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江戸しぐさで言う『聞き上手』になって人間関係を円滑に

戸閉め言葉、水かけ言葉、刺し言葉、手斧言葉に聞き上手。人口の多い江戸の町でお互いが気持ちよく暮らすために生まれた『江戸しぐさ』には、現代も使える"人付き合いのヒント"がいっぱいです。

更新日: 2014年02月07日

mahalo_greenさん

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◆江戸しぐさ

今からおよそ200年前、世界最大の都市といわれた江戸の町で、互いに気持ちよく暮らすために生まれた「江戸しぐさ」は、言葉遣いをとても大事にしていました。

江戸しぐさは生活哲学。その会話術も、今の時代に通用するものばかりです。

◆戸閉め言葉

「でも」「だって」「しかし」「べつに」「そうは言っても」

否定して、人の話を途中で遮ったり無視するような言葉で相手をシャットアウトしてしまうことから「戸閉め言葉」といいます。

人の話を最後まで聞かないことは失礼にあたり、謙虚さを大事にする江戸しぐさでは、自己中心的な人とみなされたそうです。

◆水かけ言葉

一生懸命(けんめい)、話をしているのに、「それがどうした?」と相手を冷めさせてしまう言葉を「水かけ言葉」と言いました。

言葉一つで、人のヤル気が数倍になる、あるいはなくなる、ということも江戸の人はこころえていたようです。

せっかくいい気分で話しているのに、「それがどうしたの」と言われるとサーッと気分が冷えてしまいます。

◆刺し言葉

「だから?」「はーっ?」「それがどうした」

会話を断ち切ってしまうような言い方で人の感情を逆なでしたり、とげとげしい言葉遣いのことで、「胸刺し言葉」ともいいます。

「あなたが悪い!」「どうせ他人」

反論の余地もないような断定的な言い方も「刺し言葉」とされ、その場の雰囲気だけではなく、人間関係もこわしかねません。

人の感情を逆なでし、話の腰を折るようなトゲのある言葉遣いは、江戸の町でも決して人に言ってはいけない言葉とされていた

◆手斧(ちょうな)言葉

「うるさい」「馬鹿野郎」「殴る」「殺す」

乱暴な言葉遣いを「手斧言葉」といい、言ってはならない言葉の凶器とされていました。

ただし、江戸の人たちは、そんな乱暴な返答をされるようなことを自分がしたから、そのつけがまわってきたんだと捉え、「手斧言葉」は言われたほうにも非があると考えていたそうです。

◆聞き上手

「ふーん」「それで?」「なぜ?」

会話がしやすくなる言葉を使って話を聞く人のことを「聞き上手」と言いました。

江戸しぐさで言う聞き上手

人前で足を組まない。腕組みをしない。相手の目をじっと見て体を乗り出すようにして聴く。勘所では相槌を打つ。多少知っている話でも「知っている」などとは言わない。

◆会話が弾む人は『聞き上手』

聞き上手になると、相手は存在を認められたと言う気持ちになり、信頼や共感の関係がうまれやすくなるといいます。

相手の話がある程度進むまでは、できる限り口を挟まない。話の腰を折らないように気を配るのが、基本。

口を挟まず、話を遮らずにきちんと聞いてくれると、話し手は気分良くなりますし、場も盛り上がります。何よりも「きちんと聞いてくれる人」には、好感を抱きます。

話から何かを学ぼうという気持ちで聞く

相手の話に集中することが自然とできるし、「自分は今、受け手である」ということを自覚することにも。実際、自分とは経験も考え方も違う人の話には学びがあるというものです。

◆『聞き上手』になるために、相づちは気持ちをこめて

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mahalo_greenさん



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