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他人と関わる事に興味がもてない...スキゾイド・パーソナリティー障害とは

社会的関係への関心のなさ、孤独を選ぶ傾向、そして感情的な平板さを特徴とするスキゾイド・パーソナリティー障害。身の回りへの興味・関心がないだけで、対人恐怖症や、社会問題になっているニートやひきこもりとも違うものです。

更新日: 2014年02月19日

comcommさん

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◆スキゾイド・パーソナリティ障害とは

「社会的に孤立していて対人接触を好まず、感情の表出が乏しく、何事にも興味関心がないように見える」という性格特徴を表す言葉

いつも孤立していて、他人に興味を示さず、喜びを共有せず、情緒的に冷たそうに見えるような場合につけられる診断名

数あるパーソナリティ障害の型の中でも、スキゾイドパーソナリティという型は、アスペルガー障害とよく似ているとされています。

◆スキゾイド・パーソナリティ障害の特徴

社会的関係への関心のなさ、孤独を選ぶ傾向、そして感情的な平板さを特徴とする。

特徴は、興味関心の少なさ、自己表現の少なさ、社会性の欠如、孤独を望む傾向、乏しい感情表現、こうしたものです。

性的な関心も乏しく、生涯独身の人も多い。名望や金銭に対する欲もあまりなく、世捨て人や自然の中で生きる生き方に憧れます。

家族を含めて、親密な関係をもちたいとは思わない。あるいはそれを楽しく感じない。

気持ちが常に自分の内側に向いていて、読書をし、自然を好み、宇宙に関心を持ち、社会的活躍よりも内面的な充実に生きがいを感じやすい人格で、ごく身近な少数の人を友とします。

◆4つ以上当てはまればスキゾイドと判定するそう

1.家族を含めて人と親密な関係を持つことを楽しいと思わず,親しい関係を持ちたいと思わない。

2.ほとんどいつも孤立した行動をとる。

3.他人と性体験を持つことにほとんど興味がない。

4.趣味のような喜びを感じる活動にあまり関心がない。

5.親,兄弟姉妹以外に親しい人や信頼できる人がいない。

6.他人の賞賛にも批判にも無関心に見える。

7.よそよそしく冷淡である,感情が平板化しており情緒性がない。

◆考えられる原因

少年から青年へと成長する過程の中で、自分の意見を周囲に受け入れてもらえなかったり、親の否定的な過干渉によって感情表現することを諦めた結果

パーソナリティ障害になりやすい脳本体の傾向(論理的思考と感情のコントロールがともに弱い)をもって生まれてくる可能性

「環境」にまつわる要因としては、幼児期の虐待や、母親との愛情関係がうまく築けなかったことが関係しています。

◆接し方と治療法

人とうまくかかわれないことに対する劣等感や自己否定感を軽減させ、自己肯定感や自信をもたせることも大切です。

心理カウンセリングを通して、患者さん本人が自分の特異な性質を理解し受け入れること、次に周囲にもその性質を個性として理解してもらう工夫をすることがもっとも有用な治療法

個人精神療法は、必ずしも必要ではありませんが、本人に自分の問題と向き合う覚悟があり、受けたいという意向が強ければ、非常に有効な治療法です。

個人精神療法では、面接を通じて心の内面に目を向けます。

最近の研究では、パーソナリティ障害の特徴の多くは、年齢とともに徐々に軽快することが明らかにされています。また、治療によって回復が早くなると考えられるようになっています。

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