1. まとめトップ
  2. IT・ガジェット

3Dプリンタで臓器を印刷?バイオプリンティングの技術が凄い

3Dプリンタが注目される中、臓器を作ることができる「3Dバイオプリンタ」が注目を集めています。国内外の様々な企業や大学で研究が進められています。

更新日: 2014年02月05日

223 お気に入り 234510 view
お気に入り追加

臓器の不足

医療の発展によって人類の平均寿命は年々伸びている中、臓器不足という大きな問題が顕在化しています。

臓器移植の希望患者数が多く、移植を受けられない患者が大勢います。

例えば腎臓にフォーカスしてみると、日本臓器移植ネットワークに登録している移植希望患者数は、全国で1万 2546人である中、毎年行われた腎移植は 200 例に満ちません。

移植を待っている患者は全世界では10万人に達するともいわれています。

移植を受けられる患者は2%にもならず、移植までの平均待機年数は約 16 年であり、非常に厳しい状況にあります。

平均待機年数が16年。

3Dプリンタで臓器を印刷する

臓器不足を解消するために、臓器を「作る」ことを考えつきました。そしてテクノロジーの進歩により、臓器を「印刷」することを実践したのです!

有名大学や企業の研究室、生体工学者など、現在約12の機関が「コンピュータ適応型生産(computerized adaptive manufacturing)」と呼ばれる人体組織複製の研究に取り組んでいる。

コーネル大学では、心臓弁や膝の軟骨、インプラント用の骨、ウェイク・フォレスト大学では腎臓の細胞をプリントしているほか、やけどや傷の治療で患部に皮膚組織を直接付着させられる携帯機器の開発に取り組むチームもある。

富山大学で「3Dバイオプリンタ」の開発に成功

富山大学工学部生命工学科の中村真人教授は、細胞を生きたままインクジェット技術で打ち出し、細胞組織を作り上げる「3Dバイオプリンター」の開発に成功した。

機械工学的に生きた細胞と生体を構成する材料を適切に配置して立体細胞組織構造体を作り上げるアプローチを始めた。

「インクドットのようにさまざまな種類の細胞を一個一個適切に配置構築することができたなら、何億もの細胞を配置することが十分できるのではないか」と考え、生きた細胞を直接打ち出して立体のものを作れる装置の開発に取り組み始めた。

「私たちの動脈や静脈などの血管は、内側の層に血管内皮細胞を持った多重チューブ構造をしています。そこでインクジェットの2色インクを使って、生きた細胞を配置した二重構造のゲルチューブを作製することに成功しました」

スコットランドの大学において3Dプリンタで臓器を印刷

スコットランドの大学の研究者たちが、3Dプリンターを用いて人間のES細胞を積み重ねて塊をつくることに成功した。

出典wired.jp

エディンバラのヘリオット・ワット大学の科学者たちが、実験室で、人間のES細胞を3Dプリントして立体的に積み重ねることに成功。

ES細胞は活動し続け、増殖して分化した細胞を形成することができた。

将来的には、特定の患者に合わせて人工臓器をつくることができるかもしれない。

Organovoの研究者が3Dプリンタで臓器を印刷

カリフォルニア州サンディエゴにある会社Organovoの研究者たちが、3Dプリンタを使って史上初めて人間の肝臓の小さなレプリカ製造に成功

多くの企業や大学で臓器の印刷が行われています。

厚さ0.5mm、幅4mmの小さな小さな肝臓ですが、普通サイズの肝臓とほぼ同じ機能を果たせます。

この研究がもっと進めば、いつか3Dプリントした肝臓を病気の人に移植できるようになる可能性がある

臓器の不足を改善することができます。

サンディエゴの企業オーガノボ(Organovo)と3Dバイオプリンター「ノボジェン」

1 2





メインは話題のニュースなどをまとめます。
ただ動物が好きなので動物系は話題でなくてもまとめることもあります。
ブログ
http://matomekata.com/



  • 話題の動画をまとめよう