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世界はもっとカラフルだった!?「4色型色覚」とは

多くの人は「3色型色覚」で色を識別していますが、色覚は他にもタイプがあります。普通の人より色が多く見える「4色型色覚」について、また色覚の多様性についてまとめます。

更新日: 2015年03月04日

midori0202さん

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色を見ることは光を見ること

「色」は「光の色」だと言えます。光の色は、「光の三原色」と呼ばれる、赤、緑、青の組み合わせで作ることができます。

光でないものの色はどうして見えるでしょうか。
実はものが光を反射した色が見えているのです。

目の奥にある網膜には、光を感じる2種類の細胞があります。

「桿体細胞」と「錐体細胞」。
色の見え方はこの錐体の仕組みによって変わり、それが「色覚」となる。

人の大半は「3色型色覚」

世の中には「4色型色覚」を持つ人がいる

出典ameblo.jp

月がこんな風に見えるらしい。

3色型の人は赤青緑の混色で識別。
4色型の人は赤青緑の混色+紫外線反射量で識別するとされている。
青色の外にある紫外線(UV)に反応できることが、3色型と4色型の大きな差。

3色型色覚の持ち主にはほぼ同じ色に見える2つの物体でも、紫外線の反射量が異なっていれば、4色型色覚の持ち主には全く違う色に見えます。

3色型の目で反応できる光の波長の限界を超えて、4色型の目は光の波長を捉える事が出来る。

単純に見える色が1色追加されるというだけではなく、あらゆる色に「紫外線の量」というもうひとつの原色の要素が加わり、見え方が変わってくる

左が3色型の人が見た蝶。
右が紫外線が見える昆虫の見え方と考えられる蝶。
4色型の人も昆虫に近い色が見えていると考えられる。

太陽光と電球は光の種類が違うので、同じリンゴが屋外にある場合と、室内にある場合では本当は少し違った色に見えるはずです。しかし私たちには、どちらの場合のリンゴもほとんど同じ色に見えます。

この違いが分かるのが4色型。

4色型色覚を持つ人は、女性のみで、男性はいないという。
なぜか?遺伝子の両方のXXの変形によって黄色錐体ができるからだ。

もともと女性と比べると、男性は黄色の感度が鈍く、青の感度が高い

世界の女性の2~3%は4色型色覚であると発表されている。だが別の研究によれば女性で50%、男性で8%もの人々が4色の光色素を持つだろうという。

ヒトにおける4色型色覚の実態は解明されていないし、統計をとるのは難しい。色覚テストでパーフェクトであっても4色型色覚と判断はできない、また、4色型色覚でないとも判断できない。3色型色覚の人の中でも感度の差はある。

人は光の一部を見ているに過ぎない

光の波長とかプリズムとか屈折率とか学校で習いましたねー。

可視光線より波長が短くなっても長くなっても、ヒトの目には見ることができなくなる。

可視光線より波長の短いものが紫外線、長いものが赤外線。
(4色型の人はヒト基準では”不可視光線”とされていた紫外線も見えている。)

各波長の可視光線の色は、日本語では波長の短い側から順に、紫、青紫、青、青緑、緑、黄緑、黄、黄赤(橙)、赤で、俗に七色といわれるが、これは連続的な移り変わりであり、文化によって分類の仕方は異なる。

太陽光の多くを占める波長域が可視光線の域だったからこそ、人間の目がこの領域の光を捉えるように進化したと考えられる(長短 端の方が切り捨てられちゃったんですね)。

哺乳類の祖先は4色型色覚だった

爬虫類や鳥類などは、4色型色覚をもつと考えられている。
(中略)
波長300~330ナノメートルの紫外線光を感知できる錐体網膜細胞を持つ。

現在の爬虫類は3色型や2色型、または色覚を持たないものもある。
カラスが賢い理由のひとつは知能だけでなく、視覚・色覚の感度が良く、見分けが優れているからだとも言われる。
中生代の哺乳類は夜に活動していため、明るさを捉える「桿体」が発達し、色を捉える「錐体」の種類が減ったと言われている(祖先が昼に活動していたら人の多くは4色型だったかも?)。

色の見え方には、かなり個人差がある

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