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上半身だけシマウマ!? 絶滅した幻の動物「クアッガ」が蘇ろうとしている

乱獲のため野生では1861年に絶滅、飼育下でも1883年に絶滅した幻のシマウマ「クアッガ」。人間によって絶滅させられたこの動物を、その人間たちが蘇らせようとしています。

更新日: 2014年09月06日

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絶滅した幻のシマウマ

かつてアフリカに生息した体高135センチ程度の小型の馬。

クアッガとは、ウマ目(奇蹄目)ウマ科ウマ属に属する、サバンナシマウマの亜種

南部アフリカの草原地帯に生息していたが、すでに絶滅した

クアッガの体は茶色っぽい色をしていて腹部や脚は白く、上半身にはシマウマのような黒い縞が入っていました

ウマ系統なのかシマウマ系統なのか議論がありましたが、DNA判定によりサバンナシマウマが近縁の種類であることが判明しています。

クアッガの名前の由来は南アフリカの先住民コイ族の呼び名からきており、「クアッハ、クアッハ」という独特な鳴き声からつけられました

かつて南アの草原には群れをなしたクアッガが駆け回っていた。しかし入植した白人が狩猟で乱獲、1883年に最後の一頭がオランダの動物園で死んだ

絶滅の理由も人災すぎて悲しい…

▷ 南アフリカの博物館にあるクアッガの子供の剥製。

肉は食糧に、皮は靴・袋などに加工されるために大量に殺された

アフリカに入植した白人たちによる乱獲が絶滅の原因とされています。

同時にアフリカ人たちも、容赦ない狩りを行った。というのも、この野生の動物はしばしば、彼らの家畜と同じ草を食べていたからだ

現地人であるボーア人たちもクアッガを殺戮、1811年には1万5000頭もいた野生のクアッガは1861年に絶滅したと言われています。

野生の最後のクアッガは1861年に射殺された

ヨーロッパ各地の動物園に運ばれていたものがその後も生きていたが、飼育下で絶滅回避を図るには数が少なすぎた。この時、雄雌両方のクアッガがいたが雄のクアッガが暴れたことで薬殺処分されてしまったことで絶滅が決定的となった

クアッガの最後の1頭は1883年8月12日までの16年間を、その動物園で過ごした。最後の日も特に目立った騒ぎになることはなく、このニュースが博物学者や動物学者たちを大きく混乱させることもなかった。誰も、この個体がその種の最後の1頭だったことを知らなかったのだ

オランダ・アムステルダムの動物園にいた1頭が、最後の個体でした…。

クアッガの標本は現在ヨーロッパの博物館に剥製が17体。南アフリカの博物館に子供の剥製が1体残っている

実はそんなクアッガが、既に蘇りつつある!

▷ 「クアッガ・プロジェクト」により蘇りつつあるクアッガ。

クアッガに近縁なシマウマを集めて交配することで復活させようという「クアッガブリーディングプロジェクト」

1986年に提唱されたこのプロジェクトは、南アフリカ共和国のケープタウンに事務局が置かれており、カルー国立公園やエランズバーグの農場などにて繁殖を試みています。

絶滅させた人間によって復活させようというプロジェクト

人間が絶滅させ、その動物を再び人間によって復活させようという…人間はどこまでも罪深い…。

クアッガの遺伝子がサバンナシマウマに残っているなら、4世代ほど交配が進めばクアッガの特徴を持つ動物が生み出せると考えた

クアッガに似た特徴を持つサバンナシマウマを何世代にも渡って交配していき、限りなくクアッガに近い動物を生み出そうと計画。

2005年には良く似た縞模様の個体が誕生している

「自然の操作だ」「絶滅寸前の動物を救うべきだ」「実物のはく製に比べ体の色が白い」「外見だけでは本当の復活と言えない」等々、批判にもさらされていますが、プロジェクトチームの努力が実を結んでいるとの事。

チームの目標は、外見はクアッガと変わらない「ラウ・クアッガ」の群れを10年以内に国立公園など一定の自然環境に放つこと

このプロジェクトによって “復活” したクアッガは、絶滅したものと区別するため「ラウ・クアッガ」と呼ばれています。

みんなの声

クアッガっていう生き物がいて19世紀に絶滅したんだけど実はクアッガはシマウマと完全な別種ではないことがわかってかなりクアッガに近いシマウマ同士を交配していくとわりとクアッガ感のあるシマウマが生まれてきてるっていうプロジェクトらしい ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF…

クアッガ、、このビジュアルはカッコいい。。実物見てみたいけども。 wired.jp/2014/08/24/qua…

交配を重ねてクアッガそっくりになったところで、それは『クアッガにそっくりの模様のシマウマ』でしかない。1度滅んだものは戻らない。でもジュゴンはまだギリギリ間に合うかもしれない。滅んだものを復活させるより、これ以上滅ぼさないための研究をすべきと思う。

小学生の頃は絶滅動物に関する本が好きだった。でも読んだら悲しくなる。科学が発達しても絶滅した動物を甦らせることには成功していない。クアッガによく似た模様のシマウマを復活させている例はあるけど。

クアッガをもっと知るための動画

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