸透してしまい、「またプライバシーフリークか」という感じの対応が広がることが懸念されるのでなんとかしないと。

ビジネスを動かす側として「識別非特定情報」に問題意識を持てている層というのは、実際には極めて限られている印象があります。アンチプライバシーとかではなくて、単純に知らない、意識できないという人達が多い。「パーソナルデータに関する検討会」を聞いたこともないクラスタ。

「識別非特定情報」が関係するところというのは、現行の個人情報保護法での個人情報と比べると、極めて広範です。なので、組織として意識できる仕掛けがないところに関係してくる。多分、そういうところへの啓発を妨害するのに「プライバシーフリーク」という別所氏の命名は恐ろしく効く。

「プライバシーフリーク」という言い方が公然とされてしまうのは、人権の範疇として認識されていないということなのかな。「表現の自由フリーク」とか「生存権フリーク」とか「参政権フリーク」とか、もっと大くくりに「基本的人権フリーク」とか、言わないよねぇ。

あ、「平等権フリーク」とか「男女同権フリーク」とか言い出して炎上する人はいそうな気もするな。あるいは保守系論壇誌で書いて炎上しないとか。「プライバシーフリーク」はそういうのと同カテゴリの場所で使われるのかな。

自分が知る限り、プライバシー擁護派のことを英語では「privacy advocates」と呼ぶ。「privacy freak」という言葉をあえて使うということは別の意味を込めているんだろうなと受け取られても仕方ない気がする。

② Suica事例について

ネット大手のヤフーは、「“気持ち悪い”と拒否してしまえばビッグデータは使えなくなる。結局、日本のサービスは育たずアメリカのサービスを使うだけ。それでいいのか」(別所氏)と行き過ぎたプライバシー保護に強い警戒感を示す。

別所氏は、JR東が日立に提供したデータについて「個人が特定できないデータだったにも関わらず、ユーザーが気持ち悪さを訴えた」と指摘。「ビッグデータはまだ使い方が定まっておらず、いろいろな可能性を試みている段階。ユーザーが『気持ち悪い』と思うからといって利活用できなくすると、新たな使い道が分からないまま、使えなくなってしまう」と懸念する。

@senryoAIIT 突っ込みどころ満載ですな。現行法でも違法の疑いがあるSuica事例を気持ち悪いから中止になったとか、検討会でもさんざん議論されてる自主規制とか。こんなボケボケだからパーソナルデータ利活用規制の必要性が強まってくる。自業自得。

これ、Yahoo!は“Suica案件を単に気持ち悪いから反発があって中止”だと思ってるの? これに追従する人とか企業が出てくるんてしょ?日本、大丈夫…? 「日本がビッグデータ後進国になってもいいのか」ヤフーが警鐘を鳴らす理由 huff.to/1dS5GUi

③ 危機感を煽る表現について

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