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ウクライナ東部都市で米国ブラックウォーターの傭兵部隊が目撃されたと報じられる

ロシア大使はすでに300人規模の傭兵部隊がキエフ入りしたと述べていたが、ドネツク市内で、Academi(旧称Blackwater)という傭兵会社の部隊が目撃されたと報じられている。

更新日: 2015年10月09日

palezioさん

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ウクライナ東部が焦臭くなりつつあるとき、米国の傭兵会社の部隊が目撃された

ウクライナ東部都市で、正体不明の武装部隊が目撃された

ロシア大使はすでに300人規模の傭兵部隊がキエフ入りしたと述べていたが、ドネツク市内で、Academi(旧称Blackwater)という傭兵会社の部隊が目撃されたと報じられている。

ブラックウォーターという米国の軍事企業

実は結構有名な民間軍事会社

1997年にアメリカ海軍特殊部隊SEALsを退役したエリック・プリンスにより、ブラックウォーターUSAとして創設された民間軍事会社である。訓練を受けた自社要員と、ヘリコプターなど航空機を含む装備を有し、戦闘への参加、戦地での護衛、治安維持活動、危険地域での輸送、後方支援、軍事コンサルティング等を提供する。

ブラックウォーターは、アメリカ政府の国務省が契約する中でも最大の民間軍事会社

ブラックウォーターは、アメリカ政府の国務省が契約するコントラクターの中でも最大の会社であり、特にイラク戦争におけるアメリカ軍正規兵の慢性的不足により傭兵の需要が増したことから、急成長を遂げた。同社サイトでは年4万人以上の社員を訓練していると発表している

ウクライナ東部ドネツクにて、アメリカ風の戦闘服に身を包んで英語を喋り、AK74と見られる自動小銃で武装した部隊が150人~300人規模で現れた。

モンサントの軍事部門となっている

2010年。ブラックウォーターは、モンサント社に買収された。モンサント社 は、アメリカのミズーリ州 クレーブクールに本社を持つ多国籍バイオ化学メーカーである。


その後、アラブ首長国連邦に「リフレックス・レポンセズ(通称R2社)」という新会社を立ち上げる。コロンビア人及び南アフリカ人傭兵などから成る800人の部隊を構成し、暴動鎮圧やテロ対策といった業務を請け負っている。

トルコ・シリアの国境において自由シリア軍などといった反アサド派勢力に対して軍事訓練サービスを行なっている。

米国政府の発言

米国がウクライナ軍を支援するため、防弾服や暗視ゴーグルといった軍事品の提供を検討しているかと問われ、カーニー報道官は発表事項にはないとコメントした上で、武器を含む殺傷能力を持つ軍事品の支援については「今のところは検討していない」と続けた。

カーニー報道官はこのように述べ、米国製軍事品の投入を否定も肯定もしなかった。

オランダ外務大臣の発言

「外形が馬に見えるうえ、走り方も馬と似ているならば、普通に考えればそれは馬だ。」・・・オランダ外相が、ウクライナ東部の武装勢力がロシア軍特殊部隊ではないかとの憶測について。

ロシア政府の見解

ロシア側はこうした動きについて、「ドネツクを含むウクライナ南東部に、非合法武装組織『右派セクター』の戦闘員や、ウクライナの内務省軍および国家親衛隊の部隊が集結している」と述べた上で、「特殊部隊『ソーコル』の制服に着替えた民間軍事組織『Greystone』に所属する約150人」もこの作戦に加わっているとして、彼らがウクライナ一般市民の権利、自由、生命、そして国家の安定にとって脅威を生み出していると非難している。

ちなみにGreystoneはブラックウォーター系列の民間軍事会社だ。

米国内での非難も

正規軍ではないいわば商業的な部隊の存在は、しばしば批判される。とくに、武器の横流しや目に付いた民間人を無差別に撃って遊ぶ「実弾演習」の噂などから、民間軍事会社の犯罪をアメリカ国内法の管轄下におく法案が下院で可決されているが、ホワイトハウスは反発している。

2007年9月、バグダッドにおいてブラックウォーターの社員がイラク人17人を射殺する事件が発生し、当初ブラックウォーター側は正当性を主張したが、アメリカ政府は、少なくとも14人の射殺には正当性が認められないと判断した。一方で、アメリカ政府はブラックウォーター社との再契約を「問題ない」とし、その契約を継続している。

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