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国際裁判で敗訴しても、日本が捕鯨を進めるのはなぜ?

以前より問題になっていた日本の捕鯨について、国際裁判所により敗訴の判決が言い渡された。それにしてもなぜ敗訴を受けても尚、日本は捕鯨を続けたいのだろう?

更新日: 2014年04月03日

プーんさん

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日本の調査捕鯨に違法の判決が下された

条約で認められている科学的な調査には該当しないとの判断が下った

日本の調査捕鯨が違法かどうかをオーストラリアと争った裁判で、国際司法裁判所は日本完敗の判決を言い渡した

オーストラリア政府は2010年、日本が国際捕鯨取締条約に違反し、科学調査と称して商業的な捕鯨活動を行っていると主張した

年間、数百頭に及ぶ捕鯨の実態は商業的な目的だと、訴えを起こしたもの

日本側は、捕獲する頭数は調査のために必要なもので、鯨肉の販売は条約で認められていると反論していた

大きな枠組みでみれば調査捕鯨であるが、計画や実施方法が目的の達成に妥当ではないと判断されてしまった

調査捕鯨の敗訴を受けて、安倍首相は責任者を厳しく叱責した

安倍総理は「非常に残念で深く失望しているが、判決には従う」と述べた上で、鶴岡氏を厳しく叱責したそう

この敗訴を受け、楽天は鯨肉の販売を全面禁止へ

楽天で「鯨肉」と検索すると、2500件近くヒットする

ロンドンの非政府組織は楽天のウェブサイトが、鯨肉製品が売買される世界最大の市場になっていると発表

楽天は国際裁判所の判決を受けて、「楽天市場」の出店店舗に鯨肉やイルカの肉の販売を全面的に禁止する通達を出した

4月30日までに該当商品を全ての出店ページから削除するよう求めた

禁止したのは鯨やイルカの部位を用いた製品で肉だけでなく皮や脂、骨などのを使った加工品も含まれている

「日本の鯨の食文化が衰退してしまう」との声も…

これまで通りの調査捕鯨ができなくなる可能性もあり、捕鯨が行われている地域から「鯨文化が衰退する」との声が相次いだ

江戸末期、葛飾北斎によって描かれた捕鯨の様子

古くは古事記にも捕鯨について記述されている

【捕鯨発祥の地、太地町】
「捕鯨できる数が減ると鯨の肉を食べる人が減り、鯨の食文化が先細りしてしまう」と懸念を示した

【調査捕鯨を続けてきた石巻市】
「心外というか意外というか…。とにかく納得がいかない」と困惑しきった様子で語った

【関東で唯一の捕鯨が行われる千葉の和田漁港】
和田町漁協の関係者は「町への直接の影響はないと思う」としながらも、「日本全体の鯨文化が衰退してしまわないか心配だ」と危ぶむ

敗訴しても尚、なぜ日本は捕鯨を進めたいのか?

商業捕鯨をしているノルウェーなどと比べても日本の捕鯨頭数は多い

調査捕鯨とは、クジラの生息数や生態などを科学的に調査するため行っている南極海や北西太平洋での捕鯨のこと

鯨類の持続的利用は世界の多くの国が支持する考え方であり、反捕鯨は世界の世論では決してありません

適切な資源管理の下、豊富な資源量を有する鯨種・系群について持続的に利用することは、元来認められていることだと水産庁は主張している

クジラを獲り食べることは、そのような食習慣を有する地域の人々にとってかけがえのない文化なのです

しかし、本当の目的は商業利用…?

調査捕鯨を始めるきっかけになったは1982年に開かれた国際捕鯨委員会の決議で商業捕鯨が一時停止されたため

それまでは商業を目的にした捕鯨活動をしていた

漁業関係者の中には、調査捕鯨はタテマエと主張する人もおり、実質的には商業捕鯨に近い存在といってもよいかもしれない

今回の裁判ではこの部分を突かれてしまったと解釈することもできる

調査で捕った鯨の肉が日本市場で売られています。本当の目的は鯨肉などを売ることで、調査は名目なのでは…?

調査副産物を可能な限り有効利用することは条約上の義務で、調査で使った残りの部分を可能な限り利用し、販売することは、ICRWが条約本文で命じていることとしているが、果たして…?

林農林水産大臣は判決を受けて「鯨類は重要な食料資源だ」と述べ、政府内で今後の調査捕鯨の在り方を検討する考えを示した

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プーんさん

ゆるキャラあつい。にしこくんのファンですがバリィアタックもくらいたいです。どうぞよろしく。



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