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推論の基本「演繹法」と「帰納法」を使い分けて考える力を身につけよう

論理的に推論するための方法、「演繹法」と「帰納法」の違いを知って思考力を身につけましょう

更新日: 2015年10月27日

iroha810さん

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推論には二通りの方法がある

推論のための論理は、実は2通りの方法に集約されます。演繹法と帰納法です。

我々の思考は、細分化すると帰納と演繹で説明することができる

演繹法とは

演繹法は、「××だから、○○である」という論理を数珠つなぎにしていき、結論を引き出す方法です。

演繹法とは、一般論やルールに観察事項を加えて、必然的な結論を導く思考方法のことです。三段論法とも言われます。

「演繹法」は,ルール(大前提)から結論を導き出す思考の経路

日本は高齢化が進んでいる→だが高齢者向けの施設は少ない→高齢者向けの施設を建設すればお客さんが集まる、といった流れ

野菜は栄養がある。にんじんは野菜だ。だから、にんじんは栄養がある。

演繹法の欠点は、正しくない、あるいは使用するのが適切ではない前提を用いてしまうことがあること

帰納法とは

帰納法は、多くの観察事項(事実)から類似点をまとめ上げることで、結論を引き出すという論法です。

帰納法では「納得感」が大事です。観察事項が適切でなかったり、少ない観察事項からむりやり結論を引き出そうとすると、「納得感に欠けてしまう」ことがあります。

帰納法ではこんな流れになる。Aさんが死んだ→Bさんが死んだ→Cさんが死んだ→共通項は死だ→人は皆死ぬ。

例えば、「A社は新製品が出ていない」「A社の従業員が多くやめている」「A社から支払いの先延ばしがあった」といういくつかの事実から、「A社は経営難に陥っている」という結論を引き出すというもの

例えば、「毎日いつ見ても、日は上り、沈んでいく」という現実から、「太陽は毎日上り沈むことを繰り返す」という理論を唱えるのが帰納

カラスしか見たことが無い人が「鳥はみんな黒い!」という理論を唱えても、白鳥を見せられたらその理論があっけなく崩れ去るように、現実におきている事象というものを正確かつ全て把握するのは困難なので、理論は頻繁に再構築する必要があります。

帰納法の欠点は、全事例を網羅するか、それと同等の論理証明をしない限り、帰納した結論(帰結)は必ずしも確実な真理ではなく、ある程度の確率を持ったものに過ぎないこと

二つを比較すると・・・

演繹法がアイディアだとすると、帰納法は調査やマーケティングにあたります。企画からすれば「ひらめく演繹」と「まとめる帰納」

演繹法は式を次々に繋げていって推論を重ねていく手法なので、「数学の考え方」に近いといえましょう。

帰納法の、観察事項(事実)を積み重ねて結論を出すところは、「理科の実験」的な考え方といえそうです。

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iroha810さん

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